Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

6月のBGM

2007-06-29 | 音楽
バス通勤に切り替わった今月。i-podなんちゅう文明の利器は持ち合わせないもので、以前に使っていたMDを復活させました。改めて録音しておかないと、ラインナップが限られる・・・はずだが、相変わらず節操のない内容だ。そんな僕の音楽生活。今月聴いた主なアルバムはこちら。

①Riding With The King/Eric Clapton & B.B.King
随分前にセント・ギガで全曲放送されたのをMDで録音しておいたのだ。久しぶりに聴いてみるといいねぇ~♪。たまにはこういうのを聴かないと!。ブルースこてこての選曲だけに好き嫌いは分れるだろうが。「Come Rain Or Come Shine」は柳ジョージのカヴァーでしか聴いたことがなかった・・・。この渋さ、たまんない。
Riding With the King

②A Film About The Blues/Triceratops
レミおばちゃまのご子息率いるスリーピースバンドの2nd。初期トライセラはラブソングがどうも甘っちょろく感じられるもので、比較的硬派な詞の内容である本作は当時かなりお気に入りだった。ポカリのCF曲だった「Going To The Moon」と「Secound Coming」が特に好き。
このバンドが好きだったある女の子がいた。彼女といっしょにいる時間は僕にとって素敵なものだった。
1曲進む度に彼女の笑顔を思い出さずにはいられない。
もしもこの手が/君を包む為にあるのならば/幸せな日々はもう訪れた
「If」を聴いていたらすっごく切なくなった。あ、涙でそう。
A FILM ABOUT THE BLUES

③しょこたん☆カバー~アニソンに恋をして/中川翔子
選曲の良さに惹かれてついつい手を出してしまいました。なかなかいいんです、これが。オリジナルのイメージを損ねないように丁寧に歌っているしょこたん。「残酷な天使のテーゼ」も「ロマンティックあげるよ」もいいけど、ラストを飾る「青春」(タッチ)は、岩崎良美が好きだという彼女だけに聴き応えあり。DVDには「ロマンティックあげるよ」のPVを収録。それを観ていたら配偶者アミダラMが、「これミンキーモモよね?」と一言。違うってば!。


④Flashback/The J Geils Band
これも以前にMDで録音していたもの。存在すら忘れていた。改めて聴くといいねぇ(何でもいいのか・・・汗)。「ウェディング・シンガー」で荒れたアダム・サンドラーが歌った「Love Stinks」!。ライブ音源の「ダンス天国」も素晴らしいっ。踊りたくなるのを堪える出勤時間。車通勤だったら「堕ちた天使」を熱唱してるとこだぜ。
フラッシュバック-ベスト・オブ(3ヶ月期間限定)

⑤Paprica Original Soundtrack/平沢進
今年上半期観た映画で上位に値する傑作「パプリカ」。平沢進のあのテクノが忘れられなくて買っちゃいました。「白虎野の少女」は名曲だ。今年のtak's Movie Awardsの主題歌賞有力候補だ。映画愛に満ちた本編ももう一度観たいなぁ。
パプリカ オリジナルサウンドトラック
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「獣拳戦隊ゲキレンジャー」のルーツを探せ!(その8)

2007-06-27 | テレビ・アニメ
*性懲りもなく続くこのシリーズ・・・バックナンバーはこちら

激獣拳にはマスターシャーフーを含む7人の拳聖がいる。そうした設定が明かされ、ますます盛り上がってきた「ゲキレンジャー」。既に登場したエレハン・キンポーに続いて、前回の放送でさらに2人が加わっている。記事にするのは遅れたけれどご紹介。

一人目はバット・リー。コウモリの姿をした拳聖で、華麗なる舞から繰り出す技で敵を倒していく。あまりにも華麗なテクニックで付いてこれる者がなく弟子がとれなかったという。ファンタスティック・テクニックを自称するゲキブルーことレツは、彼に見込まれ忘我の舞の末に激獣バット拳を習得する。このバット・リーのルーツはもちろん、我らがジェット・リー。僕ら世代は「少林寺」リアルタイムなので、リー・リンチェイだけどね。

ワンチャイシリーズで演じた英雄黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)が有名だけに、映画で登場した足技”無影脚”が見たかったところだが、扇を使った華麗なバット・リーの姿はその名にふさわしい。しかも声優がジェット・リーの吹き替えを何度もあてている池田秀一さんだもんね。あの声で「わたしは・・・」とこられたら、頭に浮かぶのはどうしてもシャア・アズナブルだけど。

バット・リーのゲキビーストがこちら。
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そして、海の拳聖として登場するのがシャッキー・チェン。別に濁点を入力ミスった訳じゃなくて、鮫の姿をした拳聖なのだ。丈夫な体が大事!がポリシーのシャッキー師匠は、アンブレイカブルボディを誇るジャン(ゲキレッド)を気に入り弟子にする。ゲキレンジャーたちを試す場面のジャンの棒(オール)さばき、見事だったよね。



声優は、もちろんジャッキーの声をあてた石丸博也さん。くーッ!80年代カンフー映画ファン感涙ものです。臨獣拳のドカリヤに取り憑かれてジャンを襲ったシャッキー。その刀をよけるジャンのアクションはどこか「酔拳」あたりを思わせもする。

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エレハン・キンポー、バット・リー、シャッキー・チェンときたら・・・
次はユン・ピョウ?ジミー・ウォング?それとブルース・リー?

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続・脳内メーカー

2007-06-23 | その他のつぶやき
昨日の記事に引き続き、再び脳内メーカーの話題を。
頭の中がHだらけであることを再認識させられた私・・・tak。
気を取り直してこう考えた。

これは本名で入力したからだ。
本名ならば確かにそうかもしれないけれど
(・・・これってHだらけの頭だと認めているのか?)、
きっとこのtakというハンドルネームならもっとよい結果が・・・。

試してみた。
結果は・・・



おっ、オレは煩悩の固まりなんだ・・・。

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脳内メーカー

2007-06-22 | その他のつぶやき
職場で同僚がたが脳内メーカーなるものをやっていた。
脳の中のイメージを作ってくれる占いなのだ。
なーんか盛り上がっている。
ははぁん、前にやった高校メーカーみたいなヤツだな。

すると・・・矛先がこちらに向いた。
みやもさん「tak先生やってみましょうか。」
tak「え・・・」
画面に僕の本名が入力される。
みやも「×××・・・×と。」
しばし沈黙。そして爆笑!。
そこに現れたのは・・・


おびただしいの群れ。
しばらく笑われました。

以前に「あなたの浮気度」占いで、”一日の80%以上をエッチなことを考えて過ごしている”などと出たことがある。しかし今回の脳内メーカーでそれが裏付けられたのだろうか・・・。
しかもピンクのHだし・・・どうしよ、オレ。

やっぱりエッチなことを考えているのだろうか・・・
コンビニの雑誌売り場「週刊現代」のサトエリの表紙が気になっている僕でした。
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ちちの日

2007-06-21 | うちの子に御用?
遅ればせながら父の日の話題を。
その日、僕は日曜出勤。夕方帰宅するが、父の日らしい光景はなし。
まっ、別に期待もしていないし、それ程配偶者アミダラMに大事にされてるとも思っていないからいいんだけどね。
そういえば昨年も父の日は出勤だった(こちら

するとルーク(8歳児)が何やら紙を片手にやって来た。
ルーク「ちち(注・ちちと呼ばれている)、はい。」
ルークはその紙切れを僕に手渡した。どうやら”ちちの日カード”であるようだ。
いやいや、何かプレゼントもらうよりこうした手紙で癒されることってあるもんなぁ・・・。
アナキンtak「ルーク、ありがと。」
文面はこうだ。
ちち、おしごといつもありがとう。
うーっ、この書き出しに弱いのだ。ルークが3歳くらいの頃、初めて
「おしごとごくろうさま」
って言われたとき不覚にも泣いてしまったのだ(詳しくはこちら)。
さらに文章は続く。
おかげでいつも生活ができます。
偉いぞ、ルーク。人に、特に親に感謝する心を持つのは大切なことだ。
よしよし。かわいいヤツ。
さらに文章は続く。
DSをください
・・・。
ちちは最近のゲーム嫌いだからなぁ・・・。
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アニメソング

2007-06-18 | 音楽
先日BS2で放送されたBS永遠の音楽「アニメソング大全集」。
その日に見ることができなかったので、録画を夜中に見た。
配偶者アミダラM「なに見てるのよ?アニメソングじゃない。」
アナキンtak「そだよ。」
アミダラはちょっと冷たく言った。
アミダラM「アニヲタだもんね、あんた。」
アナキンtak「そんなことないよぉ。オレなんて、たいしたことないと思うけど。」
アミダラM「だって夕方、ルークと変なアニメ面白そうに見てたやん。」
あ、「電脳コイル」のことだな。初めて見たけどあれは確かに面白かった。
画面では着ぐるみの悟空と悟飯を従えて影山ヒロノブが熱唱している。
アミダラM「(黄色い声で)ミッシェル~♪」
アナキンtak「LAZYじゃねぇぞ!」

この番組は見どころ満載だった。昨年のもよかったが、今回もなかなか。チャーリー・コーセー本人が「ルパン3世」ファーストシリーズの主題歌を、鮎川麻耶が「Z・刻をこえて」、水森亜土(!)本人が「Dr.スランプアラレちゃん」を歌う・・・すっげぇ!見てよかった。
アミダラM「はるかぁ~草原ぅぉ~♪」(「母をたずねて三千里」)
最初はこれを見ている僕を見下していたのに、今や熱唱モードのアミダラ。
画面には森川美穂が登場。「ナディア」の主題歌だ。さすがはNHK。
アミダラM「いいーまぁ、きぃみぃのぉめにぃ~♪」
深夜だっちゅうに・・・もう止められない。

そんな僕はと言えば、たまたま寄ったブックオフでこれを発見。
中川翔子チャンのアニソンのカヴァーアルバムだ。
選曲がなかなかなので聴いてみたかったのだ。
結局・・・買っちゃいました(汗)。
しょこたん☆かばー~アニソンに恋をして~(DVD付)しょこたん☆かばー~アニソンに恋をして~(DVD付)
中川翔子 吉田健美 TATOO


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スーツ姿のいい年した大人がしょこたんのCDだよ(しかもDVD付き)。
レジに持ってくの恥ずかしかった・・・。
あ、でもこれなかなかいいんです。
「乙女のポリシー」(セーラームーン)も「ロマンティックあげるよ」(ドラゴンボール)も「残酷な天使のテーゼ」(エヴァンゲリオン)も。
バス通勤じゃ声出して歌えない・・・くそぉ!。

アニソンをバンドでやってみたいなぁ・・・。
「残酷な~」のシンセブラスのグリッサンドをかっこよくキメる自信があるんだけど。
このゆびとーまれ。

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あなたの名前誰がつけましたか?

2007-06-10 | うちの子に御用?
うちのレイア姫(現在6歳児)が生まれたときのことを。

母親が赤ちゃんと一緒に退院した日、突然一人増えていることで、ルーク(当時2歳)はかなりびっくりしたようです。自分のまわりの一人一人を確かめていました。
「ちち」「はは」「じじ」「ばば」・・・
現場監督の指差呼唱のように、指さして確認した後で、赤ちゃんを見て
「ありーぃ?」
と繰り返すのみ。

配偶者アミダラMは
「”ありー”がつく名前にしよっか、ありさとかありすとかさ・・・」
とぬかす始末・・・。
ルークにとってもかわいくて仕方ない様子で、顔をのぞきこんだり、おでこに触ったり。

うちのレイア姫。何せ予定日よりもかなり早く生まれてしまったので、名前が決まっていませんでした。
アナキンtak「さぁ、どうしよう。 さき なんかどう?。」
配偶者アミダラM「・・・たかおか
アナキンtak「じゃぁ、ねね は?。秀吉の妻だよ。あげまんになるかも。」
配偶者アミダラM「・・・おおつか
アナキンtak「さら はどうだろ?。「ターミネーター」で救世主となる子を産む母親だよ。立派な母に・・・」
配偶者アミダラM「確か「ラビリンス」のジェニファー・コネリーも、「パラダイス」のフィービー・ケイツも さら よね。」
アナキンtak「それじゃ・・・」
配偶者アミダラM「次は ともよ とか ひかる とか言うんじゃない?。アイドルから離れなさいよ。」

すったもんだの後、うちのレイアはある名前で決まりました。
配偶者アミダラM「あ~よかった。この名前のアイドルいないみたいだし。」
アナキンtak「・・・そだね。」
配偶者アミダラM「でもさ、心配だからインターネットで検索してみようよ。」
・・・検索の結果
配偶者アミダラM「わぁ、すごいたくさん出てきた。何?、このたくさんあるのは・・。」
あるヴァーチャル・アイドルにヒットしてました・・・。
かくして、アイドルから離れることはできませんでした。

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プルコギ THE焼肉MOVIE 

2007-06-07 | 映画(は行)

監督=グ・スーヨン
主演=松田龍平 山田優 ARATA 田村高廣

 食べ物に優劣をつけるなんて間違っている。上手いものは上手いし、舌が違えばそれは異なる。だからテレビ番組「どっちの料理ショー」は、完成するまでのプロセスは楽しんでいるけど、勝敗をつけるラストは見る度にイライラする。負けたシェフが「おいしいのにねぇ」と言いながら迎えるエンディングは許せない!とさえ思う(笑)。

 映画「プルコギ」も焼肉バトルのテレビ番組で、連戦連勝を続ける焼肉界のプリンス虎夫を紹介するところから始まる。大焼肉チェーン店虎王を仕切る有名人。ところが、そのチェーン店は北九州でだけは苦戦を強いられていた。それは白肉(要するにホルモンやモツ系)の人気店プルコギ食堂があったからだ。虎夫はここに目をつけて、勝負を挑もうとするが、プルコギ食堂の老焼肉名人は相手にしない。突然プルコギ食堂に現れた虎夫を快く思わないタツジ。そしてタツジと虎夫は番組で対決することに・・・。

 僕が生息する北九州市がロケ地となっているもので、そうした興味もあって観た。若戸大橋、小倉駅前・・・見慣れた風景が綺麗に上手に撮られているなぁ・・という印象。リバーウォーク横の噴水から北九州市役所を見上げた構図、すごくいい。モダンなリバーウォークの建物を見せないところがいいね(・・・地元民しかわからんか)。虎王のチェーン店にされちゃった若松区の旧古河鉱業若松ビル(こちらの記事の写真は建物前で撮っている)には唖然・・・。一番すげぇ!と思ったのは、虎王のチェーン店の売り上げを見る場面。明らかにそこは「福岡県」と出るべき場所なのに、「北九州」・・・。主張しまくりです。

 主演の若手たちもいいんだけど、脇役が名演、怪演をみせる映画でもある。タツジの師匠を演じ、これが遺作となった田村高廣が素晴らしい。「人と仲良くなりたいと思ったら、まず飯を食え。そうすれば、友達になり、恋人になり、そして家族になれる。」この台詞は心に響いた。助演賞ものだ。テレビ番組焼肉バトルのDJを務める竹内力がまたド迫力。こんな不思議な津川雅彦の姿は見たことないし、桃井かおり、田口トモロヲも持ち味活かした見事なキャスティング。バトルを終えて、うずくまる松田龍平に後ろから抱きついく山田優。キスの雨・・・あ~羨ましい(こら)。まっ、お気楽に観るにはもってこいの映画。最後まで倍賞美津子演ずる下町の焼肉屋が出てくる意味がよくわかならなかった。あーっ!誰か焼肉食べに行こうよ!。


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北九州ロケ

2007-06-04 | Weblog
「プルコギ」観て来ました。仕事帰りに観たから、もうお腹減るのなんのって・・・。
誰か焼き肉食べに行こうよぉ!

ところで、映画の舞台として、僕が現在生息中の北九州がバンバン出てくる。
北九州ロケの映画は近頃多い。昨年は宮崎あおいチャンの「初恋」で、黒崎や戸畑が出てきた。
昭和の面影を残す町並み、と言えば聞こえはいいが、寂れちゃってるだけ・・・とも思える地元民。
でもいいところは多いのよ、ほんと。

映画「プルコギ」では、戸畑区の若戸大橋の近くにプルコギ食堂があるという設定。
橋は何度も出てきます。こんなに綺麗だったっけ?と思えたり・・・。
20年前に吉永小百合の「玄海つれづれ節」のラストでも若戸大橋は登場していたよな。
プルコギ食堂のロケ地となった海岸食堂は、こんな感じ。
暗くてわかりにくいかな?

あの窓から山田優チャンが顔出してたのかぁ・・・。
妙に北九州市弁が似合っていたのが印象的でした。

小倉の街角、若松のレンガ造りの建物、門司の商店街・・・他にもいろいろ。
映画の感想はまた後日アップしまぁす。

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子ぎつねヘレンがのこしたもの

2007-06-02 | うちの子に御用?
うちのルーク・スカイウォーカー(8歳児)が図書館で借りてきた本シリーズを。実はここんところルークは、「怪談レストラン」シリーズばかり読んでいた。どうやら同じ学年の女子の間で流行しているらしく、読んでみたくなって借りたり買ったりしていたのだ。怖い話ばっかり読んでいるし、「ゲゲゲの鬼太郎」には夢中になってるし。よく夜中にトイレに行けるよなぁ・・・と父アナキンtakは思うのだった。図書館でも「怪談レストラン」ばかり借りてくるので、ある日言った。
アナキンtak「怖い話ばっかりやん。こればっかり借りてくるんだったら、インターネットの「読書日記」(このブログのこと)は、もう連載中止だからね!。」
ルークはこのブログの存在を知っているし、時折自分のエピソードを読んでくれとせがんでいるのだ。僕の言葉に負けたのか、いい加減に怪談に飽きたのか、
ルーク「ちち(注・ちちと呼ばれている)、今日は普通の本を借りてきたよ。」
それがこの本だ。

子ぎつねヘレンがのこしたもの子ぎつねヘレンがのこしたもの
竹田津 実

偕成社 2005-09
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ほーっ、3年生にもなると読む本が違うな。けっこうなページ数あるけど1週間で読み終わるんだろうか?・・・という僕の心配は無用だったようで、ルークは3日くらいで読み終えていた。獣医の元に連れてこられた傷ついた動物たち。安楽死を選びがちな人間だが、不自由を抱えながらも決して不幸ではない動物たち。ルークはかわいそうな動物の話にはやたらと感動する(例えばこれ)。今回も耳が聞えず、目も見えない子ぎつねが生きていく様に、彼なりに生きることの厳しさを感じたようだ。

治らない傷を負った動物たちに対して、安楽死を選ばないで、一緒に生きていくことを選んだ獣医夫妻。その優しさと葛藤が胸を打つ。特にヘレンと名付けた子ぎつねの気持ちを理解しようと、浜辺で目隠しと耳栓をする場面が心に残った。映画はどんな内容になっているんだろうか。機会があったら観てみようかな。

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