goo blog サービス終了のお知らせ 

カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ラジュー・バヌ・ガヤー・ジェントルマン~

2021年01月23日 22時10分59秒 | 映画 / MOVIE

1992年の作品、タイトルはヒンディー語で「ラジューは紳士になった」。
1997年に日本でも「ラジュー出世する」と言うビデオが出た。
名優ラージ・カプールの1955年の「シュリ420」(邦題:
詐欺師)と言う名作が元になっている。

私も貸しビデオ屋でレンタルして観た記憶があるがレビューを
書いていなかった事もあるが観なおそうと思ったのだ。
シャー・ルク・カーンもこの映画で初めて観たし・・・
内容に至っては工事現場のシーンがあった程度しか覚えていない。
あとは歌って踊ってについていけなかったような記憶がある。

街の名前は当時のボンベイで記載したが、現在はムンバイ。
ラジューがわらしべ長者のように、少しづつ稼ぎの良い仕事を
手に入れ出世していくと言うストーリー。

  <ストーリー> 

ラジュー(シャー・ルク・カーン)が地元ダージリンの祠で、
ボンベイで偉大なエンジニアになりたいと延々と神に祈っている。
ボンベイに着いたラジューは遠い親戚を頼って行くが居なかった。
仕方なく一夜を過ごすため寺院へ行くが大道芸人のジャイ(ナナ・
パテカル)と出会い面倒を見てもらう事になる。

 このジャイが各所で語るナレーションのような名調子が、
 非常にいい味を出していてアクセントになっている。

ラジューは靴が擦り切れてしまうほど必死に就職口を探すが、
全く見つからなかった。近所に住むレヌ(ジュヒー・チャウラ)の
紹介で図書館の仕事に就く事ができ、二人の距離が近づく。

ラジューはレヌを誘い初任給でいろんな事をしようとする。

 1か月600Rs(当時は約2000円)。30年前は、
 これくらいだったのか・・・・・二人が車のショールームで
 夢を語る場面がとても素敵だった。

そしてレヌの勤める建設会社の面接で役員の予想を裏切り、
採用されてしまう。そして社長の娘サプナ(アムリタ・シン)の
大プロジェクトに堂々と異論を唱えるがサプナはラジューの
意見を気に入りプロジェクトリーダーをする事になる。

ラジューは次第に仕事が認められるようになり家を与えれ、
行動を共にするうちにサプナはラジューを愛するようになる。
しかしサプナとラジューでは階級が違い過ぎるため、当然、
父親はサプナを咎める。サプナもラジューとレヌが愛し合って
いる事を知りショックを受ける。

サプナの父親は別の男性とサプナを結婚させようとしており、
ラジューの工事現場の橋を崩落させ犠牲者を出し、ラジューに
責任を押し付ける。レヌやラジューが住んでいた地元の住人が
工事現場で犠牲になった事でみんながラジューを責める。

ラジューは裁判で真実を述べようとするが社長一味の妨害で、
出廷できず殺されそうになる。そこへジャイが来てラジューを
逃がす。ラジューは傷を負いながらも出廷し証言するが、
社長に買収された証人達が全ての責任をラジューに押し付ける。
最後にサプナが証言台に立ち真実を話しラジューは無罪となり、
法廷の外でレヌを抱き合う。

 こんなストーリーだったのね。
 23年振りに正しいストーリーが解ったので良かった。
 ちなみにこの映画でシャー・ルクには胸毛がなかった、笑。
 元になった「シュリ420」も観るつもり。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする