続柄は もうどうなっているのかよくわからないほど古いつながりの
親戚のお兄さん(70歳台だけど)が 毎年夏の終わりになると
両親の顔を見がてら 自家栽培の桃を届けてくれます。
家は割と近いのです。
彼の奥さんが父の同級生の娘さんなので うちの両親が頼まれ仲人をし
義理固いので いまだに こうして来てくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/f1/47b4fc86ff8fc466d28fb17f3568f84f.jpg?1565991325)
これは 川中島という品種で サクッとした歯触りの 固めの白桃です。
あまり食べたことがないです。
長野県でできた品種だそうで 東の方では赤い桃なのでしょうけど
こちらでは やはり袋をかけるのか やや白い肌。
でも切ってみると 中は赤かったです。
「固すぎたらちょっと間をおいて 柔らかくなってから食べてな~
美味しくなかったら連絡してくれ。
もう少ししたら 黄金桃(おうごんとう)という 黄色くて甘い桃の
出荷が始まるので また もってくるわ~」と 帰る姿を見ると
足がすごく痛そうに歩いているので どうしたのかきいたら
「膝に水が溜まって痛とうてかなわん これから医者に行って
水を抜いてもらうんじゃ」 と 半笑いで帰っていきました。
一時は 杖にすがらないと歩けないほど痛かったそうです。
桃の収穫に 脚立に登ったり 重い荷物を運んだりは
奥さんの負担がかなり大きいのではないかと思います。
もともと彼は 勤めをしていて 定年後に 妻が主にやっていた
家業の桃栽培を手伝っているのです。
うちの母も 膝に水が溜まって腫れあがり 痛くて歩けなくなり
一度 水を抜いてもらいましたが また膝が腫れてきています。
だけど かかりつけ医に相談すると 免疫の下がっている高齢者に
とっては 水を抜いたところから感染が起きたりして あまり
よくないそうで むずかしいところです。