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本澤二郎の「日本の風景」(4922
2023/09/12 10:16コメント13
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本澤二郎の「日本の風景」(4922)
<平和憲法は死せず=長沼違憲判決から50年に感涙>より、転載させて頂きました。
北海道札幌市ですごい集会があった。安倍晋三や読売の渡辺恒雄といった極右・日本会議の面々の心臓を直撃した自衛隊違憲判決から50年という。それを記念する集会に正直驚いた。
「憲法は死んでいない」「生きている」という原告弁護士も元気に集会に参加し、戦争国家体制に屈しない日本国民の平和主義の強さを称えた。護憲リベラルの戦いが再び始まる!「ツネの黒い影に屈するな」という戦闘的リベラリスト・宇都宮徳馬が耳元でささやいてきた感じがする!
生前の「日本人の平和主義はいい加減なものではない。憲法が死ぬことはないよ」という遺言も同時に聞こえる。「女狂いの木原誠二を操るツネに屈する勿れ。43兆円の憲法違反を蹴散らせ」とも叫んでいるではないか!入院中の法律家にも伝えようと思う。
真っ当な野党が一本にまとまって選挙の布陣を敷けば、臨時国会冒頭の木原隠し解散にも、無党派層が自公維体制を圧倒するはずである!
報道によれば(自衛隊を違憲とした唯一の判決である「長沼ナイキ基地訴訟」の札幌地裁判決から50年を迎えたのを記念して9月9日、札幌市で集会があり、約230人が参加した。登壇した当時の原告側弁護士は「戦争する国づくりを危惧する国民の力で判決を勝ち取った」と振り返った)
<違憲の集団的自衛権行使も安保関連三文書も蹴散らせ!>
安倍晋三という長州の田布施内閣が閣議決定した集団的自衛権の行使は、明白に憲法に違反する。歴代の自民党政権でさえも憲法違反と認識していた。第一、国会の判断を回避した偽物である。主権者は容認しない。
非戦の憲法9条に明白に違反する。法律を学んだ人間であれば、当たり前の常識である。米国の戦争に自衛隊を先兵として動員することなど論外である。
もう一つは岸田文雄内閣が、これまた閣議決定した安保関連三文書も違憲だ。専守防衛という従来の立場を投げ出して、相手を攻撃するというのだから、もはや普通の軍事国家そのものだから憲法は容認しない。これも9条に違反する。安倍と岸田を操る黒幕は、事情通であればだれもが知っている。読売の渡辺恒雄だ。宇都宮の言う「ツネ」である。岸信介・正力松太郎・児玉誉士夫・中曽根康弘ら極右と癒着してきた原発推進派で、かつまた核武装国家を言論界で主導してきた人物で知られる。
最近は老いて動けない。それでもHNKの愚か者を使って、自己宣伝のイカサマ本を出版させたことを知った。宇都宮を欺いた左翼から右翼に転向したフィクサーに大義などない。
戦後最悪の憲法破壊者でも知られるが、ゆえに筆者はツネに監視の目を光らせてきた。恩師・宇都宮の怒りの心情を知る人間だからだ。「ツネの野望を許すな」を肝に銘じて生きる凡人ジャーナリストに怖いものはない。
<宮澤喜一側近の金光亮典元昭和ゼネコン社長の電話>
昨夜は珍しい人物が電話をくれた。元昭和ゼネコン社長の金光亮典。護憲リベラルの始祖ともいえる宮澤喜一の側近だ。
東京タイムズの政治部長を辞めるきっかけは、中曽根後継問題で岸の娘婿の安倍慎太郎を担いだ当時の社長・徳間康快に反対して、堂々と喧嘩別れをした。筆者は戦争反対の護憲リベラルの宮沢に肩入れした。
安倍慎太郎はすでに大好きな徹夜麻雀で健康を害していた。そのことを初めて出演したフジテレビで明かすと、途端に同テレビと縁が切れた。右派系のテレビも安倍に肩入れしていたのだ。テレビ界の事情にうとい正論派を相手にしてくれたのはTBS。決して反骨の正論を降ろすことはしなかった。
融通無碍でないとテレビ界では生きられない。いま政治評論家が存在しないようだが、それも仕方ないだろう。維新の橋下などが暴走しているネット界も狂ってしまった。新聞もやめ、テレビも見ないことが、正論を吐ける条件なのだ。
それはさておき宮沢後援会の青年部長などを歴任した金光は、広島の仕事など放り投げて永田町で活躍していた。宮沢本を書く場面で、彼の世話になったし、一時彼は新橋に事務所を開放してくれた。幼いころの岸田文雄のことも知っていた。宮沢家と岸田家は姻戚関係にある。現に岸田に対して宮沢は、政治の基本を教えている。歴史の教訓を基にした憲法国家論だ。したがって岸田は、まともな宏池会の人間だと信じて疑わなかったのだが。
実際は岸田は読売ツネの改憲軍拡論に傾倒していた。連絡役は木原誠二であろう。岸田が重用している理由の一つだ。安保三文書や43兆円の戦争準備計画もナベツネの指示に相違ない。
<中曾根康弘とツネに糧道を断たれ都落ちした筆者に絶句>
「総理大臣 宮澤喜一」を出版したのは、1991年12月のことである。ざっと31年前のことだ。お互い若くて元気がよかったが、ライフワークが日中友好だったことに加えて、次男正文(早稲田OB)の医療事故が人生最大の試練となって身動きがとれなかった。2010年には東芝病院で命を奪われ、2013年11月には妻の眞知子も倒れるという波乱万丈の人生に翻弄されていた。
金光もまた、大病を患って九死に一生を得るという大変な運命に巻き込まれていた。そういう次第ゆえに連絡が途絶えてしまっていた。久しぶりに元気な声に安堵したものだが、岸田のことを聞くと剣もホロロ、評価することなど全くない。凡人ジャーナリストと同じではないか。
宮沢を支援して宏池会に愛着を抱いてきた建設会社の元オーナーも、岸田政治を評価する政策などはゼロどころかマイナスなのだ。憲法を破壊する悪魔なのだから。「ツネに魅入られた権力亡者」と言わぬばかりだ。
筆者はというと、中曽根の改憲批判本を数冊書いた。中でも 『平成の妖怪 大勲位・中曽根康弘』(健友館)を執筆して中曽根に一矢報いて、それを宇都宮の墓前にささげた。すると間もなく出版社が倒産した。
ツネの先輩の読売政治部長の多田実が推薦してくれた二松学舎大学を、理由もなく追放されてしまった。一番人気の講座を担当していたにもかかわらず「講座がなくなった」という口実で。ろくな大学に執着などなかったのだが、手口の汚さに驚いた。「ツネは糧道を断ってきた」のであろう。
それにしてもツネごときの悪党にひるんでしまう新聞テレビ界と出版界にも反吐が出る。どっこいブログ発信が活躍の場をくれた。
<『総理大臣 宮澤喜一』(ぴいぷる社)は『アメリカの大警告』とともに生きている!>
現在、最も宮沢政治に精通しているジャーナリストとして知られる本澤二郎が、宮沢総理の私生活、政治手腕、人脈・金脈など人間像のすべてを、その素顔を織りまぜながら書き上げた自信の1冊。ラスト・チャンスで内閣総理大臣の椅子を手中にした“できすぎる男”の全軌跡。総裁就任直後初の独占インタビューを完全収録。
ネットを検索すると、以上のような文章が載っている。まだ消えてはいない。続く『アメリカの大警告』(データハウス)はナベツネ批判本である。宇都宮の怒りは反骨ジャーナリストの怒りでもある。歴史は消えない、しっかりと悪党を監視している。都落ちも悪くない!
2023年9月12日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
しかし徹底した実務家の森山氏は、続く「大阪万博どうすればいい」というシリーズで、コスト面での最善策は「みかじめ料24億円を払って中止にする」ことを挙げられ、延期や中止ができないならば、この手がありますとばかりに、笑いが込み上げるようなユニークな、しかも夢のあるアイデアを出されていました。
ところが実際に大阪万博協会の進む方向は「プレハブ」の海外パビリオンでした。なぜか?森山氏いわく「奇妙なことばかりなんですよね。」当初の案をことごとく止めたり、不可解な条件をつけている。特に「地下に関しての考え方が非合理的、地面を掘ることに恐れを抱いてしまっている」と気づかれて軟弱地盤について調査をされました。
すると「ヤバそうな資料」を見つけてしまった森山氏。夢洲の前身は「北港処分地」と言い、夢洲に埋め立てられている産業廃棄物にはPCB、放射性セシウム、高濃度ダイオキシンが残存している可能性がありそうです。それらが建設工事への不可解な条件と関係していたかもしれません。万博の行方だけでなく大阪府を揺るがす重大な環境問題が浮上しました。