「第69回全日本弓道遠的選手権大会」が、金沢市のいしかわ総合スポーツセンター特設射場で行われた。
公開練習があった日は、開会式も行われ、セレモニーでは選手と役員及び観客席の皆さんに、加賀鳶はしご登りと、加賀獅子舞が披露された。
獅子に頭を噛んでもらっている選手たち。「健闘できますように」
さて、18日の設営から、開会式、予選の日、決勝と、金沢のホテルから会場通いをした。
3泊4日で、朝は6時半には食事して、6時45分に出発した。18日は、ホテルの部屋に戻ったのは8時半すぎて、みんなと夕食を食べたのは9時過ぎていた。
21日の午後に片づけをして帰ったが、高速の途中で眠くなって、60㎞にスピードが落ちてようやく家に着いたときには、荷ほどきも出来ないくらい疲れていた。
日々、役員朝礼の時に、昨日は15,000歩だった。20,000歩になったと、歩数自慢をしあうくらいみんな広い館内を歩き回った。山登りと違って、立ったままだったりすると、かえって膝にくる。また、競技の運行が遅れないように、トラブルがないようにと祈りながらの4日間をなんとか終えることが出来て、家で久しぶりに味噌汁を作った時に、ほっとした。
食後に、メールの確認をしたら、パソコンの横でテーブルに頭がついたまま寝ていた。
いろいろ反省や、思うことはあるが、先日の国体と、今回の全国大会での体験を今後活かすことはないと思う。わたしが生きている間は、全国レベルの大会の世話をする機会はもうなかろうと思うからだ。なので、とにかくみんなに助けられて、やり終えたことに感謝するのみだった。
全く、夏合宿式です。
一日中、立ったままで、歩いて歩いて、
山で鍛えたおかげで、なんとか持ちこたえたんだと思う・・。
それでも、達成感は山と同様にあります。
そして、仲間との思い出も。
これは、大きな山だったのかも。