教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

大阪万博が失敗確定な「4つの理由」、世界もあきれる“驚きの開催目的”とは?

2024年10月19日 17時08分36秒 | ニュース


大阪万博が失敗確定な「4つの理由」、世界もあきれる“驚きの開催目的”とは?

一地方の地域おこしに、世界も企業も協力できない

 そもそも、この手のお祭り(イベント)に、積極的に参加する理由は何か。

 第一は、目的や大義への賛同であろう。そこで、大阪万博のHPを開いてみると、開催目的として次のように記載されている。

<「万博」には、人・モノを呼び寄せる求心力と発信力があります。この力を2020年東京オリンピック・パラリンピック後の大阪・関西、そして日本の成長を持続させる起爆剤にします。>

 ちょっとびっくりである。地域の成長の起爆剤だったのだ。これでは、大阪以外の人の共感は得られまい。別途、万博の理念として、<世界の人びとと、「いのちの賛歌」を歌い上げ、大阪・関西万博を「いのち輝く未来をデザイン」する場としたい>という記述はあるし、当然、それに関連する展示などもありそうだから、それらしい格好はつくだろう。しかし、もともとの目的があまりに直截的で、これではパビリオンを出そうかなと思った国の大使も「どっちらけ」だろう。

 次の理由は、名誉である。この栄えあるイベントに出展できることを喜びと思えることである。オリンピックの制服やユニホームを提供できることで、それが名誉となり、企業の格が上がり、ブランド力も向上することを狙い、みなし公務員に贈賄をして有罪判決を受けた例がある。したがって、これと同様に、パビリオンを出すことにメリットを感じてくれる企業もあると思われる。

 しかしながら、すでに一流企業として認識されている企業にとって、今の時代に万博にパビリオンを出すメリットはあまりない。日本に来た外国人にアピールできるといっても、基本的には日本人が多く集まるイベントなのだ。さらには、22年までドバイでど派手な万博が開催されていたので、万博については食傷気味といったところではないだろうか。

経済的なメリットもなく、付き合う義理もない

 第三の理由は、経済的メリットである。このイベントに出展し、新たな驚きを提供することで話題になり、国家や企業の価値が上がり、商品が売れるといった事態が期待できるのかどうか。

 確かに万博は、各国のおいしい食べ物や興味深い未知の文化に触れることができる機会となるだろうから、そこへの集客から経済的なメリットを獲得することはできそうである。とはいえ、昨今は各国・各企業とも、すでに日々、SNSなどのインフルエンサーを通して、ターゲットごとにメッセージを伝達する努力をしている。不特定多数相手の万博にどれだけ期待できるのかはかなり未知数である。

 第四の理由は「お付き合い」である。大阪で一丸となって、関西で一丸となって、あるいは日本全体で一丸となって……という機運が高まっているなら、それを無視することはかなり難しい。しかしながら、目的のところにあったように、このイベントの主役は大阪であり、ちょっと拡大して関西、そして取って付けたかのように日本の経済発展のためにやるイベントであると明記されている以上、まずは大阪が頑張れば良いのであって、その他の地域の人は良くて様子見である。

 ただ、関西といっても決して一枚岩ではない。対関東・対東京ということでは団結することもあるかもしれないが、大阪の近隣県はそれぞれ、「うちは大阪とは違いますから」と一くくりにされることにむしろ抵抗する傾向さえある。大阪の中であっても、「うちはみなさんが思っている大阪とは違いますから」と思っているに違いないし、必ずしも万博を歓迎していない人だってたくさんいるだろう。

 無理にお付き合いをしなくて良いのであれば、誰も積極的に参加しようとはしない。そこで、今回はテコ入れが行われ、経済産業事務次官経験者が担当となり、大阪を地盤としていない企業も、お付き合いでも良いから、何らかの支援をしてほしいという依頼を受けることになるだろう。それで、仕方なく参加する国や企業が出てくることはあっても、あくまでお付き合いだから、手間もお金もかけず、お茶を濁したような展示が増えるだけとなるだろう。全体として、「しょぼい」ことになってしまう可能性は高い。

 
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2024.10.18大阪・関西万博 会場内営業施設《レストラン・ショップ》の店舗詳細情報(第1弾)を10月18日(金)より公開します

2024年10月19日 16時42分03秒 | ニュース

プレスリリース

2024.10.18大阪・関西万博 会場内営業施設《レストラン・ショップ》の店舗詳細情報(第1弾)を10月18日(金)より公開します

 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場内にオープンする営業施設(レストラン・ショップ)の店舗詳細情報(第1弾)を10月18日(金)より大阪・関西万博公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」に公開します。
 大阪・関西万博の会場内ではフードコート・レストラン・ファストフード・カフェ等の飲食店舗や日本各地の物産品やさまざまなグッズを取り扱う物販店舗、幅広いニーズに応えるコンビニエンスストアを配置します。今回は会場内営業施設の店舗詳細情報の第1弾として営業参加店舗27店舗の情報を公開します。
 当協会では来場者の皆様をお迎えする準備を順調に進めており、会場内営業施設では多くの事業者が参加し、来場者の皆様のニーズに応えられるようにバリエーションに富んだ業種や業態、店舗、メニュー、商品等を計画中です。

▽今回情報公開する営業施設

 <ラウンジ&ダイニング>
 ・ラウンジ&ダイニング(FVジャパン株式会社)

 <リングサイドマーケットプレイス東>
 ・インドカレーの店(名鉄協商株式会社)
 ・ソウルLive(有限会社KORAIDOU)
 ・大阪ハラルムガルEXPO2025店(株式会社エス・エー・グループ)
 ・景福宮(有限会社KORAIDOU)
 ・SAIGON屋台(仮称)(名鉄協商株式会社)

 <リングサイドマーケットプレイス西>
 ・サスティナブルフードコート大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~(白ハト食品工業株式会社)
 ・つくもうどんEXPRESS大阪・関西万博店(株式会社神戸ゴマルゴ)
 ・おこしやす京の小路(一般社団法人 京都物産出品協会)
 ・K-POP SHOP 韓流スターワールド(有限会社KORAIDOU)
 ・アニメイト大阪・関西万博店(株式会社アニメイト)

 <ウォータープラザマーケットプレイス西、東>
 ・醗酵食堂 Hasshoku(株式会社初亀)
 ・ファミリーマート大阪・関西万博店(株式会社ファミリーマート)

 <EARTHTABLE~未来食堂~>
 ・GF RAMEN LAB大阪・関西万博店(ケンミン食品株式会社)
 ・テラスニチレイ(仮称)(株式会社ニチレイフーズ)

 <JAPANマルシェ>
 ・人と地球とショートケーキと FUJIYA EXPO 2025 STORE(株式会社不二家)
 ・souvenir JAPAN EAST 大阪・関西万博店(有限会社ノーブルクリエーション)
 ・京丹波(株式会社京丹波)

 <風の広場マーケットプレイス>
 ・牛カツ京都勝牛(株式会社ゴリップ)
 ・souvenir JAPAN WEST 大阪・関西万博店(有限会社ノーブルクリエーション)

 <未来型営業施設>
 ・近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 大阪・関西万博 ウォータープラザ店
  (サントリーホールディングス株式会社)
 ・くら寿司 大阪・関西万博店(くら寿司株式会社)
 ・SUNTORY PARK CAFE(サントリーホールディングス株式会社)
 ・水空SUIKUU(サントリーホールディングス株式会社)
 ・スシロー 未来型万博店(株式会社FOOD & LIFE COMPANIES)

 <未来型チャレンジショップ>
 ・まねきダイニング(仮称)(まねき食品株式会社)
 ・らぽっぽファーム ~ おいもといちごのfarm to the table ~(白ハト食品工業株式会社)

詳細については【別紙 営業施設一覧】をご確認ください。(PDF:0.2MB)


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自民党本部に火炎瓶を投げ込み、首相官邸に車両で突入 警視庁が男を確保

2024年10月19日 08時02分02秒 | ニュース

 

 
 

首相官邸に車両で突入 男を確保

自民党本部に火炎瓶を投げ込み、首相官邸に車両で突入 警視庁が男を確保

(産経新聞) 2024/10/19 06:42

首相官邸に突っ込んだとみられる車を調べる警察官ら=19日早朝(大渡美咲撮影)

首相官邸に突っ込んだとみられる車を調べる警察官ら=19日早朝(大渡美咲撮影)

(産経新聞)

捜査関係者によると、19日早朝、何者かが東京都千代田区の自民党本部に火炎瓶を投げ込み、その後、首相官邸に車両で突入したとの情報があった。突入したのは男で、警視庁に確保されたという。詳しい状況を調べている。

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〈専門医が解説〉秋花粉の傾向と対策「草むらに近付かない」だけでOK? 点鼻薬の使用は厳禁? ダニの可能性もあり?

2024年10月19日 01時51分28秒 | 健康・病気
 
 
 

〈専門医が解説〉秋花粉の傾向と対策「草むらに近付かない」だけでOK? 点鼻薬の使用は厳禁? ダニの可能性もあり?

〈専門医が解説〉秋花粉の傾向と対策「草むらに近付かない」だけでOK? 点鼻薬の使用は厳禁? ダニの可能性もあり?

〈専門医が解説〉秋花粉の傾向と対策「草むらに近付かない」だけでOK? 点鼻薬の使用は厳禁? ダニの可能性もあり?

(集英社オンライン)

季節の変わり目のせいか、最近なんだか鼻やのどの調子が悪い……。もしかしたらそれは“秋花粉”が原因かも。風邪と間違えやすいといわれる秋花粉だが、実は日本人の約2割が秋花粉を引き起こす“ブタクサ”にアレルギーを持っているそう。今回は、そんな秋の花粉症についてアレルギー専門医が徹底解説する。

春のスギ花粉よりは症状が軽いけど……

連日の猛暑がようやく終わりを告げ、秋の訪れを肌で感じるようになってきた10月。

アウトドアアクティビティをのびのびと楽しめる季節になったと思いきや、この時期の外出では“秋花粉”に悩まされる人も少なくない。

NPO花粉情報協会の理事も務める、ながくら耳鼻咽喉科アレルギークリニック院長・永倉仁史氏は、秋花粉について次のように説明する。

「秋はブタクサによる花粉症に悩まれる方が多いです。次いで、ヨモギ、カナムグラなどが秋花粉の原因として挙げられます。秋花粉の主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、あとは喉のイガイガなどですね。

風邪と区別しづらいこともありますが、熱や咳は出ないのに、鼻、目、喉に違和感を覚えたら秋花粉を疑ってみてもいいかもしれません」

一般的にあまり馴染みのない秋花粉だが、春花粉との違いは?

「秋のブタクサ花粉は、春のスギ花粉のように広範囲には飛散せず、花粉量もスギのほうが圧倒的に多いと言えます。そのため、ブタクサ花粉はスギ花粉に比べると症状の強い方が少ない。

スギ花粉は、ひどい鼻づまりやくしゃみで眠れない方や、呼吸困難になる方、気管にきてしまい喘息症状を引き起こす方もいますが、ブタクサ花粉ではそこまでの方を見たことがないですね。

とはいえ、ブタクサ花粉だけ陽性が出る方もいますし、スギ花粉とブタクサ花粉の両方を併発している方も多いです」

また、ブタクサの花粉症を持っている人は、次のような食材にもアレルギー反応を示す可能性が高いという。

「ブタクサ花粉を持っている人は、スイカ、メロン、バナナなどを食べたあと、口や喉にかゆみやしびれが出る口腔アレルギー症候群(OAS)を併発している場合が多くあります。これらの食材が有するアレルゲンは、ブタクサ花粉のアレルゲンと一部構造が似ています。

ちなみにスギ花粉は、メロン、キウイ、バラ科の食材と抗原が共通しているとよく言われますね」

秋花粉は、草むらに近付かなければ安全

一説によると、日本人の約2割が陽性だという秋のブタクサ花粉。なにか対策方法はあるのか。

「スギ花粉とは異なり、ブタクサ花粉は飛んでも数メートルから数百メートルほど。スギ花粉のように、どこにいても症状が出てしまうというわけではありません。

ブタクサは公園や空き地、河原など雑草の多いところに生えているので、草むらがあるような場所に近付かなければ避けられるでしょう。

そういう場所をどうしても通る場合は、マスクの着用によって花粉の吸いこみを抑えることができます。

ちなみに、ヨモギはブタクサと同じく土のあるところに生えており、カナムグラはつる植物なのでガードレールや金網などに絡まっていたりします」

逆に、雑草が生えていないような場所でアレルギー症状が出る場合は、秋花粉ではなく“ダニアレルギー”の可能性があるという。

「ダニは25〜30度で育ち、その温度以下になると死骸になって飛び散ります。そのため、毎年10月くらいになると、気温の低下で夏までに繁殖したダニが死んで空中に死骸が飛び散るため、ダニアレルギーの症状が出る人も多くなるようです。

いずれの場合も、まずはアレルギー血液検査を受けてみることをおすすめします」

点鼻薬の使用はNG! 鼻づまりが悪化する恐れも

また、症状が軽めの秋花粉は、市販の抗アレルギー薬でもある程度対処ができるようだ。

「市販薬の『アレグラ』や『アレジオン』は、病院で処方される抗アレルギー薬と有効成分が近いと言えます。市販薬で症状が治まるのであれば、市販薬を服用しても問題ないでしょう。眠気が出にくいので、日常的にも使いやすいですね。目の症状が強い場合は、抗アレルギー点眼薬を併用するのがいいと思います」

ただし、市販の点鼻薬の使用には“待った”をかける永倉氏。

「市販の点鼻薬には、血管収縮剤を含んでいるものが多く存在します。血管収縮剤は、血管をギュッと縮ませて鼻の粘膜の腫れを抑えるので、一時的には鼻の通りがよくなったように感じます。最初のうちは半日くらい効くのですが、しばらくするとまた鼻がつまってくる。

そうして何度も使用しているうちに、だんだんと効き目の持続時間が短くなり、かえって鼻の粘膜が腫れ、鼻づまりがひどくなってしまうのです。

血管収縮剤は、そういったリバウンドを起こしやすく、このような状態を『点鼻薬性鼻炎』といいます」

いずれにしても、花粉によるアレルギー症状が強いと感じる場合は、市販薬に頼り過ぎず病院に行くべきだと話す。

「薬の特許が切れたものから市販できるようになるため、市販薬はやや古いものが多いと言えます。症状が強い人は、耳鼻科に行ったほうがたしかな薬を処方してもらえるでしょう。

また、ブタクサは飛散量が少ないからあまりないとは思いますが、もし皮膚がかゆくなるなど、花粉皮膚炎と疑われる症状が出る場合はアレルギー専門医に診てもらったほうがいいですね」

「猛暑の翌年は花粉が増える」は間違い?

いよいよ10月後半に差し掛かるが、秋花粉シーズンはいつから始まっており、いつ終息するのか。

「実は、ブタクサ花粉はお盆あたりから始まっています。ブタクサは夏の終わりから咲き始めて、10月には咲き終わる。ブタクサ花粉も11月にはほとんど測定されないので、症状が出ている人はあと少しの辛抱ですね。一方で、カナムグラとヨモギは11月くらいまで花粉の飛散が続きます」

ちなみに、2024年の秋花粉の飛散量は“平年並み”だったそう。猛暑の翌年の春は花粉量が増大するという噂もあるが、今夏の酷暑は秋花粉にも何か影響を及ぼしている?

「まず、猛暑の翌年の春に花粉量が増えるというのは、一部合っていますが、正確な表現ではありません。スギ花粉の花芽の最初の分裂は、6月の日射量が影響します。日射量が多いとその分多くの花芽が作られ、それが7〜8月で育つ。

さらにいえば、スギ花粉は一年間花粉を花芽につけると、その枝は翌年休みます。気象条件だけではなく、そういった樹の勢いを見ないと、翌年の飛散量を正しくは予想できないと言えます。

なお、今年の東日本の春花粉は平年並みか少し多かったので、来年はお休みするスギも多いかもしれません。少なくとも東日本においては、史上最高の大量飛散ということにはならない可能性が高い。

そして秋花粉についてですが、気象条件によってブタクサの花粉量が変わっているのを見たことがありません。だから、夏の暑さはあまり秋花粉に関係しないと思います。一年間の花粉の動きが気になる方は、東京都保健医療局が出している『東京都の花粉情報』というサイトを参考にしてみてください」

もうすぐピークは終わりを迎える秋花粉だが、今年セーフだった人も、来年の秋に発症する可能性は十分にある。早めに花粉情報をチェックして、次のシーズンに備えよう。

プロフィール
永倉仁史(ながくら・ひとし)
ながくら耳鼻咽喉科アレルギークリニック院長。アレルギー性鼻炎などのアレルギー性疾患を専門とし、花粉症に関してはNPO花粉情報協会の理事を務める。

取材・文/渡辺ありさ 

 

 

 
 
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