麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

みだしなみ~区民A小屋入り

2007年02月01日 | 東演
     昨日は一日外回りの為
     ブログはお休み。

 さて、その途中のこと。
 新宿東口の地下街のトイレに立ち寄ったら、若い男の子がズラリと鏡の前に並んで、オグシを整えていました。
 今や男子も身嗜みの時代です。

 中学の全体集会で、生活指導のクドベンが化粧品類(鏡やブラシなど含むリップなど化粧品関係全般)の学校への持ち込みをドスを効かせた声で注意するのを、まるで洒落っ気のない僕は「まぁそーだわな」とノホホンと聞いていて、さらに「女子はもちろん男子も、クシとかもってくんな! 男は手櫛でいいんだよ、ちょっと水つけて(以下身振り付きで)こーゆー風にやれば!」という乱暴な発言に、やんちゃ組が猛然と異議を唱えるのも、やはり他人事として見ていた。
 僕はスポーツ刈りで手櫛すら必要なかったし

 でもそれは決して特別じゃなく、大半が僕みたいに色気づいていなかった、嗚呼、昭和55~56年の日本の話だ。

 今では整髪料どころか鼻パックに全身エステまで当然の勢いだ。夏に旋風を起こした祐くんもスッキリ眉でした。
タイトルにも書いたように区民Aが今日から小屋入りです。

 がむしゃらに髪振り乱して脇目もふらず稽古してきた四ヶ月弱から、いよいよ観客を意識した「ミダシナミ」の領域に入ります。
 幕が上がるまでの短い時間ですが、舞台美術というファンデーションの上に、照明が色とりどりのシャドウやチークを乗せ、印象的な音響を唇に引いて。。。『カレッジ・オブ・ザ・ウインド』にメイクアップを施します。
 一夜限りの夢のために…
      (千秋楽は昼だけどネ)
コメント
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