娘がくれたカーネーション。わたしが姑と母に贈った「カーネーションのかたちのイチゴ饅頭」
花より団子。
この日は、カーネーションが町中に溢れる。
腰の曲がった母を買い物に連れていく。カートを押すと楽なのだそうだ。入院中の父の為に買い物をする。
タブレットの写真や、将棋を楽しむことが出来て、父は大喜びだった。母はタブレットの写真に大変感動し、「本物よりきれいや。」と、何回も繰り返していた。この写真を見せると、父は家に帰ったみたいやと喜んでいた。何気ない、家の前のいつもの景色だ。良い夢を見ることができますように。
この花はなんだろう。母の喜ぶことは何だろう。ひとり暮らしは寂しいだろう。
買い物の後、いつになく母は「昼ご飯を一緒に食べよう。」と、言う。姑が家にいるのでいつもは休みの日でも昼は家に帰る。ゆっくり話もできない。今日は、たまたま姑が妹たちと食事をするというので、天ぷらそばを食べた。