正月に家族が寄った時、娘婿が知らない方言というのを言っていた。大聖寺弁と、山代、山中、片山津では少し違うところがあるようだ。大聖寺は城下町なのでその影響かもしれない。
加賀弁のなかでも分からないのが多いのは、核家族化していくせいかもしれない。
はんかくさい。けなるい。じらくさい。めとにする。べんこな。あっくり。くっつり。ねまる。いじくらしい。いくつ知っているか、娘たちは婿殿を困らせていた。妻は怖い。
岡崎で暮らす弟も故郷を早くに離れたせいか名古屋弁がよく出る。「~だもんで」「~じゃんねぇ。」とよくいう。移りそうになる。三河弁は「じゃん・だら・りん」とか。やっぱりこちらへくると加賀弁とまざってしゃべっている。
姪は、「はよしねや。(早くしなさい)」が、びっくりだったという。三河弁なら「早く食べりん。」とかになるのだ。りんは可愛いね。しかし、愛知では「一緒にしんで。(しないで)」と、言うのだ。これもびっくり。
名古屋のビールをもらった。「でらうまい」と、書いてあった。こちらでいうと「てんぽにうまい」と、なるのだろう。