麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

全ては中国大陸へ

2007年07月03日 | 東演
 何度も書いているように今秋、東演は中国で公演を行う。
 僕は大学の学科に「中国哲学文学科」を選んだほどの(まぁ他を落ちたってことともあるが…)チャイナ好き
 なので、最近はやたら中国とシンクロニシティ(Synchronicity)を起こす!

1)
 6/30付ブログで、母校の創立30周年の実行委員会に出席した話を書いたが、その記念式典が在校生の芸術鑑賞教室にもなっており、それが例えば東演の『月光の夏』だったりしたら嬉しいのだが(笑)、おめでたい席にはふさわしくないかもしれない。
 とにもかくにも演目は、中国の伝統芸能「京劇」なのだった。

2)
 その『朗読劇/月光の夏』は、今年7/12の長野県の上田市から始まるのだが、上田市民劇場の会員でもあるSさんから、チケットが1枚余ったと誘われたのが、中国でゾーティエンヤーツー(正確には、zuo3-tian2-ya3-zhi4/発音記号+四声)と親しまれる男のコンサートだった。
 東演は『長江-乗合い船』というヒット作品をレパートリーにしているが、映画『長江』は彼が製作・監督・主演! とここまで書けばお分かりの方も多いでしょう。佐田雅志=さだまさしである。

3)
 おっと。蛇足だが「シンクロニシティ」についても少々。
 最近はスピリチュアルがブームで、ご存知の方も多いと思う。つか、僕はそっちが苦手な方なので、逆に詳しくない。
 フリー百科事典『ウィキペディア』から引用すれば・・・何か二つの事象が、「意味・イメージ」において「類似性・近接性」を備える時、このような二つの事象が、時空間の秩序で規定されているこの世界の中で、従来の因果性では何の関係も持たない場合でも、随伴して現象・生起する場合・・・なんだとか。
 うひゃかえって解らない???
 「いくつかの偶然の一致は、単なる偶然ではない!」なんて言い方もされますネ。

4)
 そうそう。そのコンサートは、事前のアンケートで上位100曲選ばれたものから観客がピンポン玉を引いて、出た曲を歌うという趣向だった。また彼のコンサートといえばトークも大変重要な要素だと広く知られているようだが、この日はスタッフ厳選の「ネタ」10本にランダムな数字をつけ、やはり観客が口頭で数字をセレクトするという形式だった。
 で『弟と犬』というトークも選ばれたのだが、ラストの曲『黄昏迄』には・・・

  ♪君が愛していた仔犬は
   あれから大きく育って
   今僕の側で一緒に海鳴りを聴いてる

・・・という詞があり、アンコール曲をさだが選ぼうとしたところ、袖にいた弟の繁理(さだ企画代表取締役社長)が呼ばれ、奇しくも「弟」も「犬」も登場することになった。

5)
 ちなみに『弟と犬』というのは、弟・繁理が幼少の頃、妹を噛んだ近所の野良犬のボスに決闘を挑んだ末、勝利! 以後、子分として従えたという筋である。
 その決闘シーンの活劇さながらの語り口や、弟が下校する際、一歩でも校門を出ると犬が迎えに走るというスピード感溢れる生き生きとした展開から、今のヒトと動物の関係にまで言及する名作の誉れ高い一本。

6)
 で、帰宅してテレビのスイッチを入れたら、たまさか日テレが映り、何やら「クロ」と呼ばれる犬が登場したのだが(タイトルは『どうぶつ119』)、前述の繁理と闘った犬の名前も「クロ」だったのだ!

7)
 あれれ。僕と中国とのシンクロニシティから、また別のシンクロニシティに話がずれてますなあ・・・。
 でも、何だか長くなったので、今日はこのへんで
 

コメント
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