散歩道に小さな花を咲かせているノボロギクとハキダメギクです。両者とも印象的な名前です。ボロギクは綿毛がぼろ切れを連想させるから?、それが野に咲いているのでノボロギクとなった。ハキダメギクは掃き溜めで見つかったのでこの名前が付いたらしい。
我が家の庭に咲いていたアブチロンも掲載します。これから冬の間も咲き続ける貴重な花です。
ノボロギク
ハキダメギク
アブチロン
ノボロギク
ハキダメギク
アブチロン
シュウメイギク
ヒドリガモ
今日は午後から源氏物語講座に行くのですが、台風が来ており開催するのか不安です。めったにない行事に限り雨が降るものです。
写真はシュウメイギクです。毎年この時期になると可憐な白い花を我が家の庭に咲かせます。ところで白い花と言いましたが、白い部分は花では無く萼片(ガクヘン)なのだそうです。花弁は? 無いらしい。
もう一枚はカモです。数日前に恩田川にやってきたばかり、モヒカン頭の雄は羽の色が違いますがエクリブス羽のヒドリガモだと思います。
「カモ類のオスは、繁殖期の後に全身換羽がおこなわれます。羽色はメスに似て地味になります。この時期の羽をエクリプスといい、繁殖期に見られ、他の時期には見られない美しい羽毛のことを飾り羽(かざりばね)といいます」
シマツナソ
ダンチョウゲ、又はハクチョウゲ
この花はシマツナソと言います。他にはタイワンツナソ、ナガミツナソなどの別名がありますが、モロヘイヤと言った方が親しみのある名前です。漢字では綱麻と書き繊維原料植物です。縞模様の実を付けますが食べられません。もう一枚はダンチョウゲかハクチョウゲです。ダンチョウゲはハクチョウゲの園芸種で似ており私には区別がつきません。
昨日の夜から寒い風が吹き、今日も寒い朝になりました。寒さに弱い草花は枯れて、散歩道も寂しくなりますね。
ナガエコミカンソウ
コミカンソウ
ナガエコミカンソウと言う草はコミカンソウの親戚です。コミカンソウは10月4日に掲載しましたがもう一度掲載します。コミカンソウより柄が長いので長柄となったようです。コミカンソウを掲載してから、ナガエコミカンソウを探していたのですが、いつもの通りでは見つからず、道を変えたらすぐに見つかりました。最近は同じ道でも少し路地を見るとかして新しい種類を見つけています。
ご近所で足場の撤去の音が響いています。ここにきて2軒の家で屋根の葺き替えや外装工事が行われました。マンションは管理費がかかるのでと言う人がいますが、家の補修も結構お金がかかるものです。
色が変わる前のイシミカワ
花被が色好き始めたイシミカワ
イシミカワは漢字では石見川、石実皮、石膠と書かれるようですが、これから名前の由来は推測できますが、何故こういう名前になったかはっきりしていないようです。丸い葉の上に穂状の丸い粒があり、この粒は花被で花が咲くらしいのですが、この株ではすでに咲いてしまったのか、咲かずに自花授粉してしまったのか、咲いているのを確認することができませんでした。しばらく経つと、写真のように緑から紫、青になり、中には堅い黒の実ができます。実の下に付いている丸い葉は托葉(たくよう)といって葉柄(ようへい)の根元につく葉の一種です。茎には下向きの棘があり、葉は三角刑をしており、これらを含めて、ママコノシリヌグイと言う花に良く似ています。花被:ガクと花びらの総称 葉柄:葉の一部で、葉身を茎や枝につないでいる細い柄の部分
今日は昨日と打って変わりいまにも降りそうです。なかなか安定しないですね。
昨日はいつ降ってもおかしくない空模様でしたが、今日は晴天です。秋はこうでなくては、気分も良いですね。最近メジロが庭に来るようになりました。赤く咲いたアブチロン(浮釣木)の蜜を吸いにくるようです。
写真はホトトギスです。花の点がホトトギスの胸の模様ににているところから付いた名前です。ホトトギスは日本古来の種が多いようですね。
アキノゲシも今が盛りです。ノゲシににて秋に咲くのでアキノゲシと言うようですが、あまり似ていない気がします。
今年はドングリが不作でクマが人里に出ると騒いでいます。私の子供のころは柿などはみんな採ってしまい、クマが食べる分はありませんでした。しかしトウモロコシは一晩で畑全部食べられてしまい、ガッカリしたものです。
ハヤトウリの雌花
ハヤトウリの雄花
サンゴバナ
熱帯アメリカ原産のウリで、最初に鹿児島に渡ってきたため隼人ウリと言う名前になりました。昨年友人にもらって食べてみましたが、まあまあの味でした。このウリは雌雄同株、雄花と雌花が同じツルに付きます。隼人ウリはこの地域でも栽培しているのか、野生化しているのかわかりませんが多く見られ、写真を撮っていたら持ち主が来て”隼人ウリですよ”と名前を教えてくれました。もう一枚は我が家に咲いたサンゴバナです。この花は今年3回目の開花ではないでしょうか。良く咲いてくれます。
昨日、暇なので「孤舟」でも読んでみようか思い、ネットで”孤舟”について調べているうちに渡辺淳一さんの「孤舟」が連載してあるページを見つけました。何故連載してあるのかわかりませんが得した感じで早速読み始めました。定年後の我が人生を振り返り、思わず苦笑するか所も多く、しばらくはネットでの読書を楽しみたいと思います。
ヒイラギ、雌雄異株で雄花と雌花があるのですが、この花がどちらか確認できません。
もしかしたらヒイラギモクセイかもしれません。
カンナ、カンナと言う花は写真に撮り難い花なです。
ヤブマメ
トレニア
日影橋の近くの梨畑の柵に巻きついて咲いていまいた。ヤブマメと言います。この花で初めて知ったのですが、花には普通に地上に咲く、開放花と花がが開かない、閉鎖花があるのだそうです。当然、閉鎖花は自花受粉で種を作ることになります。
閉鎖花を付ける植物は19種ほどあるそうです。中には地中、水中に閉鎖花を付けつ植物もあるのです。
このヤブマメは地上に開放花と閉鎖花を付け、地中にも閉鎖花を付けます。特に地中の閉鎖花は大きな豆を作りますので食用になるそうです。
スミレも閉鎖花を付けます。春先は開放花、秋に向かって閉鎖花で種を作るのだそうです。ネットで見ると閉鎖花だけを付ける植物はまれで、普通は両方付けるようです。目的は自花受粉による確実な子孫繁栄と他花授粉による質の異なる子孫の確保です。
このヤブマメは花を3種類付け、光の条件が悪くなると地上の開放花、閉鎖花の順で子孫作りを諦め、地中の閉鎖花で子孫を残すようにできています。厳しい環境でも生き残るためにできたシステムでしょうか。
もう1枚はトレニアという花です。田んぼの畦に2か所ばかり咲いていました。園芸種だと思うのですが、最近は園芸種でも結構あちこちに咲いているのを見かけます。
新しい花を見つけるため、刈り取ったばかりの田んぼの中を歩き回るので靴が汚れます。