ボタンクサギ
ヤブラン
この花は以前、蕾を見つけ咲くのを待っていたら下草刈りで刈られてしまった花です。今年はだめかと諦めていたところ、いつもと違う道を散歩していて見つけました。ボタンクサギと言う花です。臭木の仲間ですから葉には臭いがありますが、花は良い臭いがします。もう一枚はヤブランと言います。テレビでこの花の園芸種が報道され、ふと我が家にも原種があると気付き撮影してみました。どんな環境でも育ち、爆発的に増えないので庭園などによくつかわれる花です。今日は少し寒いと感じます、暑かった夏もやっと終わりですね。
昨日の暑さをピークに今日から秋らしくなるそうです。いつも夕方の散歩で写真が光量不足なので、涼しくなったら早めに出かけてみようと思います。
芙蓉
ツルムラサキ
恩田川の河川敷にフヨウ(芙蓉)が咲いていました。夕日に染まる芙蓉は美しい、昔から「芙蓉の顔」と言い、顔立ちの美しい女性の褒め言葉に使われたといいます。美人薄命、朝咲いて夕方にはしぼんでしまう花です。
もう一枚の写真は芙蓉を撮影した近くの畑に咲いていたツルムラサキです。栄養豊富な夏野菜として販売されており、買って食べてみましたがぬめりと臭いがありホウレンソウの様には食べられない、私はあまり好きではありません。
パンパスグラス
タマガヤツリ
アオガヤツリ
秋が近くなるとこの場所に穂をだすパンパスグラスです。和名はシロガネヨシ、原産地は南米の草原(パンパス)です。他の写真は先日掲載した、カヤツリグサの仲間です。この手の草が見当たらず、川の中に生えていたので望遠で撮影して掲載しまいたが、最近はあちこちで見られるようになりました。タマガヤツリとアオガヤツリではないかと見ているのですが、もしかしたら同じ草かも?、区別が大変難しい草で自信はありません。
彼岸花(マンジュシャゲ)
ランタナ(七変化)
シコンノボタン
昨日の散歩で彼岸花が咲いているのを見つけました。少し涼しくなりほっとしたところで咲きだした彼岸花、秋はもうすぐそこまで来ているようです。我が家にも花が咲きました。ランタナ、とシコンノボタンです。ランタナは和名は七変化、ご近所よりだいぶ遅れてやっと咲きました。シコンノボタンは一日花です。
この辺はそんなに降った気はしないのですが、報道によれば相当降ったようです。お湿りになると思っていましたが少し降りすぎですね。照れば猛暑、降ればどしゃ降り、ほどほとがよいのに?!!
この花はジンジャーリリーと言います。オレンジの方は背が高っく、2m近くあるでしょうか、白い方はそんなに高くありません。
ところで、この葛がアメリカに帰化し、ジャパニーズインベーダーと呼ばれているそうです。緑化用に取り寄せたのですが、余りの成長の速さに困っているようです。他にもイタドリ(スカンポ)がスイスに進出して猛威をふるっているとの報道もありました。
日本に帰化した植物は沢山あると知っていましたが、日本からもあちこちに行っているのですね。
邪魔者の葛の根には大量のデンプンを含んでいて葛根(カッコン)と言い解熱の漢方薬になります。葛粉も獲れます。
今日は雨、本当に何日ぶりでしょうか、散歩道では余りの乾燥に恩田川の水をエンジン付きのポンプでくみ上げ散水していましたが、良いお湿りになりますね。
子供のころはお盆を過ぎると、風が秋風になり、ミンミン蝉がツクツクボウシに変わり、遊びに来ていた従兄達も帰り、学校が始まります。なんとなく寂しくなったものです。
写真はジュズダマ、昔は子供たちの遊び道具でした。
ホタルイ
屋敷橋付近より撮影
ホタルイと何故ついたのか、蛍のいそうなところに生えているからという説がありますが、定かではないようです。この草はボランティアの帰り道に通る田んぼに生えており、蕾があるのでいつか咲くのかと見ていましたがいつまでも変化がありません。どうも蕾でなく穂で、穂を覆っている鱗片(リンペン)の下に雄しべと雌しべがあるようです。そして穂が付いているところまでが茎でそこから上は苞葉(穂を覆っていた葉)なのだそうです。草の写真を取り出すと、いろいろ面白い草に出会えますね。
雲の写真はホタルイが生えていた岩川、屋敷橋付近から撮影したものです。
ハマスゲ
ヒメクグ
ヒデリコ
今日もカヤツリグサ科の草を掲載します。ハマスゲ、ヒメクグ、ヒデリコと言う草です。ハマスゲは浜辺の砂地に多いのでこの名前が付きました。この草は下草が短いところならどこにでも生えている草です。根は薬草として婦人病に用いられるそうです。
ヒメクグは道端や田んぼの畦にまとまって生えています。丸い球が付いた草で、姫と言うように可愛い草で、クグとはカヤツリグサの古い名前だそうで、小さいので姫とついたのでしょうか。
ヒデリコは田んぼの畦に生えていました。日照子と書き、強い太陽の下でも繁殖するということでこの名前がついたそうです。
写真に撮ると綺麗ですが、生命力が強く一度侵入を許すと退治するのは大変のようです。
カヤツリグサ
コゴメガヤツリ
アオガヤツリ
暑さのせいか、季節のせいか散歩道に花が少なくなっているような気がします。この際だからと以前から気になっていたカヤツリグサ科の写真を撮ってみようと思い撮影しました。カヤツリグサは道端で良く見る、線香花火のような草です。それの小さいのがコゴメガヤツリ、丸い球のような穂がついたもので穂が緑なのがアオガヤツリと識別しました。あっているか自信はありません。花は葉や茎と色が違うので撮りやすいのですが、草は穂の部分が葉と茎と同じ色、そして下草とも同じなのでうまく写りませんね。
キツネノカミソリ
キツネノマゴ
今日の写真はキツネが付く花です。何故キツネとつくのかは諸説あります。キツネノカミソリは葉がカミソリにて、花がキツネ色だから、キツネノマゴは咲き終わった穂がキツネノしっぽに似ているなどです。キツネノマゴは沢山咲いていますが、キツネノカミソリは散歩道ではこの一本だけ、少し撮影するのが遅くなりました。
少し涼しい?!!、これからボランティアに出かけます。
イヌホウズキ
ワルナスビ
写真はイヌホウズキとワルナスビという花です。イヌホウズキとは「役に立たないホオズキ」と言う意味、有毒です。ワルナスビは茎や葉にトゲガあり、不用意に触ると刺されます。繁殖力も強く駆除しにくい、花はナスににているが悪者、ワルナスビとなったようです。この草も前者と同じソレニンを含み有毒です。
9月になりましたが今年は残暑も熱帯夜、いささか疲れた、昨夜は飲み会がありさらに疲れました。