2004年の作品、タイトルはヒンディー語で「僕と結婚してくれ」。
プリヤンカー・チョープラにサルマン・カーンとアクシェイ・
クマールの二人が求愛するという典型的な三角関係だけど、
アクシェイがサルマンの恋路を徹底的に邪魔するという話。
最後はまさかの・・・。
<ストーリー>
赤ちゃんの時に両親を亡くしたサミール(サルマン・カーン)は、
生まれつき気性に問題があり幼少時から怒りっぽく暴力的だった。
GFのローマ(アムリタ・アローラ)が不良に絡まれた時に、
やりすぎ裁判になるが、過去の暴力沙汰を問われ次回は服役させると、
裁判長から厳重に注意される。ローマはサミールの元を去り、
他の男性と結婚してしまう。
サミールは祖母にもう二度と怒らない事を誓い、ライフガードの
仕事をするためにゴアのビーチへ向かう。列車内で隣り合わせた
スーラジ(サティシュ・シャー)が警備員だったためこき使う。
サミールは借りた部屋の向いに住むデザイナーのラニ(プリヤンカ・
チョープラ)に会い恋に落ちる。ところが車で子供をはねた男を
平手打ちしたのだが、それがラニの父親(アムリシュ・プリ)であった。
サミールはラニに謝罪し、父親にも謝罪に行くが誤って祖母の遺灰が
入った壺を割ってしまう。
ある日、サニー(アクシェイ・クマール)がやってきてサミールの
ルームメイトとなり、窓から見えたラニにスマートに近づき、
家族にも気に入られてしまう。気が気ではないサミールをサニーは、
挑発するがサミールは我慢する。
ラニはゴアで開催されるファッションコンテストに参加を希望するが、
費用が工面できなかったため、サミールは祖母と妹の為に貯めた
大金を匿名を贈る。ショーは成功しラニは表彰される。
ラニは匿名の出資者にお礼を言いに行くがサニーが現れ出資者に
なりすましてしまう。サミールはバイクで追うが誤ってラニの
父親を跳ね飛ばし大怪我をさせてしまう。
度重なる失敗にサミールはラニの父親に誤りに行こうとするが、
そこにスーラジがやって来る。スーラジはラニの叔父だった。
不運にも失敗が重なってしまったサミールに父親は接近禁止を告げる。
ニューイヤー・パーティの魔術イベントでサミールとラニは、
仲直りする。サニーはことごとくサミールの邪魔をして、
サミールに薬を飲ませて不良達と喧嘩をさせる。そしてラニの父親が
可愛がっていた犬を誘拐しサミールのせいにする。サミールは仕方なく
ペットショップで同じ犬種の犬を買って届けるが偽物だとバレる。
サミールの祖母がやって来たが眼鏡が壊れてしまい、ラニの母親を
サミールの恋人だと間違えて想いを伝えてしまう。そうとは知らない
サミールもラニの母親にラニへの想いを伝えるが、ラニの母親は、
勘違いに気づきラニにサミールが好きなのか?サニーが好きなのか?
と聞き、親の事より自分の気持ちに正直になるよう諭す。
サミールは完全に終わった、と思いゴアを去る事にする。そこへ
サニーがやって来て今日行われるインドVSパキスタンのクリケットの
試合会場でラニにプロポーズをする事を告げ、サミールは祝福する。
サニーはサミールを挑発しクリケット会場へ逃げ込む。怒りで手が
つけられなくなったサミールは会場で暴れる。マイクを奪い、
警備員に取り押さえられるがラニに呼びかける。
「僕と結婚してくれ!」。
サニーはサミールの子供の頃の親友アルンだった。アルンは
サミールの家を訪ね祖母から事情を聞き親友を幸せにする為に、
ゴアに来て悪戯を仕掛けラニに告白するように仕向けていたのだった。
いやいやいや・・・やりすぎじゃないかと思うほど、
次から次へと罠をしかけサミールの邪魔をして挑発していたのは、
サミールが本当に怒りと言う感情を抑える事が出来るかを試し、
ラニへの愛をより強いものにする為だったのか。
サルマンの髪型が不自然なんだけど、若い頃から植毛疑惑があり、
撮影の前半と後半の髪の毛の量が違っていた・・・なんて事も
あったらしい。私は髪の毛の量で人間の価値は決まらない、
と思ってるけど、まぁ本人は気にしてるんだろう。
何万人もの前でプロポーズって100%断られない確証がないと、
できないし、万が一・・・断ろうと思っていたとしてもだ・・・
何万人もの前で恥をかかせちゃ可哀そうだと思うし・・・
でもOKしちゃったら、後で断るのも悪いし・・・
どうするかなぁ・・・「考えさせてください。」って言うのも
聴衆の期待に応えられないし・・・難しい(笑)。