Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

ブラジルから来た少年

2018-08-26 | 映画(は行)

■「ブラジルから来た少年/The Boys From Brazil」(1978年・イギリス)

監督=フランクリン・J・シャフナー
主演=グレゴリー・ペック ローレンス・オリビエ ジェームズ・メイスン

日本では劇場未公開、テレビの映画番組で初公開された秀作サスペンス「ブラジルから来た少年」。
当時テレビで初めて観て、地味な印象なれどネオナチを扱ったテーマの深刻さ、
不気味な雰囲気と引き込まれるサスペンス描写で衝撃を受けたのを覚えている。
久々に鑑賞。

南米パラグアイで、ナチ残党を追っていた青年が、
アウシュビッツの医師だったメンゲレ博士の企みの一端をつかむ。
それは世界に散らばる65歳に達した男性94人を殺害するというものだった。
彼はベテランナチハンターのリーバーマンに連絡をとるが殺害されてしまう。
リーバーマンが調査に訪れたところ、殺された人物の家庭ではどこも養子を迎えており、
黒髪で青い目の男の子がいた。
リーバーマンは養子斡旋をした人物を突き止め、その子供たちがブラジル航空の飛行機で連れてこられたと知る。
生物学の科学者に相談したリーバーマンは、
少年たちはクローン技術で生まれ、ある人物の生い立ちを再現しようとしているのだと悟る。
少年たちはアドルフ・ヒトラーのクローンなのであった。
果たしてこの陰謀を阻止することができるのか・・・。

グレゴリー・ペックが悪役というのは確かに珍しい。
異常な執着心をもつ役柄ならば「白鯨」のエイハブ船長役があるが、それ以上の狂気を感じる。
ベテラン男優揃いの中で、
後に「ポリスアカデミー」で人気者になるスティーブ・グッテンバーグが重要な役どころで好演。
撮影は「太陽がいっぱい」のアンリ・ドカエだったのか。

組織に計画中止を言い渡されたメンゲレ博士が、一人殺害計画を実行しリーバーマンと相対するクライマックス。
初めて観たとき、老人二人の取っ組み合いとは、なんて地味なんだろうと生意気にも思った。
でも飼いならされたドーベルマンの使い方といい、
学校から帰宅した少年が生まれながらの残虐性としたたかさを垣間見せるところは、結末を分かっていても戦慄を覚える。
クローン技術の説明シーンが今観るととても丁寧で、
「ジュラシック・パーク」のミスターDNAよりわかりやすいかも(笑)。

蛇足だけど、「Xファイル」の1期にもクローン人間の怖ーいエピソードがあって、
二つの現場で瓜二つの人物が出てきた時に、この「ブラジルから来た少年」を思い出さずにはいられなかったっけ。

The Boys From Brazil - Trailer


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ミッション:インポッシブル

2018-08-25 | 映画(ま行)

■「ミッション:インポッシブル/Mission:Impossible」(1996年・アメリカ)

監督=ブライアン・デ・パルマ
主演=トム・クルーズ ジョン・ボイド エマニュエル・ベアール ヘンリー・ツェーニー

今や「ミッション:インポッシブル」シリーズはトム・クルーズの代表作。
その第1作は、ええかっこしいのトム君が初めてプロデュースも手がけた作品。
本家主人公の「フェルプス君」を脇に追いやった主役イーサン・ハント。
オリジナルのテレビ番組「スパイ大作戦」を知る世代を唖然とさせたせいか、
ヒットはしたけど、あの頃玄人好みの映画ファンと批評家からは好意的な意見は少なかった。

トム君だけで語られがちなシリーズだけど、作品ごとにテイストが違う。
第1作はブライアン・デ・パルマ監督。
今にして思えば、イーサン・ハントは「間違われた男」でまさに「汚名」を晴らすべく組織に立ち向かうし、
クライマックスは「バルカン超特急」まがいのTGV・・・と、
デ・パルマ監督の好きなヒッチコック要素がちらほら。
しかし、あまりのド派手な映画に仕上がったことで、そんなテイストも薄まってしまっているのも事実。
でも、エマニュエル・べアールやジャン・レノなど国際色豊かなキャスティングはスパイ映画らしくて好感。

それでも開き直って続編を撮り続けることで、現在まで続くヒットシリーズとなり得た。
仮面ライダー風カンフー映画と罵られた第2作を経て、
ヒットドラマの監督や実写を初めて撮るアニメ監督を起用するなど、
プロデューサーであるトム君のアイディアとええかっこしいは止まらない。
でもそれらは確実にヒットした。
それは「スパイ大作戦」と比較する層が確実にいなくなっていて、
ハリウッドらしいド派手な打ち上げ花火に世間が慣れてしまったせいなのだ。
今オリジナルを知らない若い世代が初めて第1作を観たら、あの頃のような批評は受けないだろうし、
製作側の制約も多い中デ・パルマ頑張ってんじゃん!と思えるかもしれない。

個人的には「ゴーストプロトコル」以降の作風が好き。
だって、トム君一人のええかっこしいじゃなくて、チームプレイの面白さがあるから。
それはオリジナルの「スパイ大作戦」への原点回帰なのかもしれないけど。



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殺したいほど愛されて

2018-08-18 | 映画(か行)

■「殺したいほど愛されて/Unfaithfully Yours」(1984年・アメリカ)

監督=ハワード・ジーフ
主演=ダドリー・ムーア ナスターシャ・キンスキー アーマンド・アサンテ

ナスターシャ・キンスキー主演作がふと観たくなってセレクト。
むかーし観てるはずなのだが、驚くほど内容を覚えていなかった。
あの頃ダドリー・ムーア苦手だったからか、夫婦の機微が当時まだわからなかったからか。

指揮者として成功しているクロード。
年齢の離れたイタリア人の美しき妻ダニエラとの結婚生活も順調。
マネージャーとの行き違いから妻の身辺を私立探偵に調査を依頼してしまった。
気にしないつもりでいたクロードだが、調査結果から妻の浮気が疑われる。
しかも相手だと思われる美男バイオリニストのマックスか。
クロードはついにマックスと妻を殺害しようと企てる。

クロードの勘違いであることは、早々にわかってしまう。
観客は事情をわかった上で噛み合わない登場人物たちのすれ違う会話や気持ちを
「あらあら、そうじゃないんだよー」と思いながら見守る立場だ。
その様子は確かに面白おかしい。
でもエンドクレジットを迎えてなーんか物足りなさを感じずにはいられなかった。
それはやっぱり夫婦っていいもんだよね、信じることって大切だよね、
というメッセージを期待してたからだ。
そこがこの映画を人情喜劇として面白いと感じられなかった理由かも。

しかし音楽映画としては凄みを感じさせてくれる。
オーケストラの演奏シーンはもちろんだが、
最大の見どころはダドリー・ムーアとアーマンド・アサンテのバイオリン演奏バトル。
睨み合って、威嚇し合う二人。
コミカルなだけでなく、技術に裏付けされた名場面。
ダドリー・ムーアはそもそもバイオリンを弾ける人なので、この場面は迫力が違うぞ。
そしてナスターシャ・キンスキーは、シリアスな映画では見られない笑顔と無邪気さが魅力的。

UNFAITHFULLY YOURS (1984) TRAILER




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村上RADIO

2018-08-09 | 音楽


8月5日にTokyo FMで、村上春樹本人が選曲し語る初めての番組が放送された。これは聴き逃せない!としばらく使ってなかったラジオ録音ツールRadikoolを復活させて録音。

ちょっと間を置いた第一声。貴重な機会が始まる!というワクワク感。「走る時に何を聴いているか」というテーマで選曲された楽曲。聴く前はジャズ寄りの選曲になるのだろうと思っていたが、1曲目はドナルド・フェイゲン。さらにビーチ・ボーイズ、ジョーイ・ラモーン、ジョージ・ハリスンと意外にも軽め。喋りは決して流暢ではないが、優しい語り口が好印象。

小説を書くにあたってこだわりやスタイルが垣間見られる話題もあって、春樹氏のエッセイを耳で読んでるような楽しさ。特に文章の書き方が音楽から影響受けている♪ってわかる気がする。常々台詞のテンポに乗せられて読んでいる気がしていたので。

自分の葬儀にかけたい曲は?というリスナーからの質問に「生きているうちにあれこれ音楽聴いたから、死ぬ時くらいは静かなの方がいい」と答えた。そう言いきれるくらいに好きなことに懸命になれるってカッコいい。これ、第2弾やって欲しいな。
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ジュラシック・ワールド 炎の王国

2018-08-07 | 映画(さ行)


■「ジュラシック・ワールド 炎の王国/Jurassic World: Fallen Kingdom」(2018年・アメリカ)

監督=フアン・アントニオ・バヨナ
主演=クリス・プラット ブライス・ダラス・ハワード ジェフ・ゴールドブラム

※注意:ネタバレあります!
前作「ジュラシック・ワールド」で新種のハイブリッド恐竜が登場した。
ドラマ部分はなーんか薄味だったし、それなりに楽しくても、もはや恐竜映画ではない。
理屈抜きの見世物にしか思えなかった。
人間のエゴの醜さは語られていても、
そもそもマイケル・クライトンの原作がもっていたテクノロジーへの警鐘は失われている印象しか持てなかった。
そして新作「ジュラシック・ワールド炎の王国」、僕は前作よりもちょっと好き。
それは前作よりもテーマを深く掘り下げられていたからだ。

前半の人間のエゴで創り出された命が見捨てられていく悲劇的な展開が描かれている。
イスラ・ヌブラル島の火山活動で、パークの恐竜たちに危機が訪れる。
そもそも蘇らせたことが誤りだから、そこで絶えてしまえば良いという意見と、
絶滅危惧種と同様に命を救うべきとする意見の対立が描かれる。
溶岩流が島を覆い尽くす中、大型草食竜の姿が炎と煙の中で消えていくシーンは涙を誘う。

正直なところ、映画はその脱出劇で終わると思っていた。
映画後半は恐竜たちを兵器や商品として利用しようとする悪事を阻む物語が展開される。
新たに産み出された破壊の化身の様なハイブリッド種を中心に、
ホラー映画に近い緊迫感で観客を巻き込んでくる。
お子様にとってはきっとトラウマ映画となりうるレベルの恐怖感。
さらに物語はいろんな要素をぶち込んでくる。
ロックウッド財団設立者の孫娘をめぐる出生の秘密、
そして野に放たれた恐竜たちと人類が共生しなければならなくなる未来を示した結末。

知能の高いラプトル"ブルー"が主人公たちについていかなかったラスト。
いろんなSF映画を観た映画ファンなら、過去の様々な映画と通ずるテーマを感じるのではなかろうか。
丘の上から街を見下ろすブルーの姿に、続編は「猿の惑星」になっちゃう?と思った方は多かったのでは。
僕は往年のホラー映画「フランケンシュタイン」を思った。
創った者に裏切られた創られし者の悲しみ。
テクノロジーで現代に蘇ってきた恐竜をそこに重ねた。
それは原作者マイケル・クライトンが様々な作品で貫いてきた、
テクノロジーへの警鐘というオリジナルのスピリットにも通じやしないか。

蛇足ながら。
邦題「炎の王国」は火山噴火からの脱出劇があって付けたタイトルなんだろうが、
「Fallen Kingdom」(堕ちた王国)はロックウッド財団のことも示している。
うまい表現はできないものだろか。

息を潜めよ!映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』予告編


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リズと青い鳥

2018-08-05 | 映画(ら行)

■「リズと青い鳥」(2018年・日本)

監督=山田尚子
声の出演=種崎敦美 東山奈央 本田望結

仲良しの誰かと一緒にいられる心地よさ。
学生の頃、それはいつまでも続くと思っていた。
それぞれに選ぶ道があるのだから、そんなことないのに。
「あいつが行くならオレもそっちでいいかな」
そんな気持ちが進路決定を揺れ動かした経験、ないだろか。
「リズと青い鳥」について、
"男子には理解できない女子の連帯感"めいた感想をちょくちょく見かけるが、
これは男子も女子もなく誰もがあの頃感じてたことだと思うのだ。
そりゃまあ、「大好きのハグ」や「ハッピーアイスクリーム」は男子には無理だろうけどねWW

テレビアニメ「響け!ユーフォニアム」のスピンオフとして制作された本作。
オーボエ担当のみぞれとフルート担当の希美。
中学時代に希美が内気だったみぞれに声をかけてくれたことで友人になった二人。
高校最後の吹奏楽コンクール自由曲「リズと青い鳥」で、二人にはソロの掛け合いがある。
この曲の元となる童話には、青い鳥と少女の別れが描かれる。
卒業後の進路に揺れる二人の心、
希美を失いたくないみぞれの気持ちが童話の物語に重なり、演奏をかき乱す。
その葛藤と二人の成長が繊細な描写で描かれる。

テレビシリーズでも冴え渡っていた京都アニメーションの細やかな仕事。
山田尚子監督の手にかかるとどこにでもある日常の出来事が、とても愛おしい時間に変わる。
「けいおん!」「たまこまーけっと」もそうだったように。
みぞれと希美の気迫の込もった演奏をみせるクライマックス。
彼女たちの息遣いや足音までもが、気持ちを表現する見事な演出。
とにかく"音"で聴かせる作品だ。
演奏の良し悪しなんてわかんない・・・という人でも、
あの演奏シーンは"なんかすごい"とは感じられるのではなかろうか。

これまでの登場人物たちは脇役だけど、
みぞれと希美の個人的感情の物語をうまく彩る役割を果たしている。
特に3年生で副部長になったユーフォニアムの中川夏紀が、
やさぐれてた1期と違っていい存在感。
主役の二人を中学時代から知る立場として、ストーリーに深みを与えてくれる。
トランペットの高坂麗奈は、またも物語の火付け役でカッコいい。

元吹奏楽部の僕としては、同じトロンボーン担当の塚本くんを応援したい。
だって僕もユーフォの女子に恋していたから(笑)
そっちのスピンオフはないだろか。

『リズと青い鳥』ロングPV





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私が恋をした映画の中のヒロイン4選

2018-08-03 | 映画・ビデオ
#私が恋をした映画の中のヒロイン4選
「ラ・ブーム」ソフィー・マルソー
「アメリ」オドレイ・トトゥ
「卒業」キャサリン・ロス
「ある日どこかで」ジェーン・シーモア



4人なんて選べないって!
「リトルロマンス」ダイアン・レイン
「なまいきシャルロット」シャルロット・ゲンスブール
「野性の夜に」ロマーヌ・ボーランジェ
「ウェディング・シンガー」ドリュー・バリモア
「ミッション・インポッシブル ゴーストプロトコル」レア・セドゥ
「ブルックリン」シアーシャ・ローナン
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電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ! ホウホウ! 香港大決戦

2018-08-01 | 映画(さ行)


■「電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ! ホウホウ! 香港大決戦」(2007年・日本)

監督=中澤祥次郎
主演=鈴木裕樹 高木万平 福井未菜 荒木宏文 平田裕香 小野真弓

ゲキレンジャー10周年だそうで。
あの頃、僕は子供以上にこのシリーズにどハマりしていた。
それはカンフー戦隊だったからと言うだけでなく、
数々のカンフー映画やスタアたちへのオマージュ、リスペクトに溢れていたからだ。
このブログで「ゲキレンジャーのルーツを探せ!」なる誰もが呆れるような記事を書くことになる。
これも映画愛ゆえ。

さて、この電影版。
戦隊シリーズ劇場版では初の海外ロケで、
カンフー映画の名作迷作を世に送り出した香港のショウブラザースも製作に関わった。
サマーシーズンに封切られた劇場版なので、
テレビシリーズでは後半に出てくるブルーサ・イーや拳聖たち、スキルアップする過激気は登場しない。
今でこそ戦隊ものやライダーの劇場版は、複数作品のコラボや総出演する豪華さ、
シリーズ集大成のストーリーが売りだが、この頃はまだシリーズ番外編の位置付け。

香港のメディア王ヤンは、奇妙な転送装置を使い世界各地から格闘技の腕利きを呼び寄せていた。
ゲキレンジャー3人と臨獣拳のリオとメレも香港に転送された。
集められたツワモノたちは「武術会」のトーナメント戦に参加。
主人公たちは順調に初戦に勝利。
その晩の宴に主催者ヤンが現れる。彼にはある陰謀があった。
ゲキレッド、ジャンは潜入捜査官のラオファンと共にその企みに立ち向かう。

格闘家を集めた武術会と言う趣向、その裏で企てられる陰謀を暴く潜入捜査。
ブルース・リーの名作「燃えよドラゴン」へのオマージュなのは言うまでもない。
格闘家たちの気を集め、機械仕掛けの最強戦士になろうとするヤンは、
鉄の爪を付けて戦う「燃えよドラゴン」の悪役ハンのイメージだ。

また、短い場面ではあるが、トーナメント戦は異種格闘技戦の趣で面白い。
これはムエタイやヨガ使いも出てくるトーナメント戦が登場する
「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」が元ネタであろう。
ラストにブルース・リーの銅像が映されるのは先達への敬意。

この映画の見どころは、ラストの巨大化戦。
ゲキビーストが流派を超えて、呉越同舟獣拳合体するクライマックス。
ヤンが操る6本腕の巨大メカは阿修羅のイメージ。
小野真弓やインリン・オブ・ジョイトイの登場は、子供と一緒に劇場を訪れるお父さんへのご褒美ww
あ、僕はメレ様(平田裕香)ファンでした。

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