鈴ヶ岳1175m。大杉谷川源流の登山口までが山奥という感じがする。駐車場は標高550mなので、富士写ケ岳に登れたら大丈夫だろうと思ったが、「小松で熊が町に出没」のニュースを観て少し怖い気がしてきた。案の定、熊の出る確率が高いとのこと。いきなり登山口に「危険!!」と。拍子木があるので鳴らす。9時40分登り始め。頂上までは2時間の予定。
最近分かったことは、登山口はデパートのように「ようこそ」と、いう感じではないという事。細くて急で暗くて、「大丈夫ですか?」と、いう感じ。
大きな杉の木の生えている源流沿いの登山道を登る。道幅は狭く、カメラを構えたら足元注意。
ところどころに、熊よけの板がぶら下がっている。熊に挨拶をしてくださいとのこと。
幸四郎屋敷跡を過ぎると2本目の沢に出る。昔ここに人が住んでいたのだ。ロープを頼りに足元の狭い橋を渡る。
百閒滝への分岐を通り、10時30分出作り小屋でおやつと紅茶で休憩。中はとてもきれいだ。
勾配の強い杉林で2人の健脚そうな登山者が後ろから追いついてきたので、道を譲り少しその速さに引きずられて歩いたら息が上がった。マイペースで登らなくては足が出なくなる。ロープを頼りに登ったり、尾根を歩いたりと変化有。ブナの木が茂る。森林浴という感じで緑のシャワーを浴びる。
イワウチワ(トクワカソウ)が、びっしり咲いていた。
こういうところで疲れがとれる。楽しい。嬉しい。しばし撮影会。
さて、頂上へは時間通りに行けるのか。本日はここまで。