まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

新発田市弓道大会60周年

2008-05-01 | 弓道
新発田市とは姉妹都市だ。(何故か、兄弟都市ではない)
平成5年から弓道協会の交流が続いている。
3月に加賀の大会へ9名の方がいらしたので、今回は60周年ということで、
我らが先輩先生方と6名で申し込んだ。
夜中の2時半に出発。1時間交代に運転だが、真夜中だけにみんな無口だ。
DVDで、誰の好みか知らないがエイリアンっぽいものがかかっている。
後方座席だと字幕は見えないねというと、年配先生がボリュームをあげた。
あの・・ボリュームをあげても字幕は大きくなりませんが・・と、思ったが、それより何より睡魔が襲ってきて、何も気にならなくなってしまった。
あちこちで、交代を兼ねてトイレ休憩し、白々と夜が明けてから、新発田の町のコンビニで朝食調達。
コンビニの前でみんながアスファルトに座って朝食。
なんか気味の悪い光景だ。この仲間に入りたくない。
わたしは、意に反して、よくこういう状態に遭遇する。
気が弱いので、育ちの良いのを隠して付き合わなくてはならないことが苦痛だ。
早朝に、コンビニの前で弁当を食べ始めるおじさんとおばさん。
何かの宗教団体みたいでもある。弓道信仰だ。
そういえば会話も変だ。
夜中あんなに無口だったのに、さすがに食べ物を補給したら会話が活発になってきた。
そのうち、県下の名だたる先生方の会話とは思えない話題で盛り上がっている。
うんち自慢だ。長さと太さの話。やっぱり、混じりたくない。
仕方なく、大口を開けて上を向いて笑うしかこの場を切り抜ける策はない。

そうこうしているうちに、体育館が開いて、新発田の方々の大変な歓迎を受ける。
開会式では教育長代理の方が「本日は遠く加賀市の友好都市からもみえられて・」と、紹介される。
「姉妹都市」がなぜ「兄弟都市」ではないか、考えていただけに「友好都市」と、言われて、さすが教育長代理と、全く関係ないところで感心していた。
昼食は豪華弁当。帰りには、ひとりひとりにお土産の箱。
中りは運転の疲れか、皆大変悪く、運転をしないわたしが一番良かった。
5月の京都審査に向けて、誰もが希望を失うような結果だった。
中りでは満足できなかった分、新潟のうまい酒を調達して、別の希望にすりかえて帰路に着いた。

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2 コメント

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弁当しゃがみ喰い (みんく)
2008-05-01 22:38:22
いわゆる、皆で渡れば怖くないってやつですね。
若者ならいざ知らず、中年となると…

絵になりません。怖いです(笑)

しかし眠くても疲れても、そういう本番までの
道中ってのが結構浮かれ気分で楽しいんですよね。

大御所と一緒ではそうでもないかな。
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Unknown (まこ)
2008-05-02 07:44:59
みんくさん
確かに、道中がおもしろい。今日は中りそうな気がすると、息巻いて、決勝に残ると帰りがおそくなるなあと、要らぬ心配をするとか。
そして、いつもながら試合結果はいまいちとなる。
そんなことが、楽しいのかも。
では、また京都大会です。稽古稽古。
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