◾️「魔女の宅急便/Kiki's Delivery Service」(1989年・日本)
◾️「魔女の宅急便/Kiki's Delivery Service」(1989年・日本)
◾️「アメリカの友人/Der amerikanische Freund」(1977年・西ドイツ=フランス)
『アメリカの友人』日本版劇場予告編
◾️「野性の呼び声/The Call Of The Wild」(2020年・アメリカ)
監督=クリス・サンダース
主演=ハリソン・フォード ダン・スティーヴンス オマール・シー カレン・ギラン
原作は幼い頃に読んだ記憶がある。今回で6回目の映画化だとか。物語が語り継がれるのはいいことだし、今の映像技術で描かれたことで主人公である名犬バック目線のストーリーも作り込まれているのが特徴。
どうせCG犬の映画でしょ?、と甘く見ていたのだが、アラスカの自然の美しさ、それを撮るヤヌス・カミンスキーのカメラがまた素晴らしく、気づくと仕事疲れで映画館にいることを忘れていた。前半はオマール・シーの明るいキャラクターが場を盛り上げてくれて、後半は渋味を増したハリソン・フォードとバックの素敵な関係に心を打たれる。やっぱりハリソン・フォードには毛むくじゃらの相棒が似合うよねww
監督は「リロ&スティッチ」のクリス・サンダース。「Mr.インクレディブル」のブラット・バート監督もそうだけど、アニメ出身監督が撮る実写は、画面の隅々まで作り込まれて絵になる場面が多い印象がある。森に惹かれていくバックが狼たちの住処にやってくる場面にしても、初めてアラスカの地を踏むバックが泥だらけの地面を歩いた後で雪に触れる場面にしても、美しさだけでなく物語の展開もからむ大事な場面。凍った川で彼らが陥る危機一髪の場面も心に残る名場面。観てよかった。ヒゲ面のハリソン・フォードと昔からの文学作品の映画化。いつかこの人で「老人と海」撮ってくれんだろうか、とちょっと思った。
◾️「パーフェクトワールド/A Perfect World」(1993年・アメリカ)
◾️「僕のニューヨークライフ/Anything Else」(2003年・アリメカ=オランダ=フランス=イギリス)
監督=ウディ・アレン
主演=ジェイソン・ビッグス クリスティーナ・リッチ ウディ・アレン ストッカード・チャニング ダニー・デヴィート