まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

バーニャカウダを作る

2022-02-04 | 料理
ちまたでは、カタカナ料理がおしゃれっぽく聞こえ、ミーハーなわたしはそれを食べて、作ってみることにした。

子供の給食の献立表に「ポークピカタ」「ムニエル」「マリネ」「~ソテー」と、書いてあったのは、30年も前のこと。

レストランで当たり前に「アヒージョ」「アクアパッツァ」「カルパッチョ」「ボロネーゼ」「キッシュ」・・
ところが、「バーニャカウダ」を知らなかった。
友達と注文してみて、「なあんだ温たれ付き野菜じゃん。」と、思った。
しかし、これが癖になる旨さだ。
早速、家でも作ってみることにした。
ソースはアンチョビ缶とにんにくひとつ。
にんにくは牛乳で煮て、煮汁を捨て再度煮て、オリブオイルにアンチョビと共に煮る。
アンチョビとにんにくの味は、蟹みそみたいなかんじがする。
温野菜に、熱々のソースは冬には嬉しい一品。
しかし、皿の上に置くと、たちまち冷めてしまう。



ソースは瓶詰にして日持ちするので、別の日にワインのお供を作る。
ちょうど卓上の炭焼き七輪みたいのがあった。
いつか殿とゆっくりミニ鍋とか、旅館の朝食みたいに固形燃料で干しカレイを食べようと思っていたが、叶わずお蔵入りになっていた。
これこれ、思い出して引っ張り出して、それでソースを温めて・・・。
ところが、思いのほか固形燃料の火力が強い。


載せたり、下ろしたり忙しいのである。落ち着かない。



和風の名前の料理をゆっくり食べたいものだ。
それも、誰かが作ってくれて、誰かがお酌をしてくれて。
外国語の名前がおしゃれとは限らないのである。

そういえば、金沢に立派な図書館が出来た。
石川県立図書館についた名前は『百万石ビブリオバウム』
イタリア語とドイツ語をミックスしたのだという。
名付けた方には申し訳ないが、聞いた瞬間「腸炎ビブリオ」が、頭に浮かんだ。
あくまでも私の主観なので、ごめんあそばせ。

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2 コメント

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Unknown (Yちゃん)
2022-02-05 13:11:27
小百合さん,あなたが作るお料理は、今時の若者風に言うと、なんて「おっされ〜〜〜」なの。 
確かに最近のお料理はカタカナが多い。それを作ってみようというあなたは偉い!
それにしても上げ膳据え膳の生活に憧れるよねぇ〜〜。
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コロナが過ぎたら (まこ)
2022-02-05 15:14:03
Yちゃん

是非とも、上げ膳据え膳を、コロナが終わったら実現させましょう。
ひとり飯はわびしい。
食事は家族や仲間とわいわいと食べるもの。
それが出来ない今は辛いなあ。
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