カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ベージャー・フライ2~

2020年10月11日 22時08分59秒 | 映画 / MOVIE

2011年の作品、タイトルは「脳みそカレー2」。
ヴィナイ・パタク主演の2007年の「脳みそカレー」の続編で、
3部作となっており2017年に3が公開された。

前作は1998年のフランス映画「奇人たちの晩餐会」に基づいており、
低予算でヒットしたらしいが、この続編は評価がイマイチのよう。
後に2010年の同名のハリウッド映画もある。

  <ストーリー> 

経済界の大物アジート(KK・メノン)が自分が出ている
TV番組をバックに犬を撃ち殺すシーンから始まる。

TV局のプロデューサーで友人のカプール(ラフル・ヴォーラ)に
クイズ番組のファイナルにあるクルーズに誘われる。
アジートはナイナ(ラクシャル)と結婚しているが、
秘書と不適切な関係にあり、夫婦仲は最悪である。

シーンは変わって税務審査官のブシャンは歌手になると言う、
長年の夢を叶えるため賞金が出るTV番組に出演し、
見事に勝ち抜き賞金250万ルピーとクルーズ旅行を得る。

クルーズ船に乗り込むと役人であるブシャンとは、
おおよそ無縁の世界が広がっていた。

乗り合わせたアジートはブシャンが税務の役人だと知って、
マークし始める。またブシャンの同僚のMT(スレシュ・メノン)は、
アジートの脱税の証拠をつかむために変装して乗り込んでいた。

ブシャンがプールで溺れたのを見たアジートは、
クルーズ船から降ろす事を決め海上警備隊の船に移すが、
ブシャンを海に突き落とそうとして自分が落ちてしまう。
アジ―トの部下もブシャンを海に突き落とす。

二人は無人島に流れ着く。いがみ合いながらも、
助けを求めるためにアイディアを出し合う。
そこへ(何故か?)ブシャンの叔父が外国人の女性と、
ジェットスキーでやって来るが、不貞に怒ったブシャンは、
追い返してしまう。

その夜、無人島だと思っていた島に民家があった。
忍び込んだ二人だが誤って非常信号を発射してしまい、
家主に見つかり追い出される。

非常信号を見たMTが無人島にやって来る。
そしてアジートに脱税の件を聞かせる。突然停電し、
MTは誤って爆弾に点火してしまい家が吹き飛ぶ。

翌朝、カプールとアジートの部下がボートで救出にやって来る。
そして妻ナイナがアジートを解任した事を知り呆然となる。
ブシャンはアジートに謝罪を求めアジートが応じると、
アジートを許してしまう。気がついたMTとブシャンは、
日常的に言い合っていたジョークを交わす。

15日後、帰宅したブシャンに叔父が謝る。

 無人島に流れ着いてからのやり取りが間延びして、
 退屈に感じられたし、エンディングが強引・・・。
 歌手になりたかったブシャンがいちいち歌を聞かせるのも、
 インド人ならお馴染の曲だろうけれど、
 日本人の私には全く知らない歌ばかりで楽しめなかった。
 アジートではないけど、歌を止めろ!と言いたくなった。

 2007年の1作目がヒットしたようなので、
 見つけたら観ようと思うが、これは酷かった。
 コメディとしてもあまり笑えなかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする