麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

さらにマーヴィンの話をしよう

2007年02月15日 | 東演
                     《人の名前がたくさん出るから、
                      敬称略で行かせてください》


 文学座の、というより、今や日本を代表する演出家の一人になった松本祐子。
 千田是也賞を取り、その受賞理由にもなった『ぬけがら』(文学座)、『ピーターパン』(ホリプロ)は、今年ともに再演される。
 後者は、毎年恒例の作品だから「再演」といってもアレだけど…。05年、06年と組んだ宮地真緒版から、今年はキャストを一新。ホリプロの秘密兵器=高畑充希を8代目ピーターパンに迎えるが、演出は変わらず松本祐子ってことは、つまりそーゆーことである!!…(?)

 そんな昇り龍=松本と、東演が組むのは3本目。
 05年の本公演『八月の鯨』、昨年のP.I.C-3『見果てぬ夢』、そして『マーヴィン』。

 美術の乗峯雅寛、舞台監督の古舘裕司は3作品とも。
 『見果てぬ』は衣裳、かつらを置かなかったから、萩野緑(衣裳)、内藤ゆかり(かつら)も打率10割となる。
 照明は、『八月』では文学座の重鎮=金英秀がプラン(なんとオペまで)。その時チーフでついた賀澤礼子が、『夢見る』からプランに立って、今回の『マーヴィン』と、つまり彼女も皆勤賞。照明オペレーターの和田東史子、音響の熊野大輔は『見果てぬ』に続いての参加となる。

 とーぜん、東演以外でも彼らは彼女の演出の現場についているから、まさに「松本組」と言っていいスタッフ陣だ!

 そんな中、松本組初見参なのが音響オペの鏑木知宏。
 東演での仕事も初めての彼だが、実は、個人的に僕は彼との関係が深い。いや深くはない。長い…う~ん、長いってえと「ずっと」な感じが出ちゃうな。そう。古い、が近いか?

 鏑木がまだ学生の頃から知っている。劇研に入って、やがて演出をやった彼を知っている。
 それから、僕がフリーの制作になって日の浅い時期の・・・劇団ではなくユニットと言うべき、さくらプロデュースの、タイトルは『ランゲルハンス(2)』・・・そう、旗揚げ公演、つまり一本目なのに、なぜかいきなり「2」って芝居の音響が鏑木だった。。。小屋は、荻窪のアールコリン。
 ああ、懐かしい。
 主宰のくんちゃんことHは、後に海外に留学し、ネールサロンを起業した女社長の右腕として働いていたって噂を聞いたが。。。
 おっと、話が逸れていく。

 そんなスタッフに支えられて『マーヴィンの部屋』の稽古は残すところ3日となった。
 最後の仕上げの段階です
コメント
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