市役所から12月の誕生日を迎える私に、誕生祝いではなく、「介護保険証」が、届いた。
母や姑が持っているピンクの保険証は、自分には関係ないものと思っていた。
そうだったのかと改めて高齢者になったことを自覚した。
じわじわと年を重ね、知らず知らずに高齢者の仲間入りとなっていた。
コロナワクチンの投与のガイドラインが出た時に、高齢者65歳以上は最後というのをTVでやっていた。
前に読んだ「サリエルの命題」でも、ワクチン投与のガイドラインが小説の中にあって、自分が高齢者でないと思っていたので、今は不思議な気分だが、このガイドラインには賛成する。
医療従事者、働き盛り、高齢者・・・しかし、高齢者は65歳から100歳まで同じ扱いなのか?後期高齢者というのがあったっけ。
若い時は、自分が高齢者になることを想像できなかった。
都合の悪いことや、嫌なことは後回しにしたいし、受け入れにくいものだ。
イチョウの木をアップし忘れ、蜜柑が生り、師走の時を迎える。
道場では先輩に「いよいよ仲間入りやな。おめでとう・・」と言われ、
後輩に「郷ひろみと同世代ですか?」と、訊かれ、そうですよ~と、言うと
「え~~~」と、驚かれた。郷ひろみが若く見えるのだな。
仕方がない、芸能界の人と一般庶民のおばばとは違うからね。
蜜柑もできるだけ木に生っていたいだろう。
もぎとられて、ひからびていくのは嫌だろうな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます