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カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~シックスティーン~

2021年01月12日 22時14分59秒 | 映画 / MOVIE

2013年の作品、タイトルから判断できる通り今どきの(7年前だが)
16歳の高校生を描いた作品。インドでもこうなんだね、驚いた。
(私が遅れているのか・・・。)設定はデリーの富裕層であり、
インド全土の全階級と言うわけではないけれど。

インターネットが普及しているので情報は取り放題である。
16歳、誰しも通る道なれど・・・本人達はもう大人だと思っているが、
自分自身に責任を取れるようになり、相手にも責任を持てるように
ならないうちは子供である。経済的にも自立していない状態では、
大人とは言えないが、インドでは経済的に自立していない成人も多い。

ストーリー自体はありふれているし、ある程度予測できてしまう。

  <ストーリー> 

アシュウィン(ハイフィル・マテウ)はタニシャ(ワミカ・
ガッビ)が好きだがタニシャは友達としか思っていない。
タニシャは両親が亡くなっているため叔母と暮らしているが、
作家のヴィクラム(キース・セクエイラ)が空き部屋に引っ越してくる。

 

モデルを夢見ているアヌ(イザベル・レイト)は、かなりスレており、
普通に喫煙も飲酒もし、常にBFを代えている。

 

ニディ(メイハク・マンワニ)はカールティック(ローハン・メーラ)と
相思相愛、カールティックは親密になる事を望んでいるがニディは
踏み込めないでいた。ある夜、アヌ、アシュウィン、タニシャ、
ニディ、カールティックは、クラブに出かける。アシュウィンは、
タニシャが別の男性と一緒に踊るのを見てやけ酒を飲み泥酔し、
帰宅した所、父親に見つかり殴られる。

カールティックの誘いを断ったために別れを告げられたニディは、
カールティックを繋ぎ止めるためについに一線を越える。
タニシャは大学生の男性に告白して振られてしまう。

アシュウィンはタニシャに告白するが友達だと言われてしまい
自殺しようとするが死ねなかった。アシュウィンの父親は厳格で、
アシュウィンがポルノ画像を収集していた事を咎め折檻したため、
アシュウィンは逆に殴り死なせてしまう。母親はアシュウィンを
逃がし自分がやったと警察に連絡するが、警察はアシュウィンが
やったとみている事がニュースになる。

アシュウィンは逃亡先で不良に絡まれるがニュースで顔を知られており、
スカウトされてしまう。アヌは両親がオープン・マリッジだと知り、
ショックを受ける。タニシャはヴィクラムが好きになり一緒に出掛ける
ようになるが、32歳のヴィクラムは全く恋愛感情は持ってなかった。
面倒な事にタニシャの叔母もヴィクラムに想いを打ち明ける。

カールティックの子供を妊娠している事が判ったニディは、
中絶するために病院に行くが合併症があるため大きな病院でないと、
処置ができない事が判る。アヌに遊ばれた元BFがアヌとの情事を
SNSで拡散した事によってアヌは停学処分となる。

ある夜、アシュウィンは不良達と一緒にある家に泥棒に入るが、
男性の息子がインド行政局の役人であると聞くと涙を流す。
ヴィクラムはロンドンに行く事をタニシャに告げる。、
ニディの入院先に両親が来るが両親は優しく包みこむ。
絶望したアヌは自殺を図るが、兄からの電話で我に返る。

1年後・・・ヴィクラムが書き下ろした「16歳」と言う本が、
コンテストの最終選考に残る。ニシャは女子校に転校する。
アヌはミスインドに応募する。アヌの車でタニシャとニシャは
少年院にいるアシュウィンに面会に行き、タニシャはアシュウィンに
キスをする。

 クラブで飲酒したり水煙草を喫煙するシーンがあったが、
 年齢確認なしで提供するとはえられないのであるが・・・。
 ニディが夜、外出する事を母親は許さなかったが、
 父親が許したのは驚いた・・・。逆じゃないの?
 アシュウィンの父親が飲酒を知って殴ったけど、それが正しい。

 アヌが車を運転していたけど16歳だよね? その昔、巨人の星で、
 花形満が小学生なのにスポーツカーを運転してたけど・・・(笑)。
 まぁインドでは小学生でも無免許でバイクを運転しているから、
 ありえないとは言えないが法律違反である。
 しかもアヌは飲酒運転・・・。とんでもないアバズレである。
 アヌ役のイザベルはブラジル人でヒンディー語の声は吹き替えである。

 インドでオープン・マリッジって富裕層ならなんでもありだから、
 あるのかもしれないけど驚くね。アヌはインドにしては考えらえない
 くらい自由奔放な16歳なのに両親の事はショックなんだね。

 カールティックが1年後にどうなったのかなぁ?
 ヴィクラムの小説って本人の創作ではなくノンフィクションだから、
 作家としての能力じゃないと思うんだけど・・・。
 あとタニシャの叔母さんもどうしたかな?

コメント
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