Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

僕のGreatest Albums(その21)

2005-06-30 | 僕のGreatest Albums
B00005G4T0EXPO
TMN


ERJ 2000-03-23
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僕の音楽的ルーツを探る企画第21回。これを出すことで「あー、takの音楽的センスも実は大したことはないんだ」とか思う輩いるかもなぁ。だってTMNだもん。でも勇気を出して言う。TM好きなのよん。

 TMファンであることを公言しにくいと感じている人(特に男性)けっこういると思うのだ。その理由の一つは、まずあのヴァーカル。やたら横文字をリズミカルに歌わせ、暇さえあればウォゥウォゥうなってるのはやっぱり気恥ずかしい。カラオケで歌うのもなーんか照れが入ってしまう。同じウォゥ、ウォゥ歌ってもB’zだったらこうはならない。次に小室哲哉のせいなんだろうけど、やたらナルシスティックなイメージがつきまとうこと。”自分がかっこいい”みたいな美化。ミュジーシャンなら当然のことだろうけど、TMNの場合はちょっと度を超している。美化の極みである「Carol」のジャケット、明らかに似合わない三角帽子被ってキーボード弾く哲チャン、TVドラマにまで出演するUTSUの自意識過剰さ、どうして哲チャンが身の程を知らずにヴォーカルをとりたがるのか・・・こうした数々が”TM=おナル”な図式をつくっている。かつて哲チャンがYOSHIKIとV2ユニットを組んだとき、うちの配偶者アミダラMは言った。
「これにアナキン、あなたを加えると”日本三大ナルシスト”のできあがりね」
・・・ここまで言われるのである。

 僕がTM好きなのは、やっぱり僕がキーボード弾きだからだと思う。ここまでフロントにキーボード出しているバンドって他にないし、ハードロック調も、アイドル歌謡も、エレポップも、ダンスビートもなんでもございの音楽性は、グッとくれば無節操に音楽を聴く自分には合っているんだよね、多分。そういう意味ではTMN名義のラストアルバム「EXPO」はまさに音楽の万博。逆回転サウンドから始まって、哲チャンヴォーカルのThink Of Earthまでヴァラエティという言葉がピッタリのアルバム。Resistanceを収録した「humansystem」や、ヒット作「Selfcontrol」も好きだけど、一番繰り返し聴くのはやはり「EXPO」なんだよな。それに小室哲哉のソロ作も実はかなり好き。「Digitalian Is Eating Breakfast」は愛聴盤だし(あー、ついに公言してしまった・笑)、アイドルに提供した楽曲のセルフカヴァーを含む「Hit Factry」も夏になるとふと聴きたくなる。オラクルのイベントでのライブ「TK-Trap」でのプログレッシヴ・ロック調な演奏も・・・結局何でもやっちゃう無節操さに行き着くんだよね。これを書いている隣でアミダラMがまた言う。
「ほらね、やっぱりあなたと哲チャンは共通点が多いのよ。”三大ナルシスト”は間違いないわね。何なら及川ミッチーを入れて”日本四大ナルシスト”にする?」・・・それは勘弁。
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自主映画制作講座・第6回

2005-06-28 | 映画・ビデオ
今回はついに最終回。6回に渡って映画撮影の技術と歴史を学んできたが、今回は手持ちカメラとステディカム。手持ちカメラで撮影することで得られる臨場感、主観移動、ドキュメンタリータッチなどの用法はこうして改めて説明を聞くとなるほどなぁ・・・と納得。カンフー映画なんてロングショットで撮ったらこれ程面白くないものはないですもんね。主観移動はよく使われる手法なので、僕もこれまで観るときには意識していた。「ターミネーター」や「プレデター」なんてまさにそれだし、「アンタッチャブル」でショーン・コネリーの自宅を襲撃する前の場面なんかはよく覚えている。最近だったら韓国映画「イルマーレ」の犬の主観移動は印象的だったな。

16ミリカメラの発明によって、映画は外に飛び出していく。そしてヌーヴェルヴァーグが生まれる・・・。これまで講義ではヨーロッパ映画について語っていただく場面があまりなかったが、今回は僕、大満足です。ゴダールの「勝手にしやがれ」(実は嫌いだけど)はもちろん、フランソワ・トリュフォー、クロード・シャブロルはもちろん、西村先生がルネ・クレマン監督の自宅を訪問したときのお話は大変興味深かった。「海の牙」観ておいてよかった♪。「太陽がいっぱい」のエピソードも面白かった。改めて観たくなりました。トリュフォーはサスペンスが好きなくせに女にばかり気が行くので面白くない。ははは、そうですよねぇ!。「黒衣の花嫁」なんてまさにそうだし。「隣の女」も面白くない例に挙がってましたが、実は僕けっこう好きな映画なのですぅ!(泣)。

ステディカムはレールなしに移動撮影がスムーズにできるカメラとしか知りませんでしたが、クロード・ルルシュ監督の「男と女2」を題材に、撮影現場を克明に見せていただきました。「男と女2」観てみたいなぁ。初めて使用された映画「ウディ・ガスリー/我が心のふるさと」や「マラソンマン」「ロッキー」も紹介されましたし、待ってました「シャイニング」の名場面、雪の迷路!あの恐怖がよみがえってくるぅ!。映画好きには興味あるエピソード満載で今回も勉強になりました。関係者の皆様、ありがとうございました。続き、期待してます。
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さよなら、へんてこライオン

2005-06-26 | その他のつぶやき
絵本作家の長新太さん死去 (読売新聞) - goo ニュース

「おひさま」という幼児向け読み聞かせ絵本雑誌を知っていますか?うちのルーク・スカイウォーカー(6歳児)が幼稚園に行き始める前お気に入りだったのがこの絵本雑誌。中でも連載されていた、長新太さんの「へんてこライオン」シリーズが大好きでした。ナンセンスなんだけど、どこかハートウォーミング。突然雪山になったり河童になったりピザになったりするライオンが、何とも言えず愛らしいんだよね。

その長新太さんが亡くなりました。もう新しいライオンには会えないんだな。

takくんがてくてくあるいていくとライオンがいました
「ねぇどうしたの?」
takくんが聞くとライオンは答えました
「あのね、とおくにいかなくちゃいけないんだよ」
「とおくって、ずっととおく?」
「そう、ずっととおく」
ライオンのせなかがぶるぶるっとふるえました
「わっ、ど、どうしたの」
ライオンの背中から羽がはえてきました
takくんがむかし絵本でみたグリフォンみたいでした
ライオンは飛び立とうとしています
「ライオンさん、もう、あえないの?」
「さぁ、それはわからないな」
羽のはえたライオンは静かに宙にうかびました そして
「おしゃべりなたまごやきをみたら、おもいだしておくれ」
といいました
へんてこなライオンのおはなしです

ご冥福をお祈りします。



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僕のGreatest Albums(その20)

2005-06-24 | 僕のGreatest Albums
B00000JR29Songs from the Big Chair [UK Bonus Tracks]
Tears For Fears


Polygram International 2001-03-13
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僕の音楽的ルーツを振り返る企画第20回。今回はティアーズ・フォー・フィアーズ。80年代にみーんな聴いてたブリティッシュポップ/ロックのヒット曲の中でも、異彩を放っていたTFF。シンセ音の洪水のような音楽シーンの中で、彼らの音楽は全く違った。

Shoutを初めて聴いたときの衝撃は今でも覚えている。派手なイントロなど存在しない。4小節のリズム音だけ。そしてそこからは、地面を少しずつ揺らし始めるリズム、魂からわき上がるようなヴォーカル。わずかなメロディーが、次第に大きくなりバックの声や演奏と絡み合い、力強いドラムと哀愁を帯びたギターの音色がクライマックスを演出する・・・。ポップミュージックなんだけど、ゴスペルの荘厳さとプログレの仰々しさを併せ持つような・・・もうそれを言葉に表せなかった。一転して明るい印象のEverybody Wants To Rule The Worldも好きだった。

彼らのグル-プ名がなーんか難しい本から由来するところも、ようわからんかったけど”ちょっと知的なもの”を好んでいた当時の僕にはやたらとかっこよく映ったものだ。「バーバレラ」のマッドサイエンティストの名前をバンド名にするルックスばかりのバンドとは違うゼ(わかりますね)、と心底思っていた。

確かにTFFも最初のアルバムはシンセ音ばかりだった。でも”痛み”と題されたアルバムは脱皮への第1歩だったのだ。2ndの Songs From The Big Chair は本当に傑作。随所にアーティストとしての二人のこだわりが見えてくる。Head Over Heels や I Believe も美しいし、何よりも音にスキがないし、無駄もない。80年代最後の、そして二人のコンビとしての最後となる3rd The Seeds Of Love を初めて聴いたのは、社会人になった最初の年。忙しさとつきあいのカラオケネタの為に、洋楽を聴くことを忘れがちになっていた僕をくい止めた傑作だった。ローランドとカート二人のコンビは残念ながらここで解消してしまう。最近復活作を発表したTFF。これを書いている時点でまだ聴いていないけれど、近い内に必ず入手するゾ。
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Musical Baton

2005-06-22 | 音楽
ポップンポールさんのブログ「ひとくちメモ」からMusical Batonを渡された。お気に入りの音楽なんぞを記事に書いて次に回すもので(チェーンメールみたい)ブログで流行ってるんだそうで。ちょうど自分の音楽的ルーツ探求中なのでお役目きっちり果たしたく思います。つーか僕は寝ぼけ眼でMusical Batonの文字をを見て「ったくポップンポールさん、オレにMichael Boltonについて書けというのか・・・」と最初に思ったりもしたのだが(失礼しました)。

1:Total volume of music files on my computer(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
コンピュータで音楽は聴かないもので・・・CDに焼く練習するために何曲か入れてみましたね。466.8MBでした。ほんっとに少なっ。

2:Song playing right now(今聞いている曲)
世界でいちばん熱い夏(Princess Princess)
実は近い将来にプリプリのコピーバンドをする予定がありまして・・・。打ち込みの予習のために日々聴いております。リアルタイムで聴いていた頃は奥井香のヴォーカルが好きだったのだけど、改めて今聴くとどの曲も冨田京子チャンのドラムがやたらかっこいい!。見事なシンバルワーク、絶妙なフィルインの入り具合・・・これを打ち込まねばならんのだが、再現できるだろうか?
The Greatest Princess
The Greatest Princess


3:The last CD I bought(最後に買った CD)
Original Sin / Pandra's Box
ここ数ヶ月新学期がらみで入り用だったから、CD買ってないなぁ。おそらく最後に購入したのは、パンドラズ・ボックスの「Original Sin」。ボニー・タイラーの Total Eclipse Of The Heart(愛の翳り)やらミートローフのプロデューサー/ソングライターであるジム・スタインマンのユニット。これらのヒット歌は分厚いヴォーカルとドラマティックな展開が魅力だが、それを再現すべく4人ヴォーカルを配している。映画「シャドー」の主題歌としてカヴァーされた Original Sin や、椎名恵がカヴァーした Good Girls Go To Heaven (Bad Girls Go Anywhere) を収録している。僕はセリーヌ・ディオンがカヴァーした It's All Coming Back To Me Now がお気に入り。
Original Sin
Original Sin


4:Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me(よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)
5曲かぁ・・・厳しいな。落選はTommy February6、D-Loop、Pizzicato Five、和田アキ子、ピンク・フロイド、ジェネシス・・・ほんとうに節操がない(恥)。
4-1 True Faith (New Order)・・・80年代ユーロディスコのお約束ナンバー。何故かストレスがたまると異常に聴きたくなる。故に通勤中のBGMとしては必須の楽曲。これを大ヴォリュームでかけながらハンドル握るの・・・快感なんです。これを収録しているが故に「ブライト・ライツ・ビッグ・シティ 再会の街」のサントラも愛聴盤。
The Best of New Order
The Best of New Order


4-2 Longing/Love(あこがれ/愛)(George Winston)・・・僕はキーボード弾きでありながらピアノを習った経験はなく、運指はでたらめ早弾きは苦手。だからソロピアノなんてとんでもないのね。しかし、根性でフルコーラス弾けるようになったのが、ジョージ・ウィンストンのこの超有名曲。今でも譜面なしで弾ける数少ない曲のひとつ。
オータム~20th Anniversary Edition
オータム~20th Anniversary Edition


4-3 六本木心中(Ann Lewis)・・・実はカラオケの十八番がこれなのさ。かつて社員旅行に行った先のホテルできちんと審査員がいる公式な歌謡祭があり、飛び入りさせられた。やけっぱちで六本木心中歌ったら何と優勝しちゃったのね。配偶者はバカにするけれど、これは僕の歌が世間で認められるという証(笑)。おじ様組と飲みに行くときは和田アキ子を歌っております。
WOMANISM II
WOMANISM II



4-4 Let It Be(The Beatles)・・・僕が自己流でピアノを弾き始めて、初めて覚えて弾き語りができるようになった曲。あのコードの響きだっ!と思えた瞬間は楽器をする上では大切な感動。ビートルズのアルバムとしてはアビーロードとホワイトアルバムが大好き。高校時代友達と狂ったようにビートルズ聴きまくったのも懐かしいなぁ。
Let It Be
Let It Be


4-5 Miami 2017 (Seen The Lights Go Out On Broadway)(Billy Joel)
アルバムSongs In The Atticでこの曲を聴いたとき、これ弾きたい!と心底思った。普通ビリー・ジョエルを聴いてピアノを始めた輩は、おそらくHonestyだのPianomanだの弾きたいと思うのだろうが、僕はそうではなかった。このイントロはとにかく練習したものさ。最も好きなビリー・ジョエルの曲。後にリチャード・マークスがカヴァーするのだが、これがSongs In The Atticの完コピみたいな演奏なのだ。多くの人を魅了する名演。
ソングズ・イン・ジ・アティック(紙ジャケット仕様)
ソングズ・イン・ジ・アティック(紙ジャケット仕様)



5:Five people to whom I'm passing the baton(バトンを渡す5名)

5-1 まずは80年代もの大家元がくせえさん。きっとハートをくすぐってくれる選曲になるはず。
5-2 普段映画の話ばっかりしているさん。この人の音楽の趣味聞いてみたいっ!
5-3 音楽ブログなんだけどスポーツや競馬の話も多いkawa14さん。真顔で音楽語ってもらおう。
5-4 同僚のスーパーOLともちん。きゃわいい犬顔だけどHR/HM系にはお詳しい(何の関係が?)
5-5 80年代映画主題歌サイト仲間でもあるばどさん。こちらも期待できそう。
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Father's Day

2005-06-19 | うちの子に御用?
今日は父の日。だいたい母の日があるから父の日も作ろう・・・ということで作られたおまけのような日ではある。うちのルーク・スカイウォーカー(6歳児)は昨夜から
ルーク「ちち、明日プレゼントするけんね。」
とずーーーっと言っていたのだが、結局もらったのはお手紙のみ。文面は以下の通り。
”ちち、いつもおしごとありがとう。これからもがんばってください。”
初めてこの言葉をルークの口から聞いたとき、思わず泣いてしまった僕。近頃この文句が量産されてきたけれど、それでも父親としては嬉しいもの。
アナキン「ちちは、このお手紙を仕事場の机に置いておくよ。」というと
ルーク「そうかぁ、疲れたときに見るんだね。」ときた!。
そうだよ、ルーク。お前はよくわかってるじゃないか!。やっぱりオレの味方はお前しかいないな、ったく。

一方レイア姫。レイアは、先月幼稚園で作った母の日の感謝の手紙を実の母アミダラMに渡さず、日頃面倒を見てもらっている”まま”(takの義理の姉)に渡した。まさか今回もそんなことはないよなっ!と思っていたら、とんでもない。事もあろうに、父の日の感謝の手紙は”まま”のご主人”ぱぱ”に渡っていたのだった!。レイアぁっ!お前というヤツは!ちちは怒っているゾ。まぁそれでも
レイア「おしごとごくろうさま。」
と一応言いに来た(アミダラMに言わせられていたのだが)。許す、許す。毎朝ちちをお見送りしてくれるのはレイアだけだもんね(ちなみに配偶者アミダラMはその後起きてくる)。

今日は小学校の宿題やらがいろいろあってあまり一緒に遊んでいない。部屋の掃除をちょっと念入りにした僕は、自分の靴のお手入れを始めた。そういえば、僕が小学生の頃、父の日に”靴みがいてあげるっ!”と父親の革靴をみがいてあげたなぁ。ルークもそう言ってくれる日がくるのかなぁ?・・・と考えながら靴をみがいていた午後でした。
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僕のGreatest Albums(その19)ブルジョワジーの密かな愉しみ/難波弘之

2005-06-18 | 僕のGreatest Albums


僕の音楽的ルーツを回顧する企画第19回。これまでも僕が憧れてきたキーボード弾きを取りあげてきた。今回は尊敬するキーボード奏者、難波弘之のソロアルバム「ブルジョアジーの秘かな愉しみ」。僕がこのアルバムを手にしたのは大学生の頃。プログレなんだけど実にポップでわかりやすい。また挿入されるインストはクラシック音楽だし、ルイス・ブニュエルの映画と同じタイトルだし、”知的な男ぶりっ子”かつ”マニアックな音楽好き”したかった僕には格好のアルバムだった(恥)。でもそういう面を抜きにしても、このアルバムは本当に繰り返し聴いた。それは僕がキーボード弾きとして陶酔できる音楽だったからに違いない。

このアルバムがリリースされた頃、難波氏はNHK教育テレビの趣味講座「ベストサウンド」の講師を担当していた。これはアマチュアバンドのための音楽講座番組であった。アシスタントはブレイク直後の中村あゆみ。番組中では難波氏や中村あゆみだけでなく、ゲストとのジョイントライブも披露された。特にVOWWOWの山本恭司やの厚見玲衣との共演は忘れられない。当時僕は音系サークルに所属しており、まさにバンド活動が楽しくて仕方なかった時期。毎週見てました。「ブルジョアジー~」の楽曲も同番組で演奏された。僕はその中でも、ドラマティックな構成がかっこいい ♪オペラの怪人 と ダークな味わいのバラード曲 ♪時計の匂い がお気に入りだった。これらは今でもコピーしたい曲。

CASIOのシンセをよく使っていた難波センセイ。フロントに出るときは、ギターのアーム(!・要はピッチベンドなのか?)を搭載したショルダーキーボードを使っておられた。僕には難波氏の早弾きは僕には到底無理・・・。されどショルダー下げてフロントに出たがるキーボード弾き、という部分だけは見習ってます(笑)。




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僕のGreatest Albums(その18)

2005-06-15 | 僕のGreatest Albums
Woman and I...OLD FASHIONED LOVE SONGSWoman and I...OLD FASHIONED LOVE SONGS
柳ジョージ&レイニーウッド

インディペンデントレーベル 2005-11-02
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僕の音楽的ルーツを探求する回顧企画第18回。先に憧れの男性アーティストとして甲斐よしひろ、宇崎竜童、世良公則を取りあげた。そして僕が憧れるもうひとりが柳ジョージだ。初めて柳ジョージ&レイニーウッドの曲を聴いたのは僕が中学生の頃。曲はもちろん ♪雨に泣いてる だ。渋い・・・当時そんな言葉でそのかっこよさを口にすることはできなかったが、酒と煙草の香りがする大人の音楽・・・おマセな僕はその雰囲気に憧れるようになった。NHK-FMでその頃スタジオライブが放送されて、エアチェックしたテープを繰り返し聴いた。特に ♪FENCEの向こうのアメリカ と ♪プリズナー がやたらと心に残った。

高校生になって名盤「YOKOHAMA」を僕は購入している。周りのみんなが松田聖子あたりにキャアキャア言っている頃だ。アイドルに夢中になるお年頃に 
♪ひとーりぃ飲むぅ、バーボン~がぁ~、なみーだぁ~にぃ、溶け込んでぇ~
ってな歌詞に酔っていたんだから、マセガキだよなぁ(笑)。と言ってもそれなりにアイドルも聴いていたわけで、音楽的に節操がないのは既にその頃から。いいんです、グッとくればそれは自分にとって”いい音楽”なのだから。そして今でもよく聴くのはアルバム「Woman and I」。名曲「青い瞳のステラ1962年夏」を収めている。

僕はR&Bという音楽ジャンルとその代表的アーティストたちを柳ジョージを通じて知った。レイ・チャールズとのジョイントツアーを彼がしたことで、レイ・チャールズへの僕のリスペクトは高まったし、サム・クックやスモーキー・ロビンソンのカヴァーを聞くことでR&Bの神髄に触れる機会ができた。また彼がソロになってからのカヴァー集「GOOD TIMES」も、僕の音楽的な幅を広げてくれた。こういう音楽体験があるもんだから、近頃J-POPのアーティストたちがR&B歌手を名乗るのがどうしても気に入らない。できるもんなら ♪チェンジ・イズ・ゴナ・カム を歌って俺の魂揺さぶってみろよ!ってな気持ちになる。何にしてもそうだけど、本物に触れることって大事だよね。
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気になるCM

2005-06-14 | その他のつぶやき
キューピーパスタソース『たらこ』
最近好きなCMがある。それはキューピーパスタソース「たらこ」。たらこの着ぐるみ(?)を着たキューピーさんの群衆がクルクル回りながら食卓の上で迫ってくる。

♪た~らこー、た~らこー、た~っぷぅりぃ、た~らこー

と奇妙な音楽に乗って迫る愛らしいキューピーたち。そしてそれを見つめる女の子が口をあんぐり開けている構図が何ともいえず、いい。何度見ても笑ってしまう。


↓こちらで見てみませう
キューピーCF たらこ回転編

キューピーのCMは音楽にカジ・ヒデキを使っていた頃からかなり好きでした。最近の80周年のCMもインパクトがあっていいよね。
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おおっ、これは楽しみ。

2005-06-14 | 音楽
ピンク・フロイドが24年ぶり再結成、「ライブ8」に出演へ (ロイター) - goo ニュース
21世紀のライブエイドには再結成ものの目玉はなんかないのかな。Zep再結成はもうないだろうけど・・・などと思っていたら、なんと!ピンク・フロイドですよ!ピンク・フロイド!。というか、再結成も何も解散していたっけ?今回のステージにはデイブ・ギルモアとロジャー・ウォーターズが揃うというから、みものですよね。

あのバンドがこの21世紀に何を歌うのか?。「主要8カ国の首脳らに対し、貧困国の支援強化に大きく貢献するよう説得するためなら、出来ることは何でもしたい」とギルモアが語っているそうだから、政治的なメッセージが込められるのは必至。♪Another Blick Of The Wallの大合唱が聴きたいっ!

B00005QCG5エコーズ~啓示 ザ・ベスト・オブ・ピンク・フロイド
ピンク・フロイド バレット ウォーターズ ギルモア


東芝EMI 2001-11-05
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