2015年の作品で、1983年にジャッキー・シェロフ主演で
大ヒットした作品のリメイク版。アディチャ・パンチョリの息子
スーラジ(25歳)とスニール・シェッティの娘アティヤ(23歳)の
デビュー作で、実父アディティヤもスーラジの父親役で共演している。
インド映画では良くある手法で二世俳優2人を世間にお披露目し
売り出すための映画。
<ストーリー>
ムンバイのギャングであるスーラジ(スーラジ・パンチョリ)は、
ある夜、警察署長マトゥールの娘ラーダ(アティヤ・シェッティ)と
ディスコで知合うが、服役中の父パーシャ(アディティヤ・パンチョリ)
の指示で警官を装ってラーダを誘拐する。
監禁先でラーダはスーラジ達と打ち解け、二人は恋に落ちる。
しかし警察に包囲され二人はバイクで逃げるが橋の上で腕に
スーラジは腕に銃弾を受け二人はバイクごと川に落下する。
二人はチベット仏教の僧侶に助けられ寺院で手当てを受けるが、
世間では死んだものと思われていた。傷の癒えたスーラジは、
ラーダを家に帰そうとするがラーダはスーラジを愛していたため、
自首を勧める。
パーシャは護送途中に手下によって助けられるが、居合わせた
スーラジは捕まってしまう。警官の娘とギャングの息子(しかも
自分を誘拐した犯人)との愛が許されるはずもなく、ラーダは
兄の勧めでパリに行く事になる。
1年半後・・・模範囚のスーラジは釈放されラーダは迎えに行く。
スーラジは刑務所仲間とフィットネスジムを始める。ラーダの
父親はスーラジを許す事が出来ず、パーシャの手下で密輸業者の
ランヴィジェイ(ヴィバン・バテナ)とラーダを結婚させようとする。
ランヴィジェイはパーシャに実の父親よりラーダを選んだスーラジを
信用できるのかと言い自分を信用させ、スーラジを刺す。そして
パーシャをも殺そうとする。スーラジとランヴィジェイが格闘して
いる所にラーダの父親が警官を率いて駆けつけ、ランヴィジェイを
撃つ。両家の父親は二人の結婚を許す。
エンドロールはサルマン・カーンのレコーディング風景。
インドでは日本と違い俳優は俳優、歌手は歌手と分業である。
そもそもインド人は音痴が多い(笑)。サルマンが歌えるのは
知っていたけど、上手いね。主題歌はいい曲だし、声に合ってる。
デビューの2人は無難であったが、スーラジは背が低い・・・。
アティアはヒールをはかずぺったんこ靴を履いていた。
最近の女優は170Cm以上ある人も多いから、相手役を
選ぶ必要があると言う理由からか、この作品の後あまり
出ていない模様・・・。アティアの方もポツポツ・・・。