麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

中越沖地震について。

2007年07月17日 | 東演
 沖縄から西日本、中部関東の太平洋側を襲った大きな台風が去ったと思ったら、新潟上中越沖を震源としたM6.6の大地震が起きた。
 奇しくも、東演「月光」班は、上田から松本への移動の時間。即電話。無事を確認する。
 それぞれ被災された方々にお見舞い申し上げます。

【以上、7月15日11:00記す】

         ※         ※         ※

 一夜明けて、報道による発表は、怪我をされた方が800人台から900人台へ。亡くなられた方も残念なことに一人増えた。
 既に昨日のうちに、マグニチュードが6.8に。
 また、原発の火災も「問題なし」から「放射性物質を含んだ水漏れあり」に変わった。
 約12,000人の非難生活、前回ほどではないとはいえ余震もあり、加えて天候が崩れているのも気掛かりだ・・・。

         ※         ※         ※
  
 ここまではテレビや新聞をなぞったような内容だが・・・
 個人的には以下のような経緯があって、とても複雑な胸中である。

 冒頭に書いたように、先週末は台風に誰もが注視をしていて「15日の昼には関東に最接近」との予報が出ていた。
 そんな中、僕は10時台の新幹線で“逃げるように”長岡へ。演劇鑑賞会・関越ブロックの「企画つくり懇談会」出席のために向かったのだった。

 無事、会議及び懇親会を終え、その日の夜のうちに帰京。

 あけて16日の10時すぎ、自宅で、のたりとした横揺れを長く感じてテレビをつけると、16時間前までいた長岡に震度6強と、速報が告げた。

 つまり結果的に、やはり“逃げるような”帰京となったのだった。

 開催地となった長岡はもちろん、最も被害が大きかった柏崎をはじめとした新潟各地に、群馬、埼玉の一部からなる「関越ブロック」に名を連ねる街の名前が次々画面に現れる。
 昨日、芝居について、さらには昨今の社会状況について熱く語った方々一人ひとりの顔が浮かんだ。

 けれども電話は控えなければならない・・・。
 そうしてまんじりともせず迎えた今日というわけだ。

 とにかく、無事を祈るのみだ。

 なお逆に、「月光班」にお気遣いいただいているとも思います。
 役者ブログに南保が『とりあえず大丈夫』というタイトルで、昨日書いております。まずはご安心ください。
 松本の小さな『月光の夏』にふさわしい空間で、19日まで公演いたします。


コメント
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