青森県六ヶ所村でタッチパネルセンサーなどを製造する「ANOVA(アノヴァ)」が7日付けで青森地方裁判所に自己破産を申請していたことがわかりました。負債総額は12億2000万円あまりにのぼると見られています。
民間の信用調査会社=帝国データバンクなどによりますと、青森県六ヶ所村尾駮に本社を置く「ANOVA(アノヴァ)」は青森県のクリスタルバレイ構想の中核を担っていた企業が2011年に経営破綻したことを受けて工場を引き継ぎ、フラットパネルディスプレーやタッチセンサーパネルの製造や販売を行なっていました。
2016年には21億6000万円の売り上げがありましたが、自動車市場での世界的な半導体不足に加えて、新型コロナによる供給網の混乱などの影響を受けて業績が悪化。約12億2800万円の負債を抱えて、7日、青森地裁に自己破産を申請しました。
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