今日はうちのルーク・スカイウォーカー(6歳児)が通う学校の文化祭&バザーの日。配偶者アミダラMとルークと僕の3人で出かけました。普段の教室はバザー会場へと変わり、普段の食堂や中庭はカフェテリアとなっておりました。体育館はゲームができたり、おもちゃを販売していたり・・・。日頃お勉強に明け暮れている生徒たちは、はしゃぎまわっておりました。お行儀よさそうな日頃のイメージから大きく異なる現代っ子ぽい様子もちらほら・・・。
ステージ企画があるので講堂へ。この学校は小学校3年生全員によるミュージカルのような群舞が名物。これを目当てに多くの方が集まっておりました。以前学校説明会に来たときもこのダンスをみましたが、これには正直感動します。指導する先生方も大変だと思いますが、本番のステージをみていると嫌な顔してやっている子はほとんどいないのね。我が子が踊る年はさぞかし感動するだろうな。昨年、一昨年と選曲がエイティーズ泣かせだったで今年もそれを期待しました。今回はエイティーズではありませんでしたがなかなかエンヤに葉加瀬太郎といい選曲でした。
そのダンスの前の出し物が、高校生(この学校は一貫校)の器楽部によるライブ。要するにバンド演奏なんだけど、これがヴォーカル不在のインストバンド。
アナキン(tak)「どうしてヴォーカルいないのさ?大塚愛をインストで、しかもあんなに譜面どおりに味も素っ気もない弾き方でメロディー弾かれたら、なーんか盛り上がらないやん。」
アミダラM「ヴォーカルがないのは、器楽部だからよ。」
アナキン「そっかぁ。それにしてもギターのチューニングずれてない?」
アミダラM「私もさっきからそれが気になっていたのよ。」
僕ら夫婦は大学時代のバンド仲間。僕はキーボード弾きで配偶者はヴォーカル。どうしてもこういう他人の演奏の評価は厳しくなる。・・・にしてもなぁ、誰も体でリズムとりながら弾いていないんだもの。それでは合うものも合わない。
・・・曲が終わると次の曲紹介。この”能書き”がすごいの。
MC「次の曲は・・・ドラムとベースのタイトなリズムに、華麗なメロディーが重なります。そのアンサンブルを是非お楽しみください。」
アミダラM「言うわね。」
アナキン「・・・(笑いを堪えている)」
チューニングのずれたギターのメロディーは華麗という表現とはほど遠いもの。ところどころ練習したな、と感心させるところもあった。
アナキン「なるほど。次はディープ・パープルだ。どんなんだろうね。」
立派な”能書き”の後、演奏が始まりました。おっ、思いの外よくできている。ベースの男子が本来のノリを取り戻した感じ、ギターの女子は今ひとつだけど、キーボードの男子はジョン・ロードのソロをかなり練習したと見える。いいぞ。でもメロディーがピアノの音ってのはないんじゃないか?。イアン・ギランが泣くぞ。
アナキン「シンプルな編成になっただけ、聴かせるね。これはいいんじゃない?。ソロのとき、オレ思わず指動いちゃったよ。」
アミダラ「まぁね。」
アナキン「それよりさ。この学校は宗教教育やっている学校だから、バンドにヴォーカル入れさせないんじゃない?”ハイウェイをぶっとばせ”みたいな歌は不謹慎だとか。」
アミダラ「それは勘ぐりすぎでしょう?。」
・・・君たちの部の顧問に是非この人を。
それでも最後の曲は元どおりの狂ったチューニングのバタバタしたリズムであった。夫婦二人で笑いを堪えていると、ルークが大声で尋ねた。
ルーク「ねぇ、ちち(”ちち”と呼ばれている)。これって上手いの?。」
お前・・・答えにくいことを・・・。でもそう疑問に思うお前は、よーく音楽がわかってるじゃねぇか。おうちでポップス/ロックの英才教育してあげる!。