日々遊遊!!

散歩道や日々の出来事を・・・

ニホンムラサキに似たイヌムラサキです

2024年03月31日 | 散歩(花)

イヌムラサキは、ムラサキ科の2年草で、乾燥した草地や路傍に自生する野草です。草丈は15~50cm程度で、茎は基部から分枝し、剛毛が多い特徴があります。葉は長さ1~3cmの披針形~狭楕円形で、縁部は全縁で外方に巻き、先端は尖っています。4~6月には、径3~4mm程度の白色の花を茎上部の葉腋につけます。
また、ニホンムラサキ(Lithospermum erythrorhizon)という似た種類の植物もあり、これは耐寒性の多年草で、初夏に白い花を咲かせます。ニホンムラサキは、古くは万葉集にも登場し、1200年前から染料や漢方として利用されていた有用な植物です。

イヌムラサキ


ハナニラは食べられません!!

2024年03月30日 | 散歩(花)

ハナニラは、春に美しい星形の花を咲かせる球根植物です。原産地は南アメリカで、日本では3月から4月にかけて開花します。葉がニラに似た香りを持つことからこの名前がつけられましたが、食用には適しておらず、毒性があるため注意が必要です。ハナニラにはいくつかの花言葉があり、「愛しい人」「堪え忍ぶ愛」「別離」「星に願いを」「地上の星」といったロマンチックな意味を持っています。
桜の開花宣言が遅れ、ひと騒ぎありましたが、東京が咲いて落ち着きを取り戻すでしょう!!、恩田川沿いの一本桜はまだその気配はありません。今日も暖かい日和なので幾分花芽が膨らむでしょうか!

ハナニラ


オオキバナカタバミです

2024年03月29日 | 散歩(花)

オオキバナカタバミ(学名:Oxalis pes-caprae)は、カタバミ科に属する多年草で、南アフリカ原産です。
日本では帰化植物として広く分布しており、春先に鮮やかな黄色の花を咲かせます。
葉は三出複葉で、紫褐色の小斑点が特徴的です。栄養繁殖により旺盛に増えるため、一度定着すると蔓延りやすいとされています。
観賞用として導入された後、逸出して帰化した経緯があります。家畜にとっては有毒であり、乳牛が誤食すると乳脂肪量を低下させることが知られています。
今日は朝から大雨が降っています。

オオキバナカタバミ


セグロカモメが魚を見つけました

2024年03月28日 | 散歩(野鳥)

セグロカモメが死んだ鯉を食べようとして盛んに嘴で突いていますが、旨く食べられずに川下にに流れてしまいました。見ていると結構不器用な鳥に見えました。とびたったので撮影しましたが、結構大きい鳥です。
セグロカモメ(学名:Larus vegae)は、チドリ目カモメ科に属する鳥類です。北半球を一周する広い分布を持ち、研究者によって2~8種に分類されることがあります。
日本では、全国に冬鳥として渡来し、海岸、河口、港湾などに生息しています。全長は約60cm、翼を広げると約150cmにもなります。頭部や胸、腹部は白色で、背と翼上面は灰色、翼の先端には黒白の模様があります。脚は桃赤色、くちばしは黄色で下くちばしの先に赤斑が特徴的です。
天気が安定しません。昨日はツバメが飛んできました。川に居たカモはおおかたいなくなりました。

セグロカモメ


早春に黄色い花を咲かせるマンサクです

2024年03月27日 | 散歩(花)

マンサク(学名:Hamamelis japonica)は、マンサク科に属する落葉小高木です。
日本が原産で、早春に黄色い花を咲かせることで知られています。花はほのかに香りがあり、冬の終わりから春の始まりにかけて開花します。
マンサクの名前の由来ははっきりしていませんが、「まず咲く」や「真っ先」が変化したとも、「万年豊作」に由来するとも言われています。この木は日当たりがよく、水はけの良い場所を好み、耐寒性が強く、庭木や公園樹としても人気があります。成長が遅いため、狭い場所にも適しています。
久しぶりの晴天です。気温も高そうです。

マンサク


丈夫な花、ツルニチニチソウです。

2024年03月26日 | 散歩(花)

ツルニチニチソウ(蔓日々草、学名:Vinca major)は、キョウチクトウ科に属する常緑蔓性植物です。春から初夏にかけて、美しい青や白色の花を咲かせます。耐寒性、耐陰性、耐乾性に優れており、グラウンドカバーやコンテナ、吊り鉢などで利用されることが多い花です。斑入りの品種もあり、ガーデニング素材として人気があります。
今日も朝から雨が降っています。

ツルニチニチソウ


なかなか撮れない、カワセミのダイビングです

2024年03月25日 | 散歩(野鳥)

カワセミは、美しい鳥で、その鮮やかな色合いと特徴的なダイビング行動で知られています。カワセミは、餌となる小魚を獲るために、土手や木の枝から水面にダイブします。餌を見つけると、急降下して水中に飛び込み、獲物を捕獲します。捕まえた小魚を岩や低い枝に叩きつけて飲み込みいます。カワセミのダイビングは、その俊敏さと美しい飛び込み姿勢から観察するのが楽しい瞬間です。
今日は朝から雨が降っています。最近、天気が安定しません。

カワセミのダイビング


枝垂れた枝に綺麗に咲くユキヤナギです

2024年03月24日 | 散歩(花)

ユキヤナギ(学名: Spiraea thunbergii)は、春に枝垂れた枝先にたくさんの花を咲かせて目を引く美しい落葉性の低木です。
花弁の外側がピンクの品種もあり、白一色だったユキヤナギにも色幅が広がりました。和名の由来は、葉がヤナギに似ており、白い花が雪をかぶったように見えることからつけられました。庭木としてだけでなく、切り花としてもよく利用されます。
今日も曇り空です。

ユキヤナギ


用心深い鳥アオジです

2024年03月23日 | 散歩(野鳥)

アオジ(学名: Emberiza spodocephala)は、スズメ目ホオジロ科に分類される鳥類です。
アオジは夏季に中華人民共和国、ロシア南東部、朝鮮半島北部で繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部、台湾、インドシナ半島などへ南下して越冬します。日本では亜種アオジが北海道や本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬します。また、少数ながら基亜種が冬鳥や旅鳥として、主に本州の日本海側や九州に飛来します。開けた森林や林縁に生息し、非繁殖期には藪地などにも生息します。非繁殖期には群れを形成することもあありますが、単独でいることが多い、用心深い性質で、草むらの中などに身を潜めていることが多い鳥です。
毎日寒い日が続き、桜の開花が遅れています。

アオジ


スイセンんです

2024年03月22日 | 散歩(花)

スイセン(学名: Narcissus)は、春の訪れを告げる美しい球根植物です。別名「雪中花(セッチュウカ)」とも呼ばれています。学名: Narcissus 科名・属名: ヒガンバナ科スイセン属の多年草です。スイセンはヨーロッパ、地中海沿岸、北アフリカ、アジアに分布します。花色は白や黄色で、花の大きさは直径が1cm足らずのものから5cmを超えるものまであります。葉はグリーンで幅が細く、ラインを描くようにすっとしたフォルムが特徴です。花言葉は自己愛、ギリシャ神話に登場する青年ナルキッソスの話に由来します。彼は水面に移った自分の姿に恋い焦がれて亡くなっていったと言われています。
寒い朝でしが、天気は晴天です。

スイセン


キジバト、別名ヤマバトです

2024年03月21日 | 散歩(野鳥)

キジバト(学名: Streptopelia orientalis)は、鳥綱ハト目ハト科に分類される鳥で、別名ヤマバトとも呼ばれます。日本では国内で繁殖する留鳥であり、北海道や本州北部に分布する個体群は越冬のため南下する夏鳥です。この鳥の全長は約33 cmで、体色は雌雄同色で茶褐色から紫灰色をしています。翼には黒と赤褐色の鱗状の模様があり、頚部側面に青と白の横縞模様が特徴です。英名の"Turtle"はこの鱗状の斑紋に由来しています。
相変わらず寒い朝です。

キジバト


集まるとうるさい、ムクドリです

2024年03月20日 | 散歩(野鳥)

ムクドリ(学名: Sturnus cineraceus)は、スズメ目ムクドリ科の鳥類の1種です。英名はWhite-cheeked StarlingまたはGrey Starlingです。
ムクドリは東アジア(中国、モンゴル、ロシア東南部、朝鮮半島、日本)に分布しており、日本国内ではほぼ全域に生息しています。低地の平野や低山地に広く生息し、都市部などの人家付近や田畑でもよく見られます。群れを形成し、夜は一か所に集まってねぐらを作ります。鳴き声は「ギャーギャー」「ギュルギュル」「ミチミチ」などで、非常に大量に集まった場合には、パチンコ店内の音量と同じレベルに達することもあります。

ムクドリ


桃の花が咲きました

2024年03月19日 | 散歩(花)

桃の花(Amygdalus persicaまたはPrunus persica)は、ハナモモとも呼ばれる園芸品種で、春の訪れを感じさせる花です。
桃は中国原産の落葉高木です。桃の花は春3月から5月にかけて咲き始めます。ソメイヨシノよりも少し早く、観賞用の花木として切り花や鉢植え、庭木として愛されています。一重咲きや八重咲きがあり、花色も白、ピンク、赤などがあります。さらに枝垂れる品種や葉が紫色を帯びたものまで、たくさんの品種があります。
昨日までの暖かさから急に寒くなりました。温暖の差が激しく身体がついて行くのが大変です。

桃の花


川に生息するのでカワウと言います

2024年03月18日 | 散歩(野鳥)

カワウ(Phalacrocorax carbo)は、ヨーロッパ原産の大型の水鳥で、全身がほぼ黒色です。名前の由来は文字通り「河(川)」に生息する「鵜」であることからきています。ただし、河川だけでなく、湖沼、河口付近、浅海域でも普通に見られます。
カワウは、魚を捕らえるための鋭いかぎ状のくちばしを持ち、水中で取った魚は水の中では飲み込まずに一度、水面から出てから飲み込む習性を持っています。
最近では個体数の増加が著しい鳥です。日本では主に本州、四国、九州に繁殖地があり、留鳥として生息しています。また、本州北部では夏鳥として繁殖し、青森県下北半島の付け根に位置する六ヶ所湖沼群が繁殖の北限とされていましたが、2001年には北海道でも繁殖が確認されました。
暖かい日が続きましたが、今日は少し寒い日のようです。これが最後の寒さになるのでしょうか??

カワウ


踊り子が並んで踊るさま」を連想させるヒメオドリコソウです

2024年03月17日 | 散歩(花)

ヒメオドリコソウ(Lamium purpureum)は、ヨーロッパ原産の越年草で、道端や庭などによく生えています。また、北アメリカや東アジアにも帰化しています。
この可憐な草花は、春に明るい赤紫色の唇形花を咲かせます。上唇片は兜の形で、下唇片先が2裂し赤い斑点があり、上部の葉の脇から外側に向かって開き、上から見ると放射状に並びます。温暖な地域では年間を通じて開花します。
この美しい草花の名前は、「踊り子が並んで踊るさま」を連想させる花序の並び方からきています。ホトケノザとは見た目が似ていますが、花の段の間が広いため、容易に見分けることができます。

ヒメオドリコソウ