教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

近藤誠医師が警鐘「コロナワクチン“隠れ副作用死者”はまだいる」

2021年07月19日 20時10分39秒 | 健康・病気

近藤誠医師が警鐘「コロナワクチン“隠れ副作用死者”はまだいる」

NEWSポストセブン

 

近藤誠医師が警鐘「コロナワクチン“隠れ副作用死者”はまだいる」
接種後に死者も出ているワクチンとどう向き合うべきか(時事通信フォト)

「本当にその医療は必要なのか」。医師の近藤誠さんは長年、そんな問いに向き合ってきた。では、新型コロナウイルスのワクチンはどうか。最も懸念されるのは、「副作用による被害」が、厚労省や医師たちの“理屈”によって、過小に評価されているのではないか、ということだ。近藤さんがワクチンについて警鐘を鳴らす。

【写真】1日120万回のワクチン接種を求める河野太郎ワクチン担当相。左手を額に当て、やや考え込むような仕草

 新型コロナワクチンの接種後に死亡した人は7月2日時点で556人に達し、たった2週間で200人も急増したことになる。だが、この数が死亡者の全体像を表しているとは言い難い。

「実際には、もっと多くの『隠れ副作用死者』がいる可能性が充分にあります」

 そう指摘するのは『新型コロナワクチン 副作用が出る人、出ない人』(小学館)をこの7月中旬に緊急出版した、医師の近藤誠さんだ。

「この556人は、あくまでワクチン接種後に死亡したとして、“医療機関から国に報告が上がった人数”です。しかし国の報告システムには大きな問題があり、実際には、ワクチン接種後に死亡したのに、報告されていないケースが相当数あるはずです」(近藤さん・以下同)

 そもそも、厚労省のルールのもとで「副反応」という呼び方をされていることにも違和感があると近藤さんは言う。

「欧米では、薬の場合もワクチンの場合も、起きてほしくない症状が生じると同じく『有害事象』と呼びます。しかし、日本は薬の有害事象を『副作用』、ワクチン接種後だと『副反応』と呼び分けています。『副反応』には“一時的な現象であり、あまり危険ではない”という印象があり、人に与える印象をまったく別のものにします。ワクチン接種後の有害事象は薬と同じく『副作用』と呼ぶべきです」

 現在のルールでは、ワクチン接種後に「副作用」が疑われる場合、診断した医師や病院は予防接種法に基づいて国に報告する必要がある。その報告に基づいて厚労省の審議会が安全性を検討し、死亡者の年齢や性別、接種日などを記した報告書が公表される。

「しかし厚労省の審議会は、“伝統的”にワクチンと死亡の因果関係を認めたがらない。2009年に流行した新型インフルエンザのワクチンでは、接種5分後に心肺停止で亡くなってもワクチンで死亡したと認定しませんでした。同様に新型コロナワクチンでも審議会の検討結果をそのまま信じることは難しい」

 ワクチン接種後に死亡しても、報告されないケースがあるという。近藤さんは、「実際に報告するかどうかは『医師任せ』なのです」と指摘する。

「どのケースで副作用を疑うかは医師の判断に任され、接種後に人が亡くなっても、それだけで報告の義務はありません。すべては現場の医師の気持ち次第で、事後に“報告すべきだった”と判明しても罰則はありません」

 いわば、報告するかどうかは医師の「良心」に基づいている。しかし、近藤さんは「医師の良心こそ、危うい」と言う。

「現場の医師にしてみれば、書類を書くのは非常に手間がかかり、接種後の死を報告するのは億劫だとの気持ちがあります。実際に私が大学病院に勤務していた際も、薬の副作用の死亡例をずっと報告せずに放置している医師がいました。また、自分が『因果関係あり』と書くことで、医師会から“面倒な案件を報告した”としてにらまれたくないという心理も働きます。

 それは審議会でも同様です。審議会のメンバー一人ひとりに『因果関係はないのか』と聞いたとき、実際は答えられないはずなんです。しかし、審議会ではなんとなく多数の意見を頼みにし、つきつめた結論を出さない。なので、『因果関係は不明』という結果に落ち着くんです」

 7月2日時点で報告された死者554人のファイザー製より、死者2人にとどまるモデルナ製の方が安全とも言い切れない。

「ファイザー製もモデルナ製もワクチンのタイプは同じなので、同程度の副作用が出るはずです。ただし、ファイザー製はかかりつけ医が打つことが多いので、医師もきちんと対応しなければいけないという思いになる。それに対し、モデルナ製は大規模接種が中心なので、打つ医師と打たれる人の関係が希薄なケースが多い。たとえ異変が生じても、わざわざ書類を書いて国に報告しようという心理が働きにくく、『隠れ副作用死者』が生じる可能性がある」

 実際、『女性セブン』の取材では、ワクチン接種翌日に死亡したのに「未報告」だったケースを確認している。

 6月9日にモデルナ製を接種した翌日、心筋梗塞で亡くなった神奈川県の71才男性は、警察の検案の結果、副作用とは無関係の突然死と診断された。遺族は男性の死とワクチンの関連を厚労省の部会で検討されることを望んだが、医師から「報告するケースに当たらない」と拒まれた。

 男性の死亡は厚労省に報告されなかったが、最近になり、「報告されないのは納得できない」との遺族の抗議に対して、「遺族がそこまで言うなら」と医師側が折れ、ようやく厚労省に報告することが決まったという。

リスクを背負って打つ必要はない

 そもそもそうした「隠れ副作用死者」が出現するのは、ワクチンの安全性への疑念が拭えないからだ。

「インフルエンザワクチンは、年間5600万本接種して2019年の死亡報告は6人でした。しかし今年2月に接種が始まった新型コロナのワクチンはこれまで4000万本ほどの接種で、報告された死者は556人に達します。新型コロナワクチン接種後の死者の多さは一目瞭然で、『隠れ副作用死者』を含めると、死亡例はさらに増えるはずです」

 なぜこのワクチンは接種後の死者が多いのか。近藤さんは「サイトカインストーム」に注目する。

「ワクチンが免疫機能を活性化すると、『免疫の暴走状態』と呼ばれるサイトカインストームが生じることがあります。その暴走によって心筋梗塞や脳卒中を発症して、突然死することが考えられます。

 厄介なのは、サイトカインストームで突然死しても臓器や組織には痕跡が残らないため、解剖しても『サイトカインストームが原因』と診断しづらいことです。そのためワクチンとの因果関係が見逃されて、ただの突然死と診断されやすいのです」

 国内で最初に接種後の死亡が報告された6例のうち、4例の死因が「出血性の脳卒中」だったことに近藤さんは着目する。

「ファイザー製とモデルナ製は『mRNAワクチン』と呼ばれるタイプで、遺伝子の設計図を脂質カプセルに包んで体内に入れます。その際、血管壁に入り込んだワクチン粒子を免疫機能が攻撃すると、血管の内面に傷がつきます。それが極端になると動脈が破裂して、出血性脳卒中が引き起こされると考えられます。また血管壁が傷つけられた箇所の周囲に血栓ができると、心筋梗塞や脳梗塞などの血管が詰まる疾患を招く恐れがある」

 これから先、ワクチン接種が増えるとともに、「隠れ副作用死者」がさらに増加すると近藤さんは予測する。

「ワクチンの普及とともに副作用に対する一般の興味が薄れていき、副作用報告がさらに減る可能性があります。現状で報告されている死者数の数倍は報告されない死者がまだまだいてもおかしくなく、その数がこれからさらに増える恐れがあります」

 私たちはこのワクチンとどう向き合うべきか──近藤さんが提唱する。

「基本的にコロナにかかって命を落としやすい高齢者はワクチンを打つメリットが一定程度あると考えられます。しかし20~30代の若い人は別。その世代はコロナにかかっても重症化しにくい一方、ワクチンを打つと一定数が亡くなるはずです。ましてや10代やそれ未満の子供たちはコロナの死亡者がゼロですから、リスクを負ってワクチンを打つ必要はない。接種で亡くなる若い世代を減らすことが肝要です」

【プロフィール】
近藤誠(こんどう・まこと)/1948年東京都生まれ。1973年に慶應義塾大学医学部卒業後、同大学医学部放射線科に入局。「乳房温存療法」のパイオニアとして知られ、安易な手術、抗がん剤治療を批判。2014年に退職し、「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」にてがん治療に携わる。

※女性セブン2021年7月29日・8月5日号

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IOCバッハGO HOHE<本澤二郎の「日本の風景」(4150)

2021年07月19日 18時42分31秒 | 国際・政治

IOCバッハGO HOHE<本澤二郎の「日本の風景」(4150)

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バッハGO HOME<本澤二郎の「日本の風景」(4150)

<311でドイツ原発全廃のメルケルとは真逆・ヒトラー的守銭奴か>より、転載させて、頂ました。

 ドイツ人バッハを、ドイツ人メルケル首相イメージに近づけようとしてきたボンクラ・ジャーナリストは、猛暑とコロナ緊急事態宣言下の東京五輪強行に突っ走るバッハに対して、最近は怒り狂ってしまっている。昨夜の日刊ゲンダイ記者に対して、率直な感想を語ってしまった。

 

 メルケルは、現在の政治指導者の中で突出した人物である。どなたも異論はないだろう。欧州を束ねて、ワシントンや露中にも、率直に物言う、世界を代表する政治指導者である。最近までの安倍晋三やいまの菅義偉は、彼女の足元にも及ばないだろう。

 

 彼女は、チェルノブイリの被害体験と、10年前の311フクシマを知ると、迷うことなく原発全廃を決断して、国際社会に原発の恐怖と危険性を訴えた。にもかかわらず、自民党の安倍と、太田ショウコウと山口那津男の公明党創価学会は、勇んで原発再稼働に踏み切った。

 

 他方で、安倍は東京五輪を「東北復興」という名の「フクシマ隠し」に利用、莫大な資金投入で、手に入れた。「フクシマは制御されているので、安心安全なフクシマ」という大嘘を、新聞テレビを通じて発信し続けた。首都圏も放射能汚染にまみれている、という事実も完璧に蓋をしてしまった。

 

 したがって311から10年、フクシマの実際は、何も変わっていない。しかし、新聞テレビは依然として嘘を垂れ流して、安倍・菅の五輪強行に追随してきた。どうだろう、以上の現実を国民は、どれほど理解しているであろうか。

https://savekidsjapan.blogspot.com/2013/01/japan-victim-and-perpetrator.html

<竹野内真理blogにアクセスしてフクシマの真実を理解しよう!>

 旧動燃は、核燃料リサイクルもんじゅの大事故を隠ぺいするために一人の幹部職員を殺害した。西村成生謀殺事件である。市民運動家の仲村さんが、法廷闘争の資料を送りつけてきたため、無意識のうちに原発問題を遠ざけてきた筆者は、驚愕してそれを記事にした。

 このもんじゅ西村謀殺事件は、当時、すでに竹野内真理blogに収録されていたのである。なんと彼女は、原子力ロビーの闇と戦って一歩も屈しなかったのだ。おそらく日本で唯一原発ロビーに抵抗、生き残ったジャーナリストだった。

 

 幸運にもメールで通信する機会を手にしたことから、フクシマの深刻な健康被害の現在を知った。そこから、フクシマ隠しの安倍・自公内閣の五輪強行作戦を確認できて、正直たじろいでしまった。新聞テレビやインターネツトで活躍する言論人は、薄々感じているはずである。とはいえ彼ら彼女らは、当局からの「報道禁止」に屈するジャーナリスト失格者ばかりだった。

 

 チェルノブイリの真っ当な学者や欧米・IAEA関係者らとの会見記事を、馬に食べさせるほど蓄積している竹野内真理ブログの存在に、凡人ジャーナリストは腰を抜かしてしまったのだが、フクシマの今を知るジャーナリストの存在に、宇都宮徳馬さんから日々「権力に屈するな」と叱咤されてペンを握ってきた筆者は、実際は私事に振り回されてきたような状態だったことから、不倒の勇気ある記録の存在に満足した。

 

 被ばくの病を抱えながら、人間不信に陥っていた彼女は、わが東芝病院で、事実上、看護放棄で殺害されたような次男・正文のことを、医療事故10年後に書いた「医師失格」(長崎出版)を取り寄せて読んでくれた。その後に、当方からのメールに反応してくれたが、今また途絶えてしまった。被ばくの病を心配している最中である。暴漢に襲われていないのか、という心配もしている。

https://savekidsjapan.blogspot.com/2013/01/japan-victim-and-perpetrator.html

 改めて繰り返すが、日本の政治権力の流れを追及してきた言論人に対して、竹野内blogはフクシマを忘れかけてきた愚かな人間の心を強く厳しく揺さぶった。同時に、同blogを封じ込めてきた原子力ムラの蛮行の数々、分かりやすく言うと、神道政治連盟という奇怪な原始カルト教と、それに服従したカルト創価学会の、反人道的政治の原発政策による「フクシマ隠し」のための東京五輪、それを必死になって後押しする、まさにヒトラー的IOCのボスを、日本国民も国際世論も強く反発している。

 

 迎賓館は、血税で建設された国民資産である。菅や森の施設ではない。そこでの国賓級の歓迎宴に、差別する菅の手口に怒り狂う市民は、反撃のデモを敢行した。バッハは、いまや日本で最悪の人物としてGO HOHEの対象者となってしまった。

 

<不条理五輪の東北復興は嘘「フクシマ放射能被害隠し」にIOC加担>

 何度でもいいたい。東京五輪に大義はない。嘘をついて買収して獲得した五輪スポーツを、子供たちにどう説明できるのか。IOC買収とフクシマ隠しの五輪は、不条理この上ないものである。2019年3月25日一早く中止をjlj001blogで発信すると、途端にライブドアblogを止められた。電通の仕業に相違ないだろう。言論弾圧こそが原子力ムラの常とう手段なのだ。

 いまは情報発信してきた126メールが止められて、友人らとの交流が出来ないで困っている。極論すると、東京五輪は、電通の悪魔性をあまねく露呈したものでもあろう。

 

 もう読者も繰り返している、筆者の叫びを理解できるだろう。バッハはフクシマに行こうとしない。70年前の放射能汚染地区のヒロシマを訪問したが、10年前の現在も放射能が舞うフクシマに行こうとしなかった。IOCもそしてJOCの正体も、自ら露呈しているのであろう。

 

 東北の民も、フクシマの200万人も、放射能汚染による人体実験に晒されている。竹野内真理ブログの圧巻は、731を連想させるような「福島エートス」という人体実験場の存在まで暴露している。原子力ムラに良心を売り渡した学者や研究者までが、それに参画している!チェルノブイリの実験を、フクシマでも行っているのである。

 

 ハルビンでの731部隊の生体実験が頭をよぎってきた。

 

<贅を尽くした1泊250万円のバッハの日本滞在>

 昨日、二度のワクチン注射で悪戦苦闘している友人が電話してきて、バッハの贅を尽くした東京滞在の内幕を明かしてくれた。

 米国大使館前のホテルオークラは、日本一の高級ホテルで知られる。そこにIOCのバッハは、1日250万円の部屋を借り切った。調度品を入れ替えたり、自身の料理人まで連れ込んで、それこそ贅沢三昧も極まっている。

 

 「国賓でもこんな破格な待遇を受けた人物は、これまでいなかった。これ一つで、バッハIOCの正体が分かるだろう。彼はドイツでも想定できない贅沢を、東京五輪のお陰で楽しんでいる。メルケルも驚いているだろう。IOCの守銭奴ぶりも、これで極まれりだろう。オークラを知る人物なら仰天するはず」と怒りの声を上げていた。

 

 IOC関係者・アスリートにコロナ変異株と猛暑襲来の東京五輪が、間もなく開催される?開会式にスポンサーの多くが欠席するという。不買運動を恐れているのである。果たして最後まで続行できるだろうか。

 

 

<原発再稼働=気候変動で猛暑と、猛台風と猛烈大地震は?>

 友人は、311以降すっかり地震恐怖症になってしまったらしい。東北沖の大地震再発なら、再びフクシマは燃える!汚染水の海水へ垂れ流す日本政府計画に隣国は、強く反発、警戒を強めている。

 

 原発が大量に垂れ流す、高温の汚染排水が、気候変動の真犯人である。世界的な大洪水は、今もいたるところで、頻繁に起こっている。一転して大火災も起きる。東京では猛暑が始まった。世界のコロナ変異株が五輪関係者のみならず、一般市民を襲っている。それでも「安心安全と」と強弁する菅義偉は、悪魔の使いなのか、その表情から、笑顔が消えて久しい。日本人の命を差し出して大金を費やす五輪強行に対して、国民はNOである。下駄を履かせない世論調査は、10前後だと決めつけたい。 

2021年7月20日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

新型コロナウイルス感染症の「第4波」に見舞われ、この春に緊急事態宣言が相次いで出た10都道府県で、少なくとも51人が自宅や宿泊療養施設で亡くなっていた。自治体に朝日新聞が取材した。「第5波」でも起こりうる事態 感染の急拡大で医療が逼迫(ひっぱく)し、十分な治療を受ける前の段階で、命が失われていた。専門家は「感染力がさらに強い変異株が広がる『第5波』でも、同様の事態は起こりうる」と警告する。

(日刊ゲンダイ)何とも欺瞞に満ちたスピーチだった。東京五輪開会まで1週間となった16日、IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が被爆地の広島市を訪問。平和記念公園の原爆慰霊碑に献花し、原爆資料館を視察した。ノーベル平和賞狙いの魂胆が透けて見えるバッハの強行に、市民は猛反発。口先だけの「平和」や「安全」には、もうウンザリだ。

(同)小池都知事は16日も「いつもの顔ぶれの少人数で、自宅で五輪を楽しんで」などと国民に自粛を要請していたが、本人たちは“ぼったくり男爵”を囲んで大宴会をやるという。 五輪スポンサーがIOCバッハ会長に激怒!ぼったくり男爵よ、パビリオンは無用の長物だ  17日のNHKニュースによると、東京五輪・パラリンピック組織委員会は18日、IOCのバッハ会長らを招いて東京・港区の迎賓館赤坂離宮で歓迎会を開く。

鳩山由紀夫元首相が17日のツイッター投稿で、広島市を訪れたIOCトーマス・バッハ会長に対して、現地での発言から「核爆弾を落とした米国に対する批判も核廃絶に向けての強い意志も感じられなかった」として、「パフォーマンスと言われても仕方ない」と断じた。

【AFP=時事】東京都内で17日、東京五輪の中止を求めるデモが行われた。参加者らは、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハThomas Bach)会長が宿泊するホテルに向かって行進した。警察に制止される場面もあった。【翻訳編集】

 

【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は17日、開幕を23日に控えた東京五輪について、これまでのところ「完全な失敗に見える」と指摘し、1964年の東京五輪のように日本に誇りをもたらすことは期待できないと伝えた。新型コロナウイルス流行の影響で国民に懐疑論が広がり、当初の五輪への熱気は敵意にすら変わっていると報じた。
(共同)(国際オリンピック委員会(IOC)は20日、東京都内で総会を開き、バッハ会長が開会のあいさつで「ついにここまで来た。舞台は整った。(テレビなどで)何十億という人が東京五輪を見て日本国民を称賛するだろう」と述べた。

 
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東京五輪 韓国・文在寅大統領“訪日せず

2021年07月19日 18時20分07秒 | ニュース

東京五輪 韓国・文在寅大統領“訪日せず”

 
Yahoo!ニュース
 

Nippon News Network(NNN)

東京オリンピックに合わせて調整が進められていた韓国の文在寅大統領の日本訪問について、韓国大統領府は「訪日しないことを決めた」と発表しました。

大統領府側は「両国間の協議が進められ理解の接近はあったが、首脳会談の成果とするには相変わらず不十分だ」と主張。「諸般の事情を総合的に考慮して決めた」と説明しています。

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野党は連合原発派を斬り捨てよ!<本澤二郎の「日本の風景」(4149)

2021年07月19日 17時37分16秒 | 国際・政治

野党は連合原発派を斬り捨てよ!<本澤二郎の「日本の風景」(4149)

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野党は連合原発派を切り捨てよ!<本澤二郎の「日本の風景」(4149)

<地球温暖化で人類消滅犯の原発派は生き残ることが出来ない!>

先の都議選の結果を見れば、自公体制は有権者の支持を失った。コロナ電通IOCのための4兆円五輪を評価していない。政権交代を求めている。それでも、対抗する受け皿が用意できない野党である。野党の結束を阻止する一部の勢力が、かつては国民の味方だった労働組合なのだ。どういうことか?

 

 連合である。しかも、連合の主導権を握る原発派・電気連合なのだ。労働組合でありながら、政府・原子力ムラの一翼を担っていて、全く恥じない。恥知らずは自公だけではないのだ。野党連合を阻止する連合に、いよいよメスを入れる時がきたのではないか。元自民党支持派からも「電気連合を切れ」との怒りの主張が飛び出してきている。

 

<連合原発派は殺人労組=財閥の先兵か>

 地球温暖化・異常気象の犯人は、ガソリン車や石炭火力発電所だけではない。もっともっと巨大な犯人がいる。400基以上の原子力発電所から海水に放流されている高温の汚染した大量排水なのだ。海水の二酸化炭素を大気中に放出するだけではない。海水温を引き上げて、それによって異常な地球破壊を引き起こしている。

 

 原発による放射能汚染は、低線量でも人間の命を奪う。さらに、大災害で人々の命と生活を奪っている元凶である。その先兵役が、連合の原発派・電気連合ということになる。労働貴族とも称される財閥の先兵なのだ。国民の命を奪う、殺人労組と言ってもおかしくないのである。

 

<熱波・大豪雨・大洪水・ハリケーンは原発400余基の高温大量排水>

 原子炉を冷やすために原発が、海水を使用できる海のそばに建設されているという事実でさえも、気付いていない市民は少なくない。昨日、元教師の86歳の我が恩師に原発のことを話してみた。

 

 彼女の近くの山間部にある千葉県が認可した水源地の産廃場に、フクシマの放射能汚染土壌などが、実に1万トン以上も投棄された。その事実さえも、知らなかった。

 ぼけ老人ではない。パソコンも使うことが出来る。頭はすっきりしている。足腰が多少、弱っているだけだ。週2回のデイサービスに出かけて、入浴を楽しんでいる元英語教師で、彼女の父親は敗戦後、28歳で校長を務めた、いうなれば地方の教育一家で知られていた。

 それでも、近くの産廃場にフクシマの放射能汚染物資が投棄されていることについて、全く気付いていなかった。千葉県と産廃場経営者がこっそり強行して、住民には蓋をして、知らぬ半兵衛を貫いてきたのである。報じたのは毎日新聞、それも小さな記事だった。「当時の知事・森田健作はその大金で別荘のような高級住宅を建てた。認可した役人、そして産廃場の関係者も、法外な利益を手にした。断定できる」が、地元の事情通の指摘である。

 

 目下、木更津市の水源地にも、同じような産廃場建設計画が持ち上がっている。二匹目のドジョウを狙ったものか、同一の業者なのか。決まってやくざがらみの業者だ。要は、房総半島を放射能汚染地域にするというもので、金のためには何でもする悪徳政治屋と悪徳業者が存在する三等国の日本を知らしめている。同じような事例は、首都圏以外でも起きているだろう。

 

 フクシマには、東電原発近くの町のいたるところに、汚染土壌をつめた真っ黒な袋が、今も不気味に置かれたままになっている。フクシマの恐怖は、10年前と同じなのだ。「復興五輪」とは、日本原発ロビーによる国民を欺く策略、転んでもただでは起きない恐ろしい悪魔の体質を象徴している。

 これに抵抗した学者やジャーナリストらが、次々と怪死を遂げていたことも、例の竹野内真理blogで知ったばかりだ。恐怖の言論弾圧で、新聞テレビも死んでしまった。目隠しされた国民は多い。

 

 ともあれ、原発は放射能汚染問題だけではない。地球の永久凍土を溶かし、海水温を上昇させ、其の結果、気候変動をもたらしてきている。日本は54基の原発で、地球を破壊してきたことになる。86歳の元英語教師は、目を丸くして聞いてくれた。

 

 北米のハリケーンは有名だが、目下、熱波でもって人の命を奪っている。大豪雨による大洪水でも。日本列島は台風の季節に入ると、農作物から人命までも奪われることになるだろう。2019年の15号台風では、本気で「おしまいか」という恐怖を味わった。

 

<連合は電気連合を排除離脱することが国民の声>

 電気労連と記憶していたが、確認すると、電機連合である。日立・東芝・三菱の原発御三家が、組合の主力となっていた。要するに原発労組なのだ。原発による暴利で飯を食っている、労働貴族の労働組合なのである。 

 とはいえ中曽根バブル崩壊以降、加盟組合を広げてきたものの、全体の規模は大きく縮小してきている。2019年資料では231組合、約57万人組合員と

落下が著しい。311によって原発NOの動きは、国際的に流行している。原発建設を喜んで受け入れる国は、この地球から消えてしまった。

 

 チェルノブイリ事故で原発の恐怖を認識していたドイツは、311で即座に原発全廃を決めたが、日本では安倍・自公という、極右のカルト教団を支持基盤とする政党が、再稼働政策を強行しているものの、国民の抵抗は強い。

 

 国民の怒りは、原発御三家の電機連合にも向かっている。日立・東芝・三菱の不買運動にも点火するだろう。

 

<地球・人類のために電機連合・原発派候補を叩き落す運動が不可欠>

 地球と人の命を守るために、主権者が出来る行動は、原発派候補を落選させる運動に参加することである。電機連合が支持する候補者を落選させる運動が不可欠であろう。

 

 天人合一という言葉がある。自然・地球と人間は、一体である。自然が壊れると、人間は生きられない。科学技術の終着点は、核開発・核エネルギーである。それによって、地球は破壊されている。其の結果、人間も安心安全の生活を脅かされてしまった。

 

 科学技術文明からオサラバする時である。大自然との共存が人の道である。お互い角突き合わせている時ではない。賢者は米中対立を止めることでなければならない。原発廃止のために人類は、協力すべき時である。時間は限られている。

 

<日本学術会議のフクシマ報告書は破棄して再レポート作成を>

 ついでに言うと、日本学術会議のフクシマ報告書である。フクシマは原発派によってコントロールされている。それが学術会議のレポートにも反映されていた。竹野内真理blogは、それを見逃すことはしなかった。

 

 日本学術会議は、問題の報告書を廃棄して、改めて公正なレポートを作成するほかない。原子力ムラによって、子供や若者たちの健康が奪われている。放射能下に生きる福島県民という人体実験を、直ちに止めさせるのである。すでにチェルノブイリで判明している。731部隊ときっぱり手を斬るしかない。

2021年7月19日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

立憲民主、国民民主両党は15日、最大の支持団体である労働組合の全国組織「連合」と次期衆院選に向けた政策協定を締結した。連合が目指した3者の協定は、先の東京都議選などで立民が共産党と連携したことに国民民主が反発した影響で見送られ、同じ内容の協定をそれぞれ別途結ぶ形になった。衆院選に向けた立民と国民民主の不協和音が浮き彫りになった。

 

本澤先生、官邸前行動
(原発反対)に参加して来ました。チラシの中身は原発ですが1(再稼働、汚染水7,25)2(島根原発2号炉にノー、パブコメ7,23)3(原発いらない金曜行動、8,20   9,17)4(子供、脱被爆裁判、7,24)
5(東電、原電の闇を暴く7,18)6(沖縄つぶしの「土地規制法」は廃止7,23)7(ふるさとを返せ
津島原発訴訟を支援しよう)8(辺野古「不承認」の支持アピールをしましょう、ネット署名)東オリ反対チラシ
デモ2(197111月沖縄闘争に参加、殺人罪
でっち上げ462017年公務執行妨害で逮捕、
現在東京拘置所に収監中、接見禁止)多分私が頂いたチラシは半分位ですかね、此の原発反対行動は市民のアピールで2回目です、原発当該地では反対運動が全国に及んで居ると思います。3,11事故も安全神話ですね、安全とアピールなら避難訓練とか設備の点検とかもおろそか、福一の事故後(冷却水)のルートさえわからなかった、だらだらすいません?7/16  仲村

 

 
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真面目に運営していても、「飲食店」だけが叩かれるシンプルな理由スピン経済の歩き方

2021年07月19日 17時29分13秒 | デジタル・インターネット

真面目に運営していても、「飲食店」だけが叩かれるシンプルな理由スピン経済の歩き方

2021年07月13日 09時18分 公開
[窪田順生ITmedia]
 

いじめられる正当な理由はない

 と聞くと、「ワケのわかんない主張をするな! 飲食店をいじめているわけではなく、みんなの命を守るためにはしょうがないのだ」と声高に主張する人もいるだろうが、残念ながらそれは「ムード」に流されているだけと言わざるを得ない。

 例えば、7月11日の感染経路を見ても、新規感染者614人の中で最も多いのは「家庭内」で113人、次いで「職場内」が54人。酒を提供する店があるせいで感染が広がっているというのは、科学的エビデンスが弱く、「フィーリング」に近いストーリーなのだ。

 また、「みんなの命を守る」という点では、飲食店イジメは逆効果だ。

 

 昨年いたるところで「医療が崩壊したら救える命が救えなくなる!」という悲鳴が上がったが、実は日本の超過死亡は減少している。日本では平時でも年間で約138万人が病気や老衰で亡くなっている。つまり、毎日平均すると3700人以上の死者が出ているのだが、昨年はそれが大幅に減少。コロナによる死者も例年のインフルエンザとそれほど変わらない水準だった。つまり、日本は他の先進国と比べたらケタ違いに「みんなの命」を守れているのだ。

飲食店の倒産件数(出典:東京商工リサーチ)

 しかし、そんな「善戦」の足を引っ張っているのが、飲食イジメだ。警察庁の発表によれば、6月に全国で自殺したのは1745人で、昨年同時期より173人増え、これで12カ月連続で自殺者が増加している。その中でも前年から2割弱と大幅に増えているのが、パートやアルバイトという非正規雇用で働く方が多い女性だ。ネチネチと飲食店イジメが続くことで、引き起こされている「経済死」が、非正規女性の自殺を増やしている恐れがあるのだ。

 このような日本の状況を冷静に振り返って見れば、飲食店だけがここまで執拗(しつよう)にいじめられる正当な理由はない。しかし、現実はもはや「反社」扱いだ。ということは、論理的に考えれば、答えは一つしかない。

 権力が飲食店をここまで執拗に叩くのは、「コロナ対策やってます」という政治的パフォーマンスのためであり、「いじめてもいい存在」だと軽んじているからなのだ。

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トヨタ、五輪関連CM見送り 最高位スポンサー+

2021年07月19日 12時42分40秒 | ニュース

トヨタ、五輪関連CM見送り 最高位スポンサー

大阪日日新聞2021年7月19日 12:25

 東京五輪・パラリンピックの最高位スポンサーのトヨタ自動車は19日、五輪に関するテレビCMを国内では見送る方針を明らかにした。企業イメージの低下につながると判断した可能性がある。

 愛知県豊田市のトヨタ自動車堤工場の入り口に掲げられた同社のロゴマーク=2020年4月
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仏“ワクチン義務化”反対 11万人超が抗議デモ

2021年07月19日 11時40分13秒 | ニュース

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仏“ワクチン義務化”反対 11万人超が抗議デモ
[2021/07/18 06:45]
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https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000222920.html

 フランスで政府が打ち出した新型コロナワクチンの接種の義務化などに反対するデモが行われました。

 パリでは17日、数千人の市民が「ワクチン接種は個人の自由に関わるものだ」などと政府に対し、抗議の声を上げました。

 政府の発表によりますと、フランス全土で11万人余りがデモに参加したということです。

 感染力の強いインド型の「デルタ株」の感染拡大が懸念されるなか、フランスでは21日から映画館などの娯楽施設で、8月上旬以降はカフェなどでワクチンの接種や陰性の証明の提示が必要となります。

 また医療関係者は9月15日までにワクチンを接種するよう義務付けられました。

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大阪市保健所態勢強化へ 増員で業務迅速化図る

2021年07月19日 10時47分41秒 | ニュース
 

大阪市 保健所態勢強化へ 増員で業務迅速化図る

大阪日日新聞2021年7月18日

 大阪市は新型コロナウイルス感染症の第5波に備え、感染状況に応じた保健所の人員増強や疫学調査の簡素化で、患者の状態把握や療養方法決定などの迅速化を図る。今春の第4波の反省を踏まえ、「患者への速やかなファーストタッチ(最初の連絡)を基本とする」(市担当者)方針だが、感染急拡大時の人員増強は民間派遣の割合が高く、必要な人員を確保できるかどうかが課題となる。

 

 保健所や区保険福祉センターは、患者の状況把握のほかに感染経路を特定するなどの疫学調査も担う。第4波では感染拡大のスピードに保健所の業務が逼迫(ひっぱく)し、感染判明から患者への連絡に数日かかる場合が相次ぎ、連絡前に亡くなった事例もあった。

 このため、市内の新規感染者数が「300人以上600人未満」と第4波並みになった場合には、疫学調査チームの配置人数を現状の56人から96人態勢に増強。「600人以上千人未満」の場合は135人態勢などと、新規感染者数に応じて5段階で人員を配置する。

 ただ、疫学調査は基本的に保健師や看護師が担っており、増員は民間派遣が中心。感染急拡大時には、保健師や看護師といった専門職は需要が大きく、人員を確保できるかどうかが課題になる。

 このため、市内の新規感染者数が300人を超えた場合は、病状や基礎疾患の有無などの患者の状態把握▽入院・宿泊・自宅療養など療養方法の決定▽療養方法に応じた必要事項の案内-といった「ファーストタッチ」を最優先する。

 疫学調査の簡素化では、濃厚接触者の確認▽勤務先などの集団疫学調査の要否▽発症日-などに質問を絞り、調査時間を短縮する。市の担当者は「調査の時間を半分程度で済ませ、速やかに患者と連絡を取れるように努めたい」と強調。

 疫学調査以外でも新規感染者数のステージに応じて、宿泊オペレーターやデータ入力などの人員を民間派遣で確保することにしている。

 

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兵庫県知事選 斎藤氏が県政史上初の自民分裂選挙を制す 維新推薦、大阪との関係に変化か

2021年07月19日 10時32分27秒 | ニュース

兵庫県知事選 斎藤氏が県政史上初の自民分裂選挙を制す 維新推薦、大阪との関係に変化か

神戸新聞2021年07月18日21時48分

兵庫県知事選 斎藤氏が県政史上初の自民分裂選挙を制す 維新推薦、大阪との関係に変化か

 任期満了に伴う兵庫県知事選は18日投開票され、総務官僚出身で元大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)=自民、維新推薦=が無所属新人5人による争いを制し、初当選した。県政史上初めて自民分裂選挙となったが、5期20年務めた井戸敏三知事(75)の後継として、党方針に反発する自民県議らが支えた前兵庫県副知事、金沢和夫氏(65)をかわした。現在40代の都道府県知事は5人で、斎藤氏は2番目に若い知事となる。就任は8月1日付。

 新人同士の争いは2001年以来で、47年ぶりに過去最多タイの5人が立候補した。投票率は41・15%(18日午後10時半時点の確定市町分)と、前回並みとなる可能性が高い。

 自民党本部は告示直前、分裂回避を求めたが、最後まで斎藤氏と金沢氏の支持で割れた。菅内閣の支持率が下がる中、近づく衆院選の前哨戦は制したが、党県連内にしこりを残した。

 相乗りで支援した維新は、公認候補がトップに就く大阪府市を除き、党本部が推薦した候補が都道府県や政令市の首長になるのは初めて。今後、兵庫と大阪との関係や県政運営への影響力などが焦点となる。

 保守分裂や維新の初参戦など、政党による支援の枠組みが注目された一方、新型コロナウイルス対策や歯止めのかからない人口流出、低迷する地域経済の回復など、県政課題の論戦は深まらなかった。

 斎藤氏は「県政の刷新」を掲げ、59年にわたり副知事が知事に就く禅譲の系譜を批判。若さと総務官僚としての実績をアピールした。自民の一部県議と国会議員らが支え、党本部は西村康稔経済再生担当相ら閣僚や党幹部らを相次いで送り込んだ。維新代表の松井一郎大阪市長、副代表の吉村洋文大阪府知事も駆け付け、大阪との連携強化の必要性を訴えた。

 金沢氏は、県政継承を求める自民県議団の議員や、立憲民主と国民民主の両党県連から支援を受けた。11年に及ぶ副知事としての実績と安定感を強調。県庁OBの組織力をフル回転させ、告示後は井戸氏も積極的に応援に入ったが、禅譲批判をかわせず、井戸路線の継承を求める声は広がらなかった。

 元兵庫県議の金田峰生氏(55)=共産推薦=は、県政批判とともに、菅政権との対決姿勢を鮮明に打ち出した。コロナ対策や社会保障の充実を訴えたが、支持は伸びなかった。

 元加西市長の中川暢三氏(65)と、音楽塾経営の服部修氏(47)は支持が広がらなかった。(紺野大樹)

【略歴】斎藤 元彦氏(さいとう・もとひこ) 1977年11月生まれ。神戸市須磨区出身。2002年に東大経済学部を卒業し、総務省入省。東日本大震災直後には全村避難となった福島県飯舘村に派遣された。宮城県財政課長や総務省都道府県税課理事官などを歴任。18年から21年3月まで3年間、大阪府財政課長を務めた。

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