カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

東洋太平洋S・バンタム級タイトルマッチ

2022年12月17日 20時44分59秒 | スポーツ / SPORTS

OPBF S・バンタム級チャンピオン  同級10位
    武居 由樹(大橋)       ブルーノ・タリモ(オーストラリア)   
     5勝(5KO)            26勝(5KO)3敗2分        

                 

タリモ選手は2階級上のスーパー・フェザー級の選手らしいが、
スーパー・バンタム級が本来のウエイトだそうだ。
出身はタンザニアであるがオーストラリア国籍なのかな。
身長は武居選手が5Cm高く、リーチも8Cm長い。

写真右側:金色のトランクスが武居選手。
写真左側:白色のトランクスがタリモ選手。

                 

1ラウンド:タリモ選手が前進する。武居選手はテンポよく
右ジャブから左ストレート。タリモ選手の右ストレートも
良く伸びる。バッティングで武居選手が左瞼をカット。
しかし右フックでタリモ選手からダウンを奪う。再度、
バッティングで武選手も出血が激しくなる。
  (武居選手:10-:8タリモ選手)

2ラウンド:ガードを固めて前進するタリモ選手に、
武居選手がワンツー、右フック、頭をつけてアッパーの打ち合い。
タリモ選手がコーナーに詰めて行くが武居選手は脚を使って、
回りながらワンツー、右フック。
  (武居選手:10-9:タリモ選手)

3ラウンド:ガードを高く距離を詰めて行くタリモ選手。
武居選手は右に回りながら足を使ってワンツーを当てる。
さらに右アッパーから左ストレート。タリモ選手が、
左右のアッパーとボディ。
  (武居選手:10-9:タリモ選手)

4ラウンド:タリモ選手がしつこく前進、武居選手は
フットワークでさばきながら動いてはワンツー、右フック。
タリモ選手のプレッシャーが強くロープに詰めボディ、
武居選手の左ストレートで腰が落ちる。
  (武居選手:10-9:タリモ選手)

ここで公開採点、三者共に40-35で武居選手。
私も同じ40-35。

5ラウンド:タリモ選手がサウスポーにスイッチ、
距離を取る武居選手。タリモ選手のパンチは届かず、
武居選手の右アッパーから左ストレートが当たる。
  (武居選手:10-9:タリモ選手)

6ラウンド:タリモ選手がサウスポーでガードを固め前進。
武居選手は左右にステップを踏んで、タリモ選手の入り鼻に
右アッパーから左ストレートを当てる。
  (武居選手:10-9:タリモ選手)

7ラウンド:同じような展開。タリモ選手がロープに押し込んで
しつこくボディ、タリモ選手が右目をカットするが、
これは武居選手の有効打によるもの。
  (武居選手:10-9:タリモ選手)

8ラウンド:タフなタリモ選手の前進が止まらない。
ロープに押し込んで連打。右目の出血がひどくドクターの
チェックが入るが再開。武居選手のワンツーから右フック、
さらに右アッパー。
  (武居選手:10-9:タリモ選手)

公開採点。79-72が2者、80-71が1者。
私は80-71で武居選手。

9ラウンド:タリモ選手が前進、中盤で右にスイッチすると
右ストレートが伸びるが、武居選手のパンチも当たる。
  (武居選手:10-9:タリモ選手)

10ラウンド:タリモ選手が前進し武居選手が回ってワンツー。
タリモ選手がサウスポーにスイッチし前に出るが手数が減る。
武居選手が蝶のように舞って蜂のように刺す展開が続く。
  (武居選手:10-9:タリモ選手)

11ラウンド:タリモ選手がサウスポーから前進、武居選手が
ステップして左アッパー、右アッパーから左ボディ。
ここで2度目のドクターチェックが入り試合がストップ。
武居選手の有効打による傷で試合続行不可能となり、
2分17秒、武居選手のTKO勝利となった。

タリモ選手はダウン経験がなかったが、
1ラウンド初めてのダウンを喫したにもかかわらず、
タフネスぶりを発揮した。久しぶりにブルファイターを見た。

武居選手も倒れてもいいパンチが当たっていたが、
倒せなかったと言うほどの打たれ強さだった。
11ラウンドと言う未知のラウンドを戦ったが、
武居選手も全ラウンド下がりながらフットワークを
使い打ち続けたスタミナは凄い。今後も楽しみである。

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