Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

恋愛バトン

2005-09-29 | その他のつぶやき
乙さんからまわってきたバトン。今度はぬぁんと恋愛バトン!。うぇーっ、人に誇れるような恋愛なんぞしとらんし・・・。
まっ、やってみますか。ビージーズの♪若葉のころなんかBGMにしながらどうぞ。

小さな恋のメロディ ― オリジナル・サウンドトラック
小さな恋のメロディ ― オリジナル・サウンドトラック


Q1.初恋はいつ?

いつだろ?恋と呼べるかどうかはあるけれど・・・ね。
小学校2年生のときに、担任の先生が
「隣の席に座りたい人の名前とその理由を書いて。箱に入れなさい」というので、
僕は迷わずクラスで一番綺麗な女の子の名前を書いた。
理由は・・・「すきだから」(爆)。
先生は願いを叶えてくれた。
「あの娘のこと、好きだぁ!」と真剣に考えるようになるのは、
やっぱり小学校高学年かな。ウン。

Q2.今まで付き合った人数は?

これは難しい質問だな(配偶者アミダラMには見せられないかも・笑)。
どこまでいったかというのではなく、
”お互いが(ここがポイントね)一緒にいるのが大切な時間だと本当に思えた人”
を基準にするなら・・・片手で足りるかな。

Q3.好きな人とデートしたい場所は?

やっぱりまずは映画に誘っちゃうかな。
ちなみに初めて女の子と二人で観た映画は,メリル・ストリープ主演の「フランス軍中尉の女」
フランス軍中尉の女
こんな難しい映画を女の子と・・・。しかも中学生のとき。なんておマセな!。
必ず終わったら感想を語り合う、感動を共有する。ここが大事。

Q4.一緒に見たい映画は?

アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの「ウェディング・シンガー」
ウェディング・シンガー

クリストファー・リーヴとジェーン・シーモアの「ある日どこかで」
ある日どこかで

もちろん一緒に「いいね」って言ってくれること。
「まだ終わらないの?」だけは禁句!

Q5.好きな人に言われて嬉しかった言葉は?
「takさんがいつもいてくれたらいいのになっ♪」
(期待されるのは好きではないけど、頼りにされるとやっぱ嬉しい)

「takさんが結婚してなかったら結婚してもらいたいくらい」
「結婚するなら××さんかtakさん・・・と思ってたのよ」
(・・・後の祭り。なんでもっと早く会えなかったのかな?嬉しいけど悔しい)

Q6.好きな人はいますか?
いろんな意味で好きな人、たーくさんいます。
好きな人が好きなものも好きになる。
好きなことがどんどん増えていく。
 
Q7.こういう人は無理。
あいさつができない人 「ごめんなさい」が言えない人
 
Q8.浮気は許せる?
人に迷惑をかけないのならよいのでは。
浮気は立場の問題で、恋は恋だもの。
 
Q9.同棲したい?
その人と一緒にいて心地よいと思えれば。
 
Q10.あなたが愛を感じる行動は?
その人を喜ばせたい一心で起こす行動。

Q11.愛と恋の違い
「愛とは与えるものであり、恋とは奪うもの」と言っていたのは僕のむか~しの上司。
愛はじっくり火をとおすもの、恋は瞬間加熱

Q12.一番長く続いた恋愛は?
5年・・・それがまぁ腐れ縁になっていくのだけれど。

Q13.付き合いたい有名人は?
永作博美さん。原田知世さん。サトエリ。
やっぱ節操ないなぁ。
 
Q14.一生愛せなくなるor一生愛されなくなる、どっちを選ぶ?
愛されても愛せないなら切なさが募る。
愛しても愛されないなら生き地獄。
この質問で、TMネットワークの♪Don't Let Me Cryが頭を過ぎった人!
手を挙げて!シーン。

Q15.バトンを回す5人。
恋愛は口にしてスキッとすることもあるけれど、秘めることもまたよし。
というわけでバトンは僕のところで止めておきましょう。ハイ。
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アクセス解析

2005-09-28 | その他のつぶやき
今朝うちのメインHPtak's Movie Page!のアクセス解析をチェックしてみた。するとチェコ語のPC使っている人からのログが残っていた。チェコ?何故?数日前まで遡ると、スペイン語、イタリア語、中国語、アラビア語、ドイツ語・・・と連日日本語以外のPCからのアクセスが記録されている。いつの間にうちのHPはこんなにワールドワイドになっていたんだ!(笑)。

リンクを調べると、ドイツ語やスペイン語の人々は「la+boum」で検索してきていた。つまりソフィー・マルソーの画像や記事を探していたってところだ。アラビア語の方は、どうやら80年代音楽サイトを探していたみたい。

問題はチェコの人。リンクをたどるとgoogleで「takmovie」と入力されていた。うちのアカウント名である。えーっ?何故?以前に来ていてまた訪れるためにアカウント入れたのだろうか?うーむ。ちょっと不気味。

ところでチェコの人がgoogleで検索かけた結果をみると、知らない間にいろんなところにうちのHPへのリンクがあることがわかった。
「酔拳」の感想書いたブログにうちの「キル・ビル」ページが紹介されていたり、
大学生?がアンパンマンに関するレポート書いてその参考文献にしていたり、
アル・ヤンコビックに関する質問の答えとしてリンク貼られていたり・・・
改めて自分の節操のなさ(守備範囲が広い・・・ともいう?)を実感したのでありました(恥)。
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電車男

2005-09-24 | 映画(た行)

■「電車男」(2005年・日本)

監督=村上正典
主演=山田孝之 中谷美紀 国仲涼子 瑛太 

職場有志による映画観賞倶楽部。9月の例会はこれ。見せ場だというのにポップコーンをほおばっているともちん、泣ける場面で鼻すすって誤解されたMたん、そして頼れる兄貴すしやの大将と僕の4人組でございます。小倉昭和館はメンズデーで800円でした。ヲタク割引ではありません。

 キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!。予想以上に面白かった。映画館で声挙げて笑ったのは久々だし、思わず拳握って心の中で「がんばれぇ」と叫んでおりました。原作?は言わずと知れたあの大掲示板につづられた書き込み。掲示板での心なき発言やらネット犯罪やらで、ネットの世界はしばしば世間の批判を浴びる。でもこのヲタク青年の恋物語がそんなサイバーゾーンでの温かいコミュニケーション(面白半分でもあるだろうけど)で支えられていることや、物語の終わりに電車男を応援した人々が少しだけ変わっていく様子を見ると、やっぱり感動しちゃうんだよね。ネットでの人と人の関わりを冷たく感じる人も、この物語を通じて少し考え直してくれるかもしれない。顔が見えない分だけ素直になれる人も現実いるだろうし。これは”特異な世界の住民”の物語のようで、実はどこにでもいる不器用な男の恋物語。その普遍性が多くの人の感動を呼ぶのだ。世の中捨てたもんじゃない。これは掲示板に集う名無しさんの顔が見えて、その声をきちんと台詞にして、”映像を文字に頼らなかった”演出の大勝利。同じ掲示板を扱っても「リリィ・シュシュ」の冷ややかさとは全く印象が違う。

 「大人の会話」に頼りながらのデート場面、「アニメとか見るんですか?」の質問の後「マトリックス」をあつーく語る場面、それに角砂糖!もうケラケラ笑いました。でも職場のパソコンの上にガンダム飾ったり、MS百式のTシャツ(ちょっと欲しい!)着てたり・・・とヲタクの生態を笑えない自分がいるのも確か(笑)。彼女いない歴22年の電車男が恋に頑張る姿は微笑ましくもある。個室はダメだよ!とか職場に押しかけちゃいけないよ!と止めたくなるよな常識ない行動に出るのだが、それも一途さ故か・・・。それにしてもそんな彼に笑顔で接してくれるエルメスは(ヲタク)男の理想?とも言うべき女性になっているよね(世間知らずなお嬢様?キャラ)。中谷美紀にカマかけられたい!と萌えちゃった人多いでしょうね。僕は「ちゃんと掴んでますから」の台詞にじ~ん。あれはなかなか言われないよ。

 クライマックスの告白シーン(背景の顔文字は嫌だったけど)。「大好き」・・・表現は稚拙かもしれないけどこれ程素直な気持ちを表せる言葉ってないと思うのだ。それ故に”勇気”がないと言えない言葉。近頃の若い子たちが付き合い始めるのにどんな言葉吐いてるのか知らないけれど、一番シンプルな「大好き」って言葉はものすごく勇気がいることなんだよ。でも泣きながら言っちゃダメだよぉ!男なら結果がどうあれ後で一人で泣けっ!実体験かって?・・・ご想像にお任せキボンヌ(笑)。

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チャーリーとチョコレート工場

2005-09-17 | 映画(た行)

■「チャーリーとチョコレート工場/Charlie And The Chocolate Factory」(2005年・アメリカ)

監督=ティム・バートン
主演=ジョニー・デップ フレディー・ハイモア ヘレナ・ボナム・カーター

 ジョニー・デップはかつてラッセ・ハルストレム監督の「ショコラ」に出演した。ジュリエット・ビノシュに「あなたに似合うチョコレートはこれね」と言われて、小粒のチョコを口に含み不思議な表情をした。実はジョニー・デップはチョコレートが苦手!。あの場面の表情はマジだったのだ。そんな彼が演ずるのは世界最大のチョコレート工場を持つウィリー・ウォンカ氏。これは因縁なんだろうか。しかし、ここでもデップはこの特殊なキャラクターを見事に演ずる。上沼恵美子のように饒舌で、つんくのようにアイディア満載で、TMレボリューションのようにド派手なキャラ(もちろんルックスも近いのだが・笑)。「シザーハンズ」の目の演技も素晴らしかったけど、ここでは豊かな表情でウォンカ氏の喜怒哀楽を表現する。うーん、素晴らしい。父親(クリストファー・リーってところが素敵!)と再会する場面の感情を抑えた表情。不器用な親子愛を感じさせるじゃない。

 ロアルド・ダールの原作に家族愛というスパイスを効かせてつくられたこの映画。原作を読んで劇場に足を運んだ方は、チャーリーが工場から家族の元に戻ってからの展開に驚くことだろう。でも一方的に幸せを手にする原作のラストよりも、ウォンカ氏の心も救済されるこのラストが僕は好きだ。わがままな子供達に手を焼く情けない親たちの姿からも家族って何だろうと考えさせられもする。ジョニー・デップみたさに劇場に訪れたお母さんよ、あなたはバイオレットのお母さんになっちゃいないか?お父さんよ、娘に言いなりのベルーカのお父さんになっちゃいないか?ソフト化されたら子供と観よう。きっと親子で楽しめるはずだ。

 まぁしかしそんな堅いことは抜きにして老若男女この映像美に酔いしれるがいい。これはそういう映画だ。日常生活を忘れさせてくれる。原作を読んだとき、ティム・バートンらしい題材と思ったが、映画を観てますますそう思った。今のハリウッドでは彼にしか撮れないだろう。前作「ビッグ・フィッシュ」で大人の表情をみせたティム・バートン。前作も素敵な映画だったけど、今回の突き抜けた面白さは最高。ウンパ・ルンパ族を演ずるディープ・ロイの顔が頭から離れないっ!。今夜はきっと夢に出てくるゾ。音楽のダニー・エルフマンはいつもミステリアスなスコアから、80年代のオインゴ・ボインゴ時代を思わせる楽曲、70年代テイストのロックナンバーまでとにかく大活躍。

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追悼・ロバート・ワイズ監督

2005-09-16 | 映画・ビデオ
ロバート・ワイズ監督が亡くなりました。監督の映画は様々なジャンルに及んでいますが、どれにも違った感動がありました。代表作といえば「ウエストサイド物語」と「サウンド・オブ・ミュージック」ですかね。特に「ウエストサイド物語」は高校時代に夢中になりました。ブラスバンド部でミュージカルナンバーを演奏したこともあり、サントラも当時繰り返し聴きました。

僕が幼い頃にテレビで観て、トラウマになるくらいにインパクトがあったロバート・ワイズ監督作があります。それはSF映画「アンドロメダ・・・」。マイケル・クライトンの原作を映画化したシリアスなSF。人工衛星が地球に落ちてきて、正体不明の病原体が地球にもたらされます。そこから始まる恐怖。核爆弾のスイッチが入り、爆破を止めようとする主人公に人類の存亡がかかる場面は忘れられません。ワイズ監督は「スタートレック」の劇場版第1作、ロボットゴドーが不気味だった「地球の静止する日」もあるのでSF映画のイメージが僕にはとても強いのです。SF以外ではピーター・フォンダとリンゼイ・ワグナーの反戦恋愛映画「ふたり」が好きです。これはもっと多くの人に観て欲しい秀作。パリの夜景と傷ついた男女が寄り添う姿。何とも言えない余韻が残る忘れがたいラストシーンでした。

ご冥福をお祈りします。
「ウェスト・サイド物語」のロバート・ワイズ監督死去 (時事通信) - goo ニュース

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女の子が好き・・・

2005-09-14 | うちの子に御用?
子供の発言にヒヤッとするとき、ありますよねぇ。
うちのルーク・スカイウォーカー(6歳児)が3歳だった頃。あるショッピングモールに行き、広場にある噴水の縁に僕とルークは座っておりました。円い噴水の向こう側では髪の長い女の子が水遊びをしています。ルークが言いました。
ルーク「ちち(注・”ちち”と呼ばれている)、あの女の子可愛いねぇ」
アナキン「おぉ、ルークは女の子好きなんだぁ。」
その頃ルークは「男は男、女は女」と硬派なことを言っていたから、僕はへーっと思ったのでした。すると・・・
ルーク「うん、僕は女の子好きだよ。ちちも女の子、好きでしょう?
と言うのです!。しかも周りに聞こえるような大声で。僕は周囲を気にしながら、
アナキン「あぁ!大好きだよ!。」
と半ばやけっぱちで答えたのでした。

・・・あれから3年が経ち、ルークも小学校1年生。先日、秋になく虫の声について話していました。
ルーク「うまおいは、すいっちょん! ってなくんだよね。」
アナキン「そうだよ。」
ルーク「ちち、虫はオスしかなかないんだよ。なぜだか知ってる?」
僕は答えました。
アナキン「そりゃね、女の子が好きだからだよ。」
次の瞬間、その言葉が照れくさいらしく、ルークはバシッ!と僕を叩いて言いました。
ルーク「ちち!女の子が好きなのはちちでしょう!。オスはメスと出会うためになくんだよ!」
・・・同じだっちゅうの。
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チョコレート工場の秘密

2005-09-12 | その他のつぶやき
4566014118チョコレート工場の秘密
R・ダール Q・ブレイク 柳瀬 尚紀


評論社 2005-04-30
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ティム・バートン監督の新作「チャーリーとチョコレート工場」の原作本。映画観る前に読んでおこうと思い、夏休み向けの児童書販売のチラシをレイア姫(4歳児)が幼稚園から持ち帰ったときに、自分が読む為に注文したのでありました。ともかく最初に思ったのは、ティム・バートンが選びそうなお話だよなぁ・・・ということ。物語に少年の視線が生きていること、大人の心をくすぐってくれるファンタジーであること、ちょっぴり風刺というスパイスが効いていること。ジョニー・デップに目がはぁとのお母さんたちが子供の手を引いて見に行く姿が浮かびます。きっとハリウッドの売れ筋映画なのに子供と喜びを共有できる映画になっているのでは・・・まだ観ていないので期待が高まります。

ティム・バートンがこれまで一貫して手がけてきたテーマは”のけ者への愛情”。他人とは違った性格や風貌をもつ登場人物がいて、現実と彼の世界という異質なる世界が出会う悲喜劇を描き続けてきたのです。「シザーハンズ」にしても「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」にしても「ビッグ・フィッシュ」にしてもそう。他人と違う者たちへ愛ある視線が注がれるのです。

 今回選んだ題材もまさにそれ。主人公チャーリー少年のような子供の方が今や珍しいのか。ガムをかみ続ける子、何でもカネで手に入れる子(そしてその親)、テレビに毒された子・・・そんな中で貧乏だけど素直に育ったチャーリーだけが希な存在。そして何よりもチョコレート工場の主ウィリー・ワンカ氏こそが異質な人。その変人ぶり天才ぶりカリスマ性は文章からも伝わってくる。これをジョニー・デップはどう演じているのだろう。

ただ気になったのは翻訳。アマゾンのレビューにも書かれているけれど、翻訳者の遊びが度を超しているように思える。登場人物の名前をわかりやすく変えているのだけれど、それをあとがきでそうした理由を延々と述べているのね。「こんだけ考えたんだ、すげえだろ」と言わんばかりに。この児童文学を語って欲しいのに、自分のことばかり書き連ねているのにはちょっとうんざり。あ、もちろんお話本編は楽しめます。お試しを。あー早く映画が観たい。
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僕のGreatest Albums(その32)

2005-09-07 | 僕のGreatest Albums
B0000W3RKS明日に架ける橋
サイモン&ガーファンクル


Sony Music Direct 2003-12-17
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あれは中3の3月。高校入試を終えた翌日だった。合格発表まで中1日あって何もすることがない。親はだめだったときのことを考えるべき・・・みたいな顔していたけど、家であれこれ考えるよりも映画観たいな・・・と思った僕は雨が降る中映画館へ出かけた。親は玄関を出る僕に、「あんた、余裕だね」と嫌味?ととれる言葉を投げたのだった。大分のセントラルロキシーでは2本立てが上映されていた。1本はニュートンファミリーの主題歌 Smile Again が懐かしいカナダ映画「イエスタデイ」、そしてもう1本はダスティン・ホフマンの「卒業」だった。

今思うと「卒業」ってとんでもないお話だ。人妻ロビンソン夫人との不倫から始まって、ストーカーまがいの主人公の行動、そして花嫁強奪まで、やりすぎだろ?と思えることばかり。でも僕はその「卒業」にたまらなく魅力を感じた。大学は出たけれど何をしていいかわからない主人公が、高校進学の進路決定を明日に控えた自分と重なったのか、その日の気持ちは覚えていない。でも帰り道に僕はレコード店でサントラ盤を手にしていた。それがサイモン&ガーファンクルとの出会いだった。

以来僕の尊敬するアーティストの筆頭はビリー・ジョエルとポール・サイモンとなる(フィル・ラモーンつながり?・笑)。ちょうどS&Gはセントラルパークのコンサートが行われた頃。2枚組のライヴアルバムも発売された頃だ。僕は代表曲を多数演奏したこのライヴ音源に聴き入った。S&Gのアルバムは「パセリ、セージ、ローズマリー・アンド・タイム」や「ブックエンド」など好きなアルバムばかりだ。でもやはり最も好きなのは「明日に架ける橋」。不滅の名曲たるタイトル曲、ボクサー、フランク・ロイド・ライトに捧げる歌 などいい曲が多いよね。ステレオのある部屋にこもって、アート・ガーファンクルなりきりで高音を張り上げていたのは、僕です(恥)。

僕はその頃からオリジナル曲を作るようになる。そして誰かのために曲を捧げる、という行為に憧れていた。逆に「私のために歌を作って」と言われたら最高だ。これは当時僕が心底思っていたこと。しかもそれがこんな台詞であったなら・・・僕はもう何もいらない。
「ねぇ、私のポール・サイモンになって」 
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台風襲来

2005-09-06 | その他のつぶやき
今日は会社がお休みになったので家に大人しくおります。
どうせ外には出られないだろうから・・・と昨日の帰りにレンタルビデオ店に寄ろうとしたら駐車場が大混雑。
みんな考えることは同じなんだな。
結局ホラー映画の予習しようと思っていたけれど、あきらめて帰宅しました。

ここのところ寝不足だったので、今日の午前中は爆睡させてもらいました。
それにしても今回の台風は速度が遅い。一日中、風も雨も強いままだ。
明日の朝まで影響が残りそうだし、通り過ぎるのを待つしかなさそうですな。

大分にいる頃は台風は”必ず来る”ものだった。じたばたしても仕方がないもの。
日頃から備えをしているか、と言われればしていなかったけどね。
台風が来るというのに別府に遅くまでいて豪雨の別大国道を車走らせて帰ったこともあったな。

何はともあれ、皆様ご注意くださいませ。
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愛車

2005-09-04 | その他のつぶやき

そもそも僕の愛車であったのが、日産のフィガロ。しばらく配偶者アミダラMの通勤用となっていたのだが、ここ1週間僕の通勤用となっている。しばらく取り替えることになったからだ。フィガロは実用的でない。かっこで乗る車だと自分でも思う。4人乗りだけど事実上2人乗りのようなものだし、ドアが異常に重いから乗り降りはしにくいし、マーチターボのエンジンを積んではいるけれど車体が重いせか出足がどうしても鈍く感じる。トランクルームなんてスペアタイヤ入れのようなもの。でも(めったにしないが)オープンカーにして走るのは快感だし、コクピットの古風な感じが大好きだ。他の車にはない個性がある。僕は現在子供ができて以来ミニバンに乗っている。それはそれで満足しているが、フィガロの持つ個性はそれほそれで全く別のもの。

フィガロが発売される時に、日産は若手映像クリエイターを起用して映画を製作した。それまでもこの後も聞いたことのない宣伝手法だ。タイトルは「フィガロ・ストーリー」。

パリ、東京、ニューヨークを舞台とする3話構成のオムニバスだ。若手の映像作家を起用した独創的な物語と絵になるフィガロと都市の風景。フィガロ好きならば記憶に残る映画になるだろう。男女の恋模様とその顛末を描くユーモラスな第1話。全く台詞がない林海象監督の第2話は、雰囲気に酔わされる。荒いモノクロの映像が印象的な第3話には脇役でビンセント・ギャロが登場する。

そういえばフィガロはわたせせいぞうのイラストにも登場するし、ハウステンボス内でレンタカーとして利用されていたこともあったっけ。やっぱ絵になる車だよね。写真は若松区にて撮影。絵になってる?オレ(笑)。
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