Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

オレのネクタイ。(その3)

2012-11-30 | Weblog

皆様、今週もお疲れ様ーっ!
やけに寒い日があったけど、体だけはぁ大事にして(林家三平風に)。

ダサいオヤジにならない対策、
毎日ネクタイ変えるゼ第3週です。

1日写真撮り忘れた…(^^;)

左はステファノバレンチノ。
実はネクタイ忘れた日に、小倉駅のコンビニで購入(汗)。
無難な柄で締めやすいから意外と気に入っているのです。

その隣は、前の職場を辞める時に同僚に頂いたバーバリー。
紺色はデキる男を装う(笑)必須アイテム。
今週は公の場に行くことがあったので、日頃のウォームビズから一転、スーツで出勤しやした。
チョークストライプは怖いお兄さんぽい?るせー。

右から2番目は大のお気に入り、ジョルジオ・アルマーニ。
ペイズリー柄はバブル期の象徴だって?いいじゃん!
好きなんだもん。せめてプリンスのファンと言ってくれ。

最後はケンゾー。
ケンゾーは派手なイメージがあるけど、これはシックですね。
ド派手なのはまだまだこれからさ。

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11月のBGM

2012-11-30 | 音楽
2012年11月に聴いていた愛すべき音楽たち。

■日本の恋と、ユーミンと。/松任谷由実
待ってました、ユーミンのベスト盤。僕ら世代って「あなたはユーミン派?サザン派?」みたいなことをよく言われていた(ユーミン派は上昇志向が強い人なんだとか)。僕は断然ユーミン派。学生時代、何曲かバンドで演ったけど、もっとやっときゃよかったと今にして思う。さっそくiPhoneに搭載。ゆっくり通勤できる日にわざわざバスで時間をかけて目的地まで向かった。1曲でも多く聴けるように。「カンナ8号線」は耳コピして弾き語りしたことあるし、大好きな「DESTINY」、ハモりたくなるのをグッとこらえる「埠頭を渡る風」。ベスト盤聴いてたら他の曲も無性に聴きたくなった。スクエアの安藤まさひろのギターソロが素晴らしい「REINCARNATION」、切なさの極み「5cmの向こう岸」、渋谷陽一も絶賛した「ジャコビニ彗星の日」。そして、「夕闇をひとり」が無性に歌いたくなった。カラオケ行きたい。
松任谷由実40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。 (初回限定盤)(DVD付)

■好きだから/ラムジ
配偶者アミダラMが見るもんだからついつい見てしまう韓流ドラマ。「赤と黒」もアミダラがハマってたもののひとつだ。
('-'*)「この女の子、あんた好みでしょ」
そ、そうか?
(-_☆)「わかるのよ。絶対好みのはず。」
それより主題歌だろ。すーきだーからぁ/すーきだぁからぁ♪(熱唱)
( -_-)「カラオケで歌ってみたいんじゃないの?韓流ものは何か歌えるの?」
えーと、パク・ヨンハの「最愛のひと」だったら歌えるかも。
('-'*)「それ、昼ドラの「Xmasの奇跡」の曲よね。あたしは「オールイン」の曲が好きだったな。」
テレビから再び主題歌が。すーきだーからぁ♪ 試しに鍵盤に向かったらイントロ弾けちゃった。
好きだから

■Global Compilation LOVE THE WORLD/Perfume
今月はシンガポール公演のライブビューイングに行ってはしゃいでしまったオレ。ノリのいい曲だらけの選曲にワクワクした。予習復習に聴いていたのは海外向けに編集されたアルバム。歌いっぱなしでごめんちゃい。
Perfume Global Compilation LOVE THE WORLD(初回限定盤)(DVD付)

■HIGH LANDER/爆風スランプ
大学時代に所属した軽音楽系サークルでは、曲の良さ以上にその演奏技術とセンスがあるアーティストから学べ、みたいな風潮があった。そういう意味で、角松敏生や爆風スランプは人気があった。女子大のダンスパーティの演奏で呼ばれたとき、先輩が何故か爆風スランプの曲やるゼと言い出した。控えめな演奏もしたけれど、後半およそダンス向けとは思えない選曲で事実上ライブと化していた(これが不思議と好評だったらしい)。まっくろけ、せたがやたがやせ、美人天国とかいろいろ演奏したっけ。「HIGH LANDER」は、名曲Runnerを収めた大ヒットアルバム。反原発ソングあり、格差社会を風刺した社会派ソングも収めた意欲作だ。イントロのギターに惚れた月光、NHK「みんなのうた」でも流れた転校生はエイリアンなど今も色あせない曲ばかり。
ハイランダー

■DAHLIA/X Japan
えーと、Rusty Nailが無性に聴きたくなって、CD入れてる箱の底から引っ張り出した。このアルバムは、激しい曲もあるのにLongingやForever Love、Tearsのせいでバラードの印象が強い。かつてSay Anythingを職場のイベントで弾き語りしたことのあるもので、X Japanのバラードは好きなんよねー。Crucify My Loveを弾き語りしたい・・初めて聴いたときからまだそう思ってる。
DAHLIA


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オールドボーイ

2012-11-29 | 映画(あ行)

■「オールドボーイ/Old Boy」(2003年・韓国)

●2004年カンヌ映画祭 グランプリ
●2004年大韓民国映画賞 作品賞・主演男優賞・監督賞・照明賞・音楽賞

監督=パク・チャヌク
主演=チェ・ミンシク ユ・ジテ カン・ヘギョン

 15年監禁された男が突然解放された。主人公も観客も「何故?」ばかりしか頭にない。わずかな手がかりを元に謎を追い続ける彼の前に突然犯人が現れる。そして事件の背後にあった真実とは・・・。残酷で血まみれでそのくせ美しくて、暴力的でユーモラスでしかも愛憎入り乱れるドロドロ劇なんだけど、愛情にあふれた映画なのだ。僕の出身地である大分のローカルTV局は、深夜映画番組の最後、次回予告の後で「スリルとサスペンス、愛と感動の名画!」と、どんな映画にも当てはまるようなコメントを流していた。僕は「オールド・ボーイ」を観て思ったのだ。これこそ、そのすべてが当てはまる映画だと。

 確かに血まみれだしタブーを扱った映画でもあるだけに、生理的に受け付けない方も多かろう。僕もラスト近くの舌とはさみの場面はもう目をそむけたくなった。しかしその壮絶な場面を乗り越えた先に待つ穏やかで愛に満ちた結末にはなかなか感動させられる。ラストのチェ・ミンシクの何とも言い難い表情にはすべての思いが凝縮されているようにさえ思うのだ。僕はここで「キル・ビルvol.2」のラストシーンの泣き笑いするユマ・サーマンが頭をよぎった。あの場面に込められた喜びと悲しみ。「オールドボーイ」のラストにも通ずるものがある。本作はカンヌ映画祭でグランプリを獲得した訳だが、審査員長がクエンティン・タランティーノだからこそ選ばれたのか?と僕には思える。物語はやたらと唐突な展開もあるけれど、細かな伏線がうまくかみ合っていて全く飽きさせることはない。この映画の印象は観た者の脳裏にしばらくの間へばりついて離れないだろう。

 ハリウッドリメイクの話が出ておりジョニー・デップやブラピがオ・デス役に?という声もあるとか。きっとただのどんでん返しサスペンスにしかならんだろうが。オ・デス役は”おじさん”の感じが出ないといかんと思う。僕がプロデューサーなら・・・そうだな、ゲイリー・オールドマンあたりが適任か。そして迷宮のようなこの物語の演出にアレハンドロ・アメナーバルなんかどうだろう?。愛とバイオレンスをきっとうまく扱ってくれる気がするのだが。

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彼女が消えた浜辺

2012-11-27 | 映画(か行)

■「彼女が消えた浜辺/About Elly」(2009年・イラン)

●2009年ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)

監督=アスガー・ハルファディ
主演=ゴルシフテ・ファラハニ タラネ・アリシュスティ シャハブ・ホセイニ メリッラ・ザレイ

 イラン映画について僕が持っていたイメージ。それは子供が主人公の映画。映画の表現にいろいろと厳しい規制がある国だけに、そうした制約の少ない子供映画がたくさん撮られている、ということだ。事実、「運動靴と赤い金魚」「友だちのうちはどこ?」を筆頭にイラン映画は子供が主人公の名作が多い。だがそのイメージは既に古いものになっていたのだろう。この映画に登場する人々の姿は、これまでイラン映画で観たことのないものだった。トンネルの中ではしゃいで大声をあげる主人公たちご一行。日本の車、ヨーロッパの車、携帯電話、ハードロックカフェのTシャツ。女性が髪を隠すために身につけるヘジャーブは、これまでグルグル巻いていたイメージがあったのに、広めのストールを巻いている程度の軽いものに感じられる。時代は変わっているのだな。

 休日を貸別荘で過ごすためにやってきた数組の家族とその友人。予約の手違いから浜辺にある部屋に泊まることになった。主人公の女性セピデーは、保育園の先生であるエリを誘って連れてきていた。友人の男性と知り合わせようというのが、目的でもあった。ふざけて楽しく過ごす彼ら、彼女ら。しかしエリはどこかなじめずにいた。子供たちが浜辺で凧揚げをしていた直後、子供の一人が海でおぼれてしまう。子供は救われたが、エリの姿が見あたらない。溺れたのか、黙って帰ってしまったのか、それすらわからない。警察にフルネームを尋ねられた彼ら。しかし、誰もエリという名前以上のことをほとんど知らない。家族に連絡をとろうとするが、家族は旅行に行くことすら知らなかった。次第に明らかになる、彼女についての事実。映画はミステリーのような様相を呈していく。

 この映画を観て感じるのは不安な気持ち。エリの失踪の謎はなかなか解けず、スクリーンの中では自分のせいだと泣く人、誰のせいかと責め続ける人、エリの婚約者とされる人物も現れて事実を隠そうと緊張が走る。この2時間の騒動を我々は第三者的に観ている訳ではない。観客も登場人物たちと同じように知らないことだらけで、とても不安な気持ちにさせられる。そして結末は突然提示される。因果関係も示されないし、何が起こったのかも語られない。最後まで不安な気持ちのままで幕は下ろされる。この不安は、物語が進展しないからだけではない。イスラム社会がもつ厳しい社会的な取り決めのようなものが随所に描かれている。女性と男性の関係。婚約者がいたエリに、男性を紹介しようとしたことは、貞操観念の厳しいイスラムの世界では嫌われることだ。その結婚に疑問を抱いていたエリの気持ちが明らかになって、こうしたことが語られる時代の変化を感じずにはいられない。だが、それはまだまだ一般的に受け入れられた考えではない。そんな不安定な時代の空気がここでは描かれているのだろう。



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ジャズ・シンガー -80's Movie Hits ! -

2012-11-26 | 80's Movie Hits !

■America(自由の国アメリカ)/Neil Diamond
from「ジャズ・シンガー/The Jazz Singer」(1980年・アメリカ)

監督=リチャード・フライシャー
主演=ニール・ダイアモンド ローレンス・オリビエ ルーシー・アーナズ カトリン・アダムス

「ジャズ・シンガー」といえばトーキー初期の名作として名高いミュージカル映画で、”お楽しみはこれからだ!”の台詞でも有名なアル・ジョルスン主演作がよく知られている。80年製作の本作は、ジョルスン「ジャズ・シンガー」を現代風にアレンジしたリメイク作品で、米国音楽界のスター、ニール・ダイアモンドが主演している。自由の女神を見下ろすオープニングシーンとラストのライブシーンで流れる America(自由の国アメリカ) をはじめ、ほぼ全曲をニール・ダイアモンドが書き下ろしている(スコアは「エデンの東」のレナード・ローゼンマンが担当)ので、もう彼の一人舞台と言ってもいいだろう。他にもバラード Hello, Again が流れる美しい浜辺のシーンは印象的だし、カントリー(つーかブルーグラス?)風あり、ユダヤ教会で流れる賛美歌ありで、バリエーション豊かな聴き応えあるサントラである。

ニール・ダイアモンドはこのサントラの中で何曲かをフランスの大物歌手ジルベール・ベコーと共作している。その一曲がスケール感ある名バラード Love On The Rocks である。”座礁した愛”と題されたこの曲は、主人公がソングライターとして認められるきっかけとなった曲として本編に登場する。しかし、不本意にもパンクロックにアレンジされてしまい、主人公は現実の厳しさを知ることとなるのだった。Love On The Rocks はベコーのアルバム「愛の終わりに」にもタイトル曲として収録されている。こちらも是非聴いて欲しい。サントラのバージョンよりも数段ドラマティックで感動的なはずだ。

しかし、この映画自体を御存知でない方もあることだろう。決して失敗作ではない。父親に扮したローレンス・オリビエはユダヤ人司祭を(ユダヤ訛りも含めて)見事に演じているし、クラシックのリメイクを徹底した音楽エンターテイメントに仕上げたリチャード・フライシャーの職人芸も再評価してもらいたい。

※Neil Diamond 関連の曲が流れる80年代の主な映画
1980年・「ジャズ・シンガー」 = ♪America ♪Hello Again 他
1988年・「Mr. アーサー2」 = ♪Heart Light
1988年・「スイッチング・チャンネル」

NEIL DIAMOND - America (Live-1980) (HD)




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Perfume ライブビューイング

2012-11-25 | 音楽
これまでもこのブログでは、何度もPerfumeを話題にしてきた。「今月のBGM」と題してその月に聴いていた音楽を記事にしてきたシリーズ、検索すると2008年1月にポリリズムが初登場している。多分「今月のBGM」最多登場回数ではないだろか。だんだんと夢中になっていく様子はこんな記事にも。

Perfume中毒
Perfume中毒2

11月24日、Perfumeの初めてのワールドツアー最終日シンガポール公演を衛星中継で観るライブ・ビューイングに行ってきた。ライブビューイングは初めてだから、どんなノリなんだろう?。何せフィルムコンサート時代の人だからねぇ。スクリーンに向かってペンライト振ったりするんだろかw

そんな迷いはどこへやら。しっかり楽しんできたよ。編集が施されたDVD映像でライブ観るのとは違ってリアルタイムの楽しさ、現地の観客の反応を客観的に見る面白さ、何より同時に多くの人が楽しんでると思うと嬉しい。

ライブはビート感のあるインストメンタルで幕を開けた。1曲目はちょっと陰のあるシンセ音がヨーロピアンポップスを思わせるNIGHT FLIGHT。キャビンアテンダントの動きを模した振り付け。そう、彼女たちは僕らをこれから繰り広げられるPerfumeワールドに導く水先案内人。立て続けに”近未来テクノ三部作”からコンピュータシティと、大好きなエレクトロワールド!。ブリブリ音をたてる大音量のシンセベースを体で感じながら聴けるだけでも快感なのに(ディスコ世代だから?)、三人娘の華麗なダンスに見とれてしまう。

お約束の三人娘自己紹介も劇場みんなで「Perfumeです!!!」の大合唱。観客との掛け合いも楽しい。あーちゃんがWe Will Rock Youに乗って盛り上げるところも面白かった。”ずんずん、チャッ”のリズムで手を叩く。Queenファンの僕は正しい動き(ずんずんは手を叩く、チャッは両手を挙げる)をきちんとやってしまう(恥)。

今回の選曲はコンピ盤「Global Compilation」を念頭にしてるのでノリのいい楽曲だらけ。マカロニに代表されるミディアムチューンはほぼ控えめ。ライブ中盤のEdgeで雰囲気は一気に盛り上がる。やっぱりこの曲好き!。シークレットシークレットねぇlove the worldレーザービームSpending All My Timeと新旧人気曲が並ぶ。あーちゃんのMCは時に冗長に聞こえるけれど、FAKE ITの曲の入り方、とてもかっこいい。こりゃ計算ずくの引っ張りだな。かしゆかの相変わらずの可憐さに惚れ惚れ、のっちが髪を振り乱して踊る姿は眩しくてクラクラ。真っ赤な衣装もバックの映像も美しい。

前向きな歌詞が大好きなDream Fighter、変拍子がかっちょいいポリリズム、みんなで「ディスコ!」って叫ぶチョコレイト・ディスコ、アンコールのSpring Of Lifeの疾走感、観客も振りで参加したMY COLOR。ライブの終了を惜しむシンガポールの観客が「アンコール」を「もう1回!」と日本語で言っているのちょっと驚き。あーちゃんが海外進出した思いを語るところや、現地の観客の様子を見ていても、日本のポップカルチャーが海外で受け入れられていることを嬉しく思わずにはいられなかった。

あーっ!楽しかった!やっぱりPerfume、素敵です。

結成10周年、 メジャーデビュー5周年記念! Perfume LIVE @東京ドーム 「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」【通常盤】 [DVD] Perfume 3rd Tour「JPN」(通常盤) [DVD]
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Perfume

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オレのネクタイ。(その2)

2012-11-22 | Weblog
はい!と言う訳で、今週もお仕事頑張りました。

先週水曜日から実行中の「毎日日替わりネクタイ」チャレンジ。
今週の4本をご紹介なのだ。



左2本はイタリアもの。
幾何学模様がキレイな黄色のは、アンドレア・ロッシ。
青に黄色のハート付きのは、エルメネジルド・ゼニア。

右側の黄色いのは、ミッフィーの顔が並んだキャラクターもの。
近頃は裏側にキャラがついたネクタイが多いね。
ったく根性なしだ!。キャラクターものをするなら、前面で主張せねば。

いちばん右側はパッチワークのネクタイ。
色が多いのでどんなシャツとの合わせも可。
重宝してまっせ。

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カリブの熱い夜 -80's Movie Hits ! -

2012-11-19 | 80's Movie Hits !

■Against All Odds (Take A Look At Me Now)/Phil Collins
from「カリブの熱い夜/Against All Odds」(1984年・米)

監督=テイラー・ハックフォード
主演=ジェフ・ブリッジス レイチェル・ウォード ジェームズ・ウッズ

 この曲はフィル・コリンズにとって初の全米No.1となった名バラードである。そもそもはソロ第2作の「Hello, I Must Be Going(心の扉)」のアウトテイクだった曲で、映画主題歌として焼き直したものだそうだ。高校3年の頃この曲で僕はフィルの存在を知ることとなる。「ベストヒットU.S.A.」でクリップを見たときは、「何?あのハゲのおっちゃん。実はドラマーだって?ええぇ」・・・と思っていたが、ええぇという間に首位を獲得。僕は温故知新型の音楽ファンなので、どんどん旧作に手を出していき、現在はジェネシスの大ファンだったりするのだ。97年にはいすゞ自動車のCFに使用され、その後マライア・キャリーにカヴァーされている。

 映画は「愛と青春の旅立ち」のテイラー・ハックフォードが監督、ジェフ・ブリッジス、レイチェル・ウォード、ジェームズ・ウッズという渋いキャストのラブ・サスペンス。ある女性の行動を探ってくれ、と頼まれた元フットボール選手は彼女の後を追うにつれて次第に彼女に惹かれていく。そして事件に巻き込まれ・・・。メキシコのユカタン半島近くの島を舞台にしており、カリブの蒸した熱気と男女の熱い吐息がからむ、銀幕も汗ばむような映画だった。マヤ文明の遺跡でのロケも印象的だった。フィルのビデオクリップでも、本編の映像が多く使われており、編集が実に巧いもんだからかなり期待したのだが、そうでもなかった・・・というのが僕の印象。

 スコアを担当したのはミシェル・コロンビエ。フランス時代にはゲンスブールのアルバムにも参加していたから、ポピュラーミュージックとのコラボレーションは不得手ではないはず。ここではラリー・カールトンのギターをフィーチャーしたスコアでサスペンスを盛り上げる。他のサントラ参加者は、ピーター・ガブリエル(Walk Through The Fire)、マイク・ラザフォード(Making A Big Mistake)のジェネシス人脈。キッド・クレオール&ザ・コッコナッツ(My Male Curiosity)のエキゾチック路線も収録されており、本編にはキッド本人も登場。スティービー・ニックスも曲を提供している(Violet And Blue)。全体的に渋い仕上がりのサウンドトラック。

※Phil Collinsの歌が流れる80年代の主な映画(ソロ名義のみ)
1983年・「卒業白書」 = ♪In The Air Tonight
1984年・「カリブの熱い夜」 = ♪Against All Odds (Take A Look At Me Now)
1985年・「ホワイト・ナイツ 白夜」 = ♪Separate Lives (duet with Marilyn Martin)
1988年・「バスター」 = ♪Two Hearts ♪Groovy Kind Of Love 他

Phil Collins - Against All Odds (Take A Look At Me Now) (Official Music Video)




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劇場版魔法少女まどか☆マギカ 前編・後編

2012-11-17 | 映画(ま行)

■「劇場版魔法少女まどか☆マギカ 前編始まりの物語」(2012年・日本)
■「劇場版魔法少女まどか☆マギカ 後編永遠の物語」(2012年・日本)

総監督=新房昭之
声の出演=悠木碧 斎藤千和 水橋かおり 加藤英美里

深夜アニメで放送され、萌えな絵柄とは裏腹に強烈にダークな展開が繰り広げられる「魔法少女まどか☆マギカ」。放送当時まったく見ていなかったのだが、巷での評判を聞き、”ここでオレが見ないのはやっぱりおかしいだろ”、と変な好奇心と自負(そしてアニメ好き職場の面々の影響)から劇場版にいざチャレンジ。なっ、なんだ、これは。萌え系キャラクターたちから連想するイメージとはかけ離れたダークな物語。ストーリーの壮絶さとスケールのでかさ。テレビシリーズの劇場版というと、ファン重視の予備知識なしには観られないものばかりだが、これは違う。ひとつの映画としてきちんと成立している。衝撃を受けた。目を見張る映像表現の斬新さ。気味悪いんだけど、きゃわゆい。今どきの表現ならば、”グロかわ”とでも言うのでせうかw。

妹がいたから、いわゆる魔女っ子ものは幼い頃なーんとなくテレビで見ていた気がする。大人になって娘と東映動画の女の子向けアニメを見ることもあった。一方で80年代の魔女っ子アニメブームよく知らないのだが。この手の作品(戦うヒロインものを含めてもいいだろう)には、ふたつの型があるように思える。ひとつは生まれながらにして魔女っ子であるもの。飛ぶことしかできないキキ(「魔女の宅急便」)という例外はあるが、サリーちゃんや魔女っ子メグちゃんは最初から”フツーでない”能力を持っていて、それをいかによい事に使えるのかを学びながら人間的に成長していくお話。そしてもうひとつは、ある日偶然の出会いから主人公は不思議な力を授かり、”フツーとは違う”女の子になるというものだ。「美少女戦士セーラームーン」や「プリキュア」シリーズ、「おじゃ魔女どれみ」もそうした流れ。どちらの型でも、フツーでないが故の悩みや苦労(人しれず敵と戦うこともそのひとつ)をしょい込むことになる。だが、それを乗り越えて主人公が人間的に成長するのがどちらの型でも物語の主軸で感動を生むところになっている。

「まどか☆マギカ」は、そんな魔女っ子ものの型を踏みながらも、タブーを次々と打ち破る。例えばヒロインに力を授ける存在を、ヒロインはともかく視聴者も疑ったことはない。ミップルとメップル(「プリキュア」)や黒猫ルナ(「セーラームーン」)を僕らは「侵略者かも?」とか疑ったことがあっただろうか。そこを疑ったらヒロインたちの活躍は根本が揺らいでしまう。怪獣映画で言えばガメラを憎む子供が出てくるようなものだ(「ガメラ3」)。「まどか☆マギカ」に登場するキュウベエは、ヒロインたちに「僕と契約して魔法少女になってよ」と勧誘する。見返りはどんな願い事も叶えてあげるということ。その引き替えに、現実世界を襲う邪悪なものと人知れず戦わねばならない。ところがその裏には秘密があった。キュウベエの本当の狙いは・・・次第に謎が解けていき、本当の目的をキュウベエがまどかに明かす場面の衝撃。キュウベエの赤い眼のアップが映し出され、淡々と語られる真実。それまで感じてこなかった冷たさが一気にスクリーンに満ちる。まるで「2001年宇宙の旅」でコンピューターHALが殺意を持った場面のようだ。

一人で戦っていくことにつらさや涙を見せるヒロインもタブー破りのひとつ。戦うヒロインは恋以外ではメソメソしていられないのが従来のイメージなのだが。そして、宇宙的広がりにまで達する壮大なスケールのクライマックス。手塚治虫の「火の鳥未来編」が頭をよぎる。ヒロインが選択する願い事は、想像を超えたスケールの自己犠牲。また、ほむらが繰り返してきた行動もまた然り。僕ら世代(のアニメ好き)は、誰かのために自分が犠牲になることの尊さを「宇宙戦艦ヤマト」で学んだ。コミュニケーションが希薄になり、自分ばかりになりがちな現代に、この描写はどう映るのだろう。



でも、この常識を超越したこの物語がどこか普遍的とも思える感動を与えてくれるのは、人物描写の細やかさがあるから。引っ込み思案な主人公まどかは、自分から行動できる積極性は持ち合わせていなかったが、その分だけ周りの人たちの喜びや痛みを感じて、一緒に喜んだり悩んだりすることができた。途中、さやかに決断できないことを責められる心に刺さるような痛い場面がある。さやかの言い分はもっともなのだが、一緒に苦しんでいた分だけ、まどかは決して傍観者であった訳ではないだろう。人には言えないけれど、自分の中でウジウジしている経験、誰もがあるのではないか。その蓄積された気持ちがラストにつながっていく。映画の最後、まどかの選択はスケールこそ大きいけれど究極の母性的な行動。それはまどかがずっと自分に何ができるのか問い続けてきたからこそできた決断だろう。僕ら世代になると、学生時代に目立たなかったクラスメートが、親や社会人として別の立場になって、あの頃では想像できないような活躍をしたり、役割をこなしている姿を見聞きして驚かされることがよくある。立場が人を変えることはあるけれど、それも人それぞれ。人はいきなり変われる訳じゃない。それには日々、年月積み重ねた思いや経験があってこそ。その子もきっとそうだったと思うのだ。

ダメっ子ヒロインが勇気をくれる感動こそが、この物語の底にある。そう、結局魔女っ子ものが持つべき”成長物語の感動”。「まどか☆マギカ」は魔女っ子ものの型を打ち崩したけれど、守るべきところできちんと型を守っているのだ。型やぶりになりたきゃ、まずは型にはまってみることだ。新房昭之監督、それをやってのけている。




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オレのネクタイ。(その1)

2012-11-16 | Weblog
男性が多い職場に異動してから、どうもファッションに身が入らない。
いかんいかん、こんなじゃぁいかん!
・・・と思い立ちまして。

社会人になってからどんどん増殖し続けたのはネクタイの数。
バブル期を知る営業マン時代があったり、戴き物もあったりで、増えちゃったんよ、これが。

と言う訳で、今週水曜から「毎日日替わりネクタイ」を実行中。
ブログやらに載せることを自分に課して継続させるぞぉ。



左はセンセイやってた時にクラスの学生から貰ったもの。紫色がキレイ。
中は20代からお気に入りのミチコロンドン。
左はビートルズコレクション。Please Please Meの楽譜の柄になってたりするのだ。

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