まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

今日、用のある人は・・・

2021-10-19 | 暮らし
もう何年も前のこと高校の同窓会で、1回生の方がスピーチをした。
「毎日が日曜日になると、今日、用のある人は教養のある人・・・・」と、言っておられて、つまらんダジャレと聞き流していた。
しかし、覚えているということは、聞き流さなかったということだ。
今、そういう年になって、日々やることがあるということはありがたいのだと思う。何年も時を経て納得した。
父の病院へも行かなくてよくなり、母の世話もしなくてよくなると、自分の時間が増えて、ぼや~っとしてしまうのではないかと危惧していたが。

芸能人なら聞かれるだろう。「オフの日は何をなさっていますか?」
小百合なので答えなくてはならない。

朝から畑の草刈りをした。小百合に草刈り機は似合わないが。
婆さまから弓道の審査が終わったら草刈りをしてほしいと頼まれていた。
別に何分とかからないので、いつでもするよと言ったが、
「草刈りをしたせいで中たらなくなったら困る」と言われた。
草を刈らなくても中りは来ないのだが、耳が遠いので、それ以上の会話は止めて草刈りも保留にしていた。
コスモスが木のように太くなっていた。
わたしの背丈より高い。コスモスジャングルだ。



畑周りの草やショウブも全部刈った。草刈り機の威力は大したものだ。
ものの20分で完了した。
その後、JAへ玉ねぎの肥料を買いに行く。
午後は、今週日曜に講演会があるのでリモートのテストをする。
職場の上長とやりとり。
zoomをつなげる時にIDとか入れずにアドレスをクリックするだけで良いようにしたのをテストした。
講演者は作家で女性史研究家の門玲子さん。
昨年、深田久弥のことを書いた『玉まつり』という本を出版された方である。

その後、18時から体育協会の常任理事会があるので、買い物と夕食の支度を早めにする。
ところが、会議の添付資料の新規の「定款」を読んでいないことに気づいた。審査のことばかりでうっちゃっていたのだ。
分からないところに印をつけて完了。

おや?オンというのは仕事で、オフが自分の時間となると、これはオンの一日。
もしや、これから先は会社へ行かなければ、全部オフの日となり、自分が予定を作ってオン、オフを切り替えることになるのだ。

毎日、ご飯を作り、掃除洗濯をしている主婦は、ずっとオンではないか。
女性が長生きするのは、今日、用のある人…毎日オンの人。

小百合は思った。
オフの日が欲しい!と、思える毎日に感謝。





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