麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

区民Bも開幕だ。

2007年02月23日 | 鑑賞
 『マーヴィンの部屋』は本日3ステージ目
 昨日は昼公演、今日は19時からなので、キャストスタッフとも、少し体を休めることができます。稽古終盤から稽古場バラシ、そして荷積み。劇場入りから本番まで、かなりハードな時間が続きました。明日からは昼3連チャンとリズムも変わるので、今日はその点でもしっかりシフトダウンして、コーナーを的確に抜ける・・・ってところだ。勿論、直線に出たらフルスロットルだ

 さて『マーヴィン』も参加している「下北沢演劇祭」の目玉企画(?)のひとつ、区民公募の「世田谷区民上演グループ」の、毎年弊団が指導及び製作に当たっている「グループA」に今年初めて参加した今井恒允くんが、その本番から僅か二週間後に別の芝居に出た!
                              
 現代っ子恐るべし!!(ちなみに彼は大学四年生。コドモではなく、そもそも現代っ子が死語か?!) 結果的に、少なくともこちらに大きな迷惑はなかったが、これから芝居を志す、翻れば何も知らないが上の悪気のない行動だろうが、正直キケンな振る舞いだ。
 それはさておき。

 その「青木企画」第一回公演『Gelb Tochter/キムスメ』(作・演出/青木萌絵 於/高田馬場アートボックスホール 2.16~18)は、着想が大変面白く、よく勉強もしていたが、作演出が同一による失敗の典型で、作家として書きたいのは解るが三次元に立ち上げる際に無駄になる部分を処理する演出の顔を出せず、結果ユルユルが多い舞台になっていた。
 勿論、今風に“狙ったユルユル”もあったわけだが、やはり明らかに変化を表現する場面では、エッジが効いてないと見る方はツラい。僅か1時間40分の芝居で、時計を気にする観客が多かったのはそのへんもあったろう…。

 と。急にスコシ昔の話を持ちだしたのはマエフリでもある。
 いよいよ今日から、区民Aの永遠のライバル(?)「区民上演グループB」が、いよいよ本番を迎えるのだ
 『じゃあまた昨日!』(作/大岩真理 演出/大岩正弘)
 この2月オープンした本多劇場グループ6番目(シモキタで)の劇場=楽園での公演。タイトルは「昨日」ですが、今日から日曜日まで。
 こちらもお楽しみくださいませ。
 料金は無料です。
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