2019年の作品、シリーズ第4弾。
主役で初回から続けて出てるのはアクシェイ・クマールと
リティーシュ・デシュムク、チュンキー・パンデーの3人。
今回は600年の時代を経て生まれ変わった人物をほとんどの役者が、
一人二役で演じている。
<ストーリー>
2019年のロンドン、ハリー(アクシェイ・クマール)は、
大きな音を聞くと話しを忘れてしまうと言う欠点がある。弟の
マックス(ボビー・デオル)は喧嘩っぱやく、一番下のロイ
(リティーシュ・デシュムク)は時々女言葉になってしまうが、
3人で床屋を切り盛りしている。
ハリーは時々、過去の時代の記憶が断片的に蘇ると言う、
不思議な現象にも悩まされている。
3人はギャングのビッグバーイーから大金を預かったが、大きな音を
聞いたハリーが話を忘れて洗濯してパーにしてしまった。
返金を迫られた3人は実業家タクラルの3人の娘との結婚を企てる。
ハリーはプージャ(プージャ・ヘグディ)、マックスはクリティ
(クリティ・サノン)、ロイはネハ(クリティ・カルバンダ)と
結婚するために3人の父親に会いに行き、馬の暴走から3人を
救った事で結婚を許される。インドのシタンガルと言う町で
結婚式を挙げる事になり移動する。
会場に到着するとベルボーイのパスタ(チュンキー・パンデー)は、
一行が600年前の住人であった人物と認識する。ハリーも自分の
記憶と一致する事を認識する。
1419年のシタンガルのマハラジ・スーリヤ・シン・ラナは、
娘のマドゥ(クリティ・サノン二役)とバーラ(アクシェイ・
クマール二役)、マーラ(プージャ・ヘグディ二役)とバンドゥ、
(リティーシュ・デシュムク二役)、ミーナ(クリティ・
カルバンダ二役)とダランプトラ(ボビー・デオル二役)の
結婚を宣言する。
ところが王位を狙っていた甥スーリヤバンが敵対する勢力を殺し、
敵の来襲に乗じて王一族を殺す計画を立てる。敵方のガマが
結婚式の日に城を襲い全ての人々は死んでしまう。
現代のカップルとそれぞれ相手が違っている事を知ったハリーは、
5人にそれを理解させようとするが、逆にハリーに霊が
乗り移っていると思われ祈祷師の元に連れて行かれる。
そこでロイは600年前の自分を知りハリーと共にマックスを
説得する。マックスは納得しなかったが剣を抜いた時に、
前世の記憶が戻る。
3人の記憶は戻ったが花嫁達の記憶は戻らない。結婚式の
時間は刻々と近づいてくる。パスタ達が見つけた600年前の
結婚式の絵を見せて納得させる事にしたが、ハリーの物忘れに
よって絵を手放してしまう。
式の音楽を聞いた時に花嫁達の記憶が蘇がえるが、
絵を手に入れたガマの生まれ変わりのパップーの記憶も蘇る。
パップーが式を破壊し始めるとクリティ以外の全員の記憶が蘇る。
そこへビッグバーイーの一団がやってくる。その中のマイケルを見た
クリティの記憶が蘇り、600年前に結婚式を破壊し一家を皆殺しに
したのはマイケルの前世スーリヤバンである事を話す。マイケルは
ガマ(パップー)の一族を殺した事も白状する。
600年前のフラッシュバックと共に現代の光景が入り混じり、
前世と同じ結末になるというマイケルは格闘の末に死に、
他の人々は生き残る。前世と同じ組み合わせで式が行われる。
シタンガル城が見事だったので城マニアの私としては、
行ってみたいと思ったのだがセットとCGだったのが残念だった。
ロケはラジャスタン州のジャイサルメールらしいが、
ジョードプルに見えたのは私だけか。
ジョニー・リバーの女装も良かった、さすが芸達者。
エンドロールはお約束のNG集だが、おまけとしては嬉しい。
新春なのでこう言う笑える作品が良いね。