2017年の作品。2013年公開の「ジョリー・LLB」の
シリーズ第2段と言う感じ。ストリーに関連はなし。
主演がアシュワード・ワルシからアクシェイ・クマールになり、
舞台がウッタル・プラデシュ州の州都ラクノウに変わった。
<ストーリー>
弁護士のジョリー(アクシェイ・クマール)は妻プシュパ
(フマ・クレシ)と息子と一緒に暮らしている。
ジョリーは父親が30年間仕えた有名な弁護士リズビ
(ラーム・ゴパール・バジャジ)の元で働いている。
ある日、自分のオフィスを持つために、依頼者のヒナ
(サヤニ・グプタ)に弁護を引き受けると嘘をつき、
依頼金を充てたのがバレてしまい、ヒナは自殺してしまう。
ジョリーは罪悪感にかられヒナの訴訟を担当する事を決め、
事件を調べ始める。ヒナの夫イクバル(マナブ・カウル)は、
シン警部(クムド・ミシュラ)が昇進の点数稼ぎの為に、
テロリストのモハメッドだとして捕らえられ、
結婚式の翌日にテロリストとされたまま殺されていた。
ジョリーは訴訟を起こすが、シンは潔白を主張し、
敏腕弁護士マトゥール(アンヌ・カプール)を雇う。
ジョリーはバラナシにグルジー(サンジェイ・ミシュラ)と言う、
協力者がいると聞きつけバラナシへ向い大金を要求されるが、
事件の有力な情報を入手する。ヒナの家に行った後、
ジョリーは何者かに狙撃されてしまう。
ジョリーはイクバルがエンカウンター・キリングで殺された時、
一緒に撃たれ死亡した警官の息子を証人喚問に呼び、
臨終の様子を聞く。しかしマトゥールが息子に対して、
侮辱的な態度を取ったため法廷は収拾がつかなくなってしまう。
マトゥールは息子にポリグラフテストを行わせ、
そのテスト結果を改ざんしたため、ジョリーは裁判長(ソウラブ・
シュクラ)はジョリーが偽証をさせたとして懲戒処分に処す。
しかし、ジョリーの上役であった懲戒委員長のリズビは、
4日間の猶予を与えたためジョリーは証拠を見直す。
そしてヒナとイクバルの結婚式に出席した警官の中に、
カシミールの制服を来た警官ファヒムがいたため、
カシミールへ向かう。ところがファヒムは投獄されていた。
ジョリーが来た事がシンに報告され、ファヒムは狙撃される。
ジョリーはファヒムからイクバルがテロリストでない事を聞く。
ラクノウに戻ったジョリーは警察長官に真実を話すよう説得する。
ファヒムを証人として裁判に呼ぶがカシミール警察がやって来て、
ジョリーが囚人と逃亡したため逮捕しようとし混乱となる。
マトゥールは、床に座り裁判を停止させる手段に出るが、
裁判長以下全員が床に座り込み、そのまま深夜になる。
突然、裁判長が裁判を開始し、ファヒムの証言を聞く。
ファヒムは結婚式に参列しイクバルが別人である事を告げたが、
シンがエンカウンター・キリングで殺害してしまった事を、
新聞で知り、事実を告げようとしたため投獄されてしまった。
最後に警察長官がサドゥ(修行僧)を連れて来る。
ファヒムが名前を告げる。テロリストのモハメッド・・・。
マトゥールは身分証明書を提示しヒンドゥー教のサドゥであると、
主張するがサドゥはジョリーの宗教的質問に詰まってしまう。
そして自分がテロリストのムハンマドである事を認め、
シンに賄賂をもらい姿を隠していた事を白状する。
裁判長はイクバルの無実を宣言し、ムハンマドを逮捕、
シンを殺人罪で投獄する事を告げた。
主役がアクシェイ・クマールになった事により、
ジョリーがコミカルな軽やかなキャラクターになった。
依頼者のお金を流用し依頼者を死に至らしめた事が、
不問と言うか帳消しになったのは、どうか?と思うが、
(いつもの事だけど)映画だからいいのか。である。
前作は対決する弁護士がボーマン・イラーニで、
物凄い敵に立ち向かっていくジョリーと言う感じだったが、
今回はジョリー役がアクシェイだったので、
弁護士+悪徳警官と言う組織に向かっていく図式になった。
3作目の主演が誰になるのか? が、
ストーリー以上に楽しみである。