2013年の作品、タイトルは弁護士ジョリー。
LLBはインドの法学部の学位の単位の事。
ジョリー・LLBは2017年にアクシェイ・クマール主演で、
シリーズ第2段が公開されている。
<ストーリー>
飲酒運転の車が事故を起こすシーンから始まる。
ジョリー(アルシャド・ワルシ)はデリーの弁護士で、
義理の兄プラタップ(マノージ・パーワ)と一緒に仕事をしているが、
お世辞にも優秀とは言えない。
ある日、敏腕弁護士のラジパル(ボーマン・イラーニ)が、
富豪の息子ラフル(ラジーブ・シダールタ)が飲酒運転で、
6人を死亡させた冒頭の事故の弁護をし、
無罪を勝ち取ったのを傍聴したジョリーは、
名声と収入を得るため訴訟を起こす。
ピント(ハーシュ・チャヤ)が目撃者として名乗り出たが、
ラジパルに雇われていた事が解り、ジョリーに分け前を渡し、
裁判で負けるよう持ち掛ける。
お金の為に正義を曲げたジョリーは周囲から批判され、
ラジパルにお金を返し挑戦する事を告げる。
プラタップの協力によりジョリーは、
事故を目撃していた路上生活が生きている事を突き止め、
ウッタル・プラデシュ州の北部の都市ゴラクプルへ行く。
ミシュラ(スシール・パンデイ)は運転していたラフルが、
自分の脚の轢いてそのまま逃げるところを目撃していた。
そして警察のサトビール(サンディープ・ボース)が、
ミシュラから脅迫し金を巻き上げゴラププルへ追放していた事を
突き止め、妨害に遭いながらも証言の為に法廷へ連れてくる。
裁判長(ソウラブ・シュクラ)はサトビールの罪の追求と、
ラフルの有罪を認め懲役7年の刑に処した。
プラタップは初めて裁判に負けた。
ボーマン・イラーニはいつもながら流石の演技。
きっとうまくいくの学長役もこの人だと思うと、
演技の幅が広く凄いの一言。
主演のアルシャド・ワルシはそもそもダンサーだったようだが、
これまで私が観た映画の中にも出ていたのを見逃してきたようである。
なかなかどうして良かったわ。ダメな弁護士から、
正義を熱く語る弁護士になっていくところ、見事だった。
続編は名の知れたアクシェイ・クマールに変わったけど、
このシリーズの売り上げを伸ばそうとしたのかな。
アルシャドは最も過小評価されている俳優の一人らしい。