麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ニョキニョキ

2007年07月28日 | 東演
 26日に所沢で7月の巡演、全17ステージを終えた『朗読劇/月光の夏』。
セットや舞台に必要な道具(脚立や地絣、腰道具など)を載せたパラータ号が、劇団近くのドックに帰還。。。まぁ単に駐車場に戻って来ただけなんだけど、2週間を超す長旅を終えた姿に、ついカッコいい言葉を使いたくなるのは人情だろう。

 俳優達はしばしのオフ
 各自、信州路での思い出を噛み締めているようだ。
 成長期
 膝が痛くて眠れなかった経験を持つ人は多いだろう。
 僕も、小4の春休みから小5の新学期の始まるまでの2週間くらいの間に10㎝以上伸びた経験があるが、いずれにしろ、就寝の間にニョキニョキ伸びる。

 それと同様に、07年の『月光』は7~9月の3ヶ月をかけて北は秋田から南は鹿児島までを駈け抜ける、その1stギグに当たる長野-埼玉を無事終えた今、少々疲れた体と幸福に満ちた心を横たえながら、恐らくはニョキニョキ成長しているはずだ!

 そんなニョキニョキなメンバーは。。。
 キャストは山田珠真子、古田美奈子、能登剛、南保大樹。舞台監督に原野寛之、照明・鵜飼守、制作・横川功(以上劇団東演)。音響の高橋清志さんは、パラータの劇場管理もお願いしている、いわば身内。訪中公演もご一緒いただきます。
 そしてピアニストは、我等が植田伸子さん

 植田さんは、役者ブログ以上にコンスタントに、かつ弊ブログのようにだらだら長くない簡潔な「ダイアリー」をほぼ毎日書かれていて、しかもとても素敵なブログなので、少し抜粋してご紹介すると(『 』は原文)。。。

 長野では、会報に載せるピアノの絵を描いて下さった会員さんが「伸子(しんこ)」さんと言い『生まれてはじめて私と同じお名前の方にお会いしました』。

 また、所沢の終演後に「感動しました」と声をかけてくれた母と子が同じ「植田」姓で、松葉杖をついた息子さんは音大を出た後、事故で松葉杖をつくようになったものの「ピアノを弾くことだけは残りました」と。そして、奇しくもその日が彼の誕生日。
 『あまりの不思議に驚くばかりでした。各地でいろいろな方にお会いし、ほんとうにたくさんのものをいただいた2週間でした』

。。。などのエピソードが目白押し
   ※興味を持った方は、植田伸子オフィシャルサイトへGO
                                
 8月は、岸並万里子、江上梨乃、能登剛、南保大樹のキャストに舞監・原野、音響・高橋をコアメンバーに、様々な座組で巡演します。

 次なる“ニョキニョキ”は間もなく始まるのダ。
コメント
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