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カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ヤーリヤン~

2020年10月25日 22時09分59秒 | 映画 / MOVIE

2014年の作品、タイトルはヒンディー語で「友情」。
インドの東北地方にあるシッキム州の5人の大学生の話。
シッキムロケって初めて~。

もちろん行ってるけど、シッキムの印象は意外にも自由で、
独自の文化を持った良い所だった。お酒も自由に飲める。
女性も普通に仕事しているの婦人警官も多い。水が美味しい。
農作物も全て州内で自給自足、意外な事にバナナは売っていない。
交通ルールを守っているので日本みたいな道路状況。雨が多い。

「スチュデント・オブ・ザ・イヤー」でも思ったんだけど、
こんなインドに見えないセレブな大学ってあるんだね。
女子はみんなボディコン・ミニスカートってインドじゃないみたい。

  <ストーリー> 

大学の男子寮に住むラクシャ(ヒマンシュ・コーリー)は、
GFのジェニー(サラー・シン)とも楽しくやっていたが、
ちょっとした間違いからジェニーは去っていく。

ある日、学長(グルシャン・グローパー)から重大な発表がある。
オーストラリア人の実業家がカジノ建設のために、
学校の土地を買収したのだ。そして条件をつけた。
インドの学生とオーストラリアの学生をそれぞれ5人づつ選抜し、
スポーツや芸術5種目で競わせ、インドが勝った場合には、
100年間は大学として土地をリースすると言う物だった。

そこで、ラクシャをキャプテンに、ドラマーのパルディ
(シェレヤス・パルディワラ)、歌が歌えるジヤ(ニコール・
ファリヤ)、バイクを走らせたら右に出る者がいないニール
(デヴ・シャルマ)、計算に強いサロニ(ラクル・プリティ・シン)
の5人が選ばれる。

最初の3ラウンドはオーストラリアで行われるため、
5人はオーストラリアへ向かう。オーストラリアでは、
ラクシャの従兄弟で親友のデヴ(ジャティン・スリ)が迎えに来た。

第1ラウンドはバンド対決だったが、ラクシャ、パルディ、
ニールの3人は前日の歓迎会で飲み過ぎていた。しかも、
リハーサル時にインドチームの楽曲が盗まれており、
演奏されてしまう。抗議に行ったデヴは殴られ、
病院に運ばれるが死んでしまう。

しかたなくヒンディー語の歌を演奏するが、
地元オーストラリアから圧力がかかり負けてしまう。

第2ラウンドのチェスではサロニは落ち着いて勝利したが、
第3ラウンドのバイクレースでデヴの死を引きずるサロニは、
最後でヘルメットを脱いでしまい敗北してしまう。

インドの1勝2敗で残りの2ラウンドはインドで行われるため、
5人はデヴの遺灰と共に帰国する。季節は冬・・・。
ダンスの練習をするうちにサロニとラクシャは近づいていくが、
ラクシャはオーストリアでジャネット(イブリーン・シャルマ)と
良い仲になっておりサロニを拒絶する。

ホーリーの日、オーストラリアチームがやって来る。
サロニはラクシャとジャネットのいちゃつきを見て、
BFを募集しその場でキスすると言うオーディションを行う。
そこへラクシャが乗り込んで行き熱烈なキスして告白する。
ラクシャはオーストラリアの情報を得るためにジャネットと
付き合っていると言うが・・・・

ところが、実はニールがオーストラリアの移民資格を得るために、
自チームの楽曲をオーストラリアチームに売っており、
第4ラウンドのマウンテンバイクもわざと負けようとしていた。
しかしニールは脚を負傷してしまいラクシャが代わりに出場して、
かろうじて勝利する。

最終ラウンドをロッククライミング。オーストラリアチームは、
世界的にも有名な選手が登場するが、インドチームはラクシャ。
切り立つ岩山を登り山頂にある国旗を取って戻って来るのだが、
オーストラリアチームが道路を走り降りるのに対して、
ラクシャは滝を滑り降り近道をし、タッチの差で勝利する。

 設定が高原の大学と言えばどうしても、
 「スチュデント・オブ・ザ・イヤー」と被る。
 (2012年と2017年)

 一時期(今でもか?)オーストラリアでインド・バッシングが
 あったので、それへの当てつけだろうか?
 対抗戦のシーンはイマイチだし、タイトルからすれば、
 友情物語なんだろうけど、浅い感じが否めない。

 エンドロールでメイキングシーンが流れるのは良しとする。 
 劇場だとインド人は最後まで観ないから、
 家で観る時にしか観れない特典だと思う。

コメント
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