麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

微糖/微苦

2007年02月27日 | 東演
 朝、駅の売店で缶コーヒーを買うことがある。
 ①朝一の気合を入れる
 ②ちょっとした気分転換
 ③朝食がわり(?)
 と、様々な理由が潜むが(単一の場合もあれば複合もある)、飲むのはブラックだ。
 まぁ朝に限らず、缶に限らず、ブラックなんだけど…。



 さすがに公演中は疲れも出て、今朝は珍しく微糖を所望した。
 はて? この「微糖」って、いつ登場したのだろう? 初めて自販機で見た時はえらく感動したものだが、口にして「どこが?」と思ったのは事実だ。
 充分甘い
 けれど、たまに疲れるとつい買って、やはり失敗しちゃう。
 お馬鹿な俺だ

 その意味でいえば、『マーヴィンの部屋』は少しく苦い芝居とも言える。
 わかりやすいハッピーエンドじゃなく、不治の病の主人公や、彼女が介護を一手に抱える家族、その妹は女手一つで問題のある少年と対峙する、など、ひいきめにみても明るい話ではない。

 だけれど口当たりの良いお菓子が必ずしも良いわけはなく、虫歯や顎の弱体の要因になるように。逆の食べ物が顎を鍛え、ひいては脳を活性化し、または不足がちな栄養素を補うように。『マーヴィン』は観た者の心に何かを残す作品だ。

 そんなビターテイストの『マーヴィン』も残すは今日と明日の2ステージとなった。
 お見逃しのないように・・・。 

 余談だが、朝のコーヒーがブラックに決まっているように、買う場所は新宿駅の地上ホーム中央の売店と決めている。その店のオーナーが、弊団の支援組織「ぱら
~たの会」の会員だったりするからだ。

コメント
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