登るとき気付かなかった。「熊・猪・蜂 出没注意!!」
下山してから気付いた看板。いや、気付いていたのに気づかないふりをしていたのかも。
気付いても、だからと言って登山を中止するわけではない。同じように、「落石注意!」とあっても、通行を止めるわけではない。ただ、そこで事故が起きても自己責任であるという事を心してかからなくてはならない。
同じように、絶対大丈夫な原発と言われても、みんな信じていない。それでも、容認している。見て見ぬふりだ。かと言って、ある程度楽観視していないと生きていけない。
精神的に不安定になる人は、真面目で真剣に自身を見つめているのではないか。わたしのようにいい加減な者は、自分がいつか死ぬのだという事も棚上げにして楽しもうとしている。ほんの少し前は、思い悩んでいたはずなのに気付かないふりをしている。
2人にひとりは癌になり、3人にひとりは癌で死亡するというのに、自分が癌になるとは思っていなかった。認知症も自分の親はならないと勝手に思っているが、ひとり暮らしの母が高齢になれば時々はっとする出来事に遭う。そう書きながら、自分は認知症になるとは思っていない。
さて、山の危険を考えた時、もっと怖いのが地図(地形図)、コンパスなどを持たないで、自分は遭難しないと思いこんでいる人の多いこと。看板は「道迷い注意」「地図・磁石を持っていますか?」の方がいいと思います。もちろん、地図・磁石は持っていても使い方が分からなければ意味がないことです。
変なコメントですみません。
そうなんです。自分は遭難などしないと思っていますが、
自分のいる位置が分からなければ、地図やコンパスがあっても駄目ですね。
何事も、基本が大事です。
ただ、登山ではなく、登山道のしっかりした所を道しるべに沿って歩くハイキングの域から外れないようにしています。
道なき道をいったり、天候の悪い時に登ったりはしないことが良いですね。
人が多く行き来するところが良いです。