◆安倍晋三首相の国際的評判が、極めて悪いという。これは、内外の外交軍事専門家やジャーナリストからの情報である。
安倍晋三首相は「積極的平和主義」を掲げ、「地球儀を俯瞰する外交」と銘打って、第2次安倍晋三内閣(2012年12月26日 ~2014年12月24日=729日)で50か国を訪問。2014年12月24日に発足した第3次内閣で初めてとなる外国訪問先として中東のエジプト、ヨ ルダン、イスラエル、パレスチナ4か国・地域を訪問した。計54か国・地域になっている。
しかし、米国オバマ大統領からは、総選挙(2014年12月2日公示、14日投開票)の結果、自民党が大圧勝したにもかかわらず、安倍晋三首相のところ にホットラインで電話もなく「祝いの言葉」はなかった。安倍晋三首相と米国オバマ大統領との間に「隙間風」が吹いていること印象づけた。
中国北京政府の習近平国家主席は11月10日11時(日本時間12時)50分ごろから約25分間、APEC首脳会議出席のために訪問中の安倍晋三首相と 日中首脳会談を実現したにもかかわらず、安倍晋三首相は、日中首脳会談の直後、外務官僚や側近たちがいるところで、「いい加減にしろ」と捨て台詞を吐いて いたという。習近平国家主席が、安倍晋三首相に終始目も合わせず、白々しい態度を示したからである。
韓国の朴槿恵大統領とは、これまでに1度も日韓首脳会談を開催できないでいる。朴槿恵大統領が、慰安婦問題で日本による謝罪と国家賠償を求めているのに対して、安倍晋三首相は、日韓基本条約締結で解決済みとして、取り合おうとしていない。
ロシアのプーチン大統領とは、米国オバマ大統領らがウクライナ・クリミア半島の一方的併合を非難して対ロシア経済制裁を続けていることに安倍晋三首相が 同調しているため、いまや「ホットライン」も使われず、プーチン大統領の訪日予定も延び延びになっていて、意思疎通がストップしている。
こうしたことから、内外の外交軍事専門家やジャーナリストからは、「安倍晋三首相は、日本を危ない方向に持って行こうとしているので、世界中から相手にされず、無視されていて、世界各国の要人から情報が入らなくなっている」と酷評する声が聞こえてくる。
◆また、安倍晋三首相は、訪問先の国々で気前よく巨額の経済援助・支援を約束する「バラマキ外交」を展開してきたことを挙げて、「各国首脳からは、高く評 価されている」と自画自賛している。ところが、これらがほとんど「空手形」になっていると言われていて、すっかり信用を失っているという。
おまけに、エジプト(1月17日訪問)では、イスラム教スンニ派過激武装勢力「イスラム国=ISIL」への対応として難民支援などに総額2億ドルの無償資 金協力を行うことを発表。わざわざ「支援はISILの脅威を食い止めるため」「ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します」とい かにも軍事援助であるかのような発言をしたことから、「自ら十字軍に参加した」ものとみなされてしまった。
安倍晋三首相は1月18日午後(日本時間同日深夜)、3か国目の訪問国イスラエルの首都エルサレムでネタニヤフ首相らと少人数の首脳会談に臨んだ。パレ スチナ問題や、経済分野の協力強化が話題になったというけれど、「イスラエルのネタニヤフ首相との関係も、もう過去の話になっている」とさえ言われ始めて いるという。
◆国内では、イスラム教スンニ派過激武装勢力「イスラム国=ISIL」による人質事件が最悪の結末となった。軍事ビジネス会社の湯川遥菜代表とフリージャーナリストの後藤健二秘書兼通訳が殺されたからである。
これに対して、湯川遥菜代表と後藤健二秘書兼通訳の死を悼み、今回の事件を呼び込んだ安倍晋三首相に抗議する人々が2月1日、官邸前に集まり、「サイレント・デモ」を行い、安倍晋三首相の姿勢を糾弾するプラカードで一杯になった。
「救えた命を救わなかった」「後藤さん、湯川さんを殺害したテロリストに手を貸したのは安倍だ」「いわゆる『積極的平和主義』に殺されたくないI’m Not Abe」「積極的平和主義やめろ!」「湯川さん、後藤さんのいのち返せ!」「武力で平和はつくれない」「追悼 湯川遥菜さん、後藤健二さん」「武力はいら ない」「追悼 人質事件は安倍の失政 安倍退陣!」「平和といのちと人権」「湯川さん、後藤さんを殺したのはテロリスト、しかし、それに手を貸したのは安 倍だ!」「ダメ!!有志連合追従」「とてもザンネンデス、天国で安らかにおねむりください」「有志連合参加は『テロ』を増長させるだけだ」「在外邦人すべ ての命を危険にさらした安倍は辞任せよ」「NO WAR」「安倍首相の愚かな行為が国民を危険にさらしている」「暴力の連鎖は止めよう 命と平和こそ大事 に」「日本は平和憲法の精神にもどろう!」「後藤さんがんばれ! NO ABE」・・・。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「外務省が、鳩山元首相のクリミア半島訪問を検討に中止要請」、安倍晋三首相は、何を恐れているのか?
◆〔特別情報①〕
安倍晋三首相は、「ロシアのプーチン大統領が一方的にウクライナのクリミア半島併合を宣言した」との理由でプーチン大統領との溝をどんどん広げ、深めて いる。朝日新聞DIGITALが3月6日午前11時20分、「鳩山元首相、クリミア半島訪問を検討 外務省は中止要請」という見出しをつけて、以下のよう に配信したところによると、「鳩山由紀夫元首相が、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナのクリミア半島を来週にも訪問することを検討しており、外務 省が渡航自粛を働きかけていることがわかった。岸田文雄外相が6日の閣議後の記者会見で明らかにした。岸田氏は『クリミア併合は決して認められないとする 政府の立場と相いれず、遺憾だ』と述べた」という。安倍晋三首相は、何を恐れているのであろうか。
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目次
第二章 すでに始まっている二十一世紀の首相レース
経営工学的手法を駆使して―鳩山由紀夫氏 ②
選挙は、見方によっては、まさに経営の論理というか、一つの組織をつくって、一種の企業を興すのと似たようなところがある。
「ところが、自分の選挙に対しては、一切そういう経営工学的手法は、使えませんでした」