40代いっぱいまで 会社勤めのストレスと
子育てと大家族で 忙しい生活。
深刻な展開や やこしい登場人物の小説は あまり手にとれない時期があり
それでも本は好きで 「椎名誠」の世界に 助けられました。
椎名さんが編集長をしていた「本の雑誌」は 毎月購読していたし
売れっ子作家になってから 出る本は 逃さず買いました。
岡山県の旧美星町の山の上で 野外映画会があったときは
子供たち3人と一緒に 夕方から夜にかけてのイベントに出かけ
サインをいただいて言葉を交わすことも出来ました。
当時は 全然テレビを見る間もなく
一日一回 夜のニュースが見れる日があるかないかで
あとは 日曜夕方に サザエさんやちびまる子ちゃんなどの漫画(笑)
をつけているのを 見て ほのぼの笑う程度でした。
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40代のおわり 勤めを辞めて 両親の見守りと農業を引きつぎ
生活が変われば 読む本も変わって
それ以後 椎名さんの本もすっかり・・・・
元気をもらっていた椎名さんですが 実際は
長年うまく睡眠がとれなくて うつ気味だということを
発表されたこともあって
わたし自身が大変な時だったので 避ける気持ちもあったのかも。
久しぶりに 買ってみました。
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懐かしい 言葉のリズム感(笑)肩の力が抜けます。
なぜか わたしには 椎名さんの本を読んでいた
若かった頃の気持ちが 少し蘇り
生きる力が 湧いてくるのに気づきました。
車の中に置いといて ちょっとした待ち時間などに
どこからでも 読みたいところをちょこっと読んで
元気になれると いいな。
埃をかぶっているだろう 古い本棚の奥の本も
久しぶりに出して ときどき読んでみよう。
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