山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

花の山

2019年07月16日 | 東北の山登り

7/14

久しぶりに花の早池峰山に登って来ました!

自宅を出る時は諦めようかと思うくらい土砂降りの雨でしたが、山の麓は薄雲。

天気は今一つでしたが、花は期待通りです!

マルバシモツケ

ホソバツメクサ

ミヤマオダマキ

ハクサンボウフウ

ナンブトラノヲ

チングルマ

ミヤマアズマギグ

 サマニヨモギ

 コバイケイソウ

イワカガミ

 

ミヤマシオガマ

 

ヨツバシオガマ

ハヤチネウスユキソウ

 

滑りやすい蛇紋岩の岩場が連続する悪路はガイド泣かせなのですが

花の時期は次々と現れる花に導かれるように、

気がついたら山頂に立っていた。

そんな楽しい山、花の山早池峰山です。

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鳥海山 初滑り!

2018年05月24日 | 東北の山登り

5/12

国立登山研修中講師OBとその仲間の皆さんと毎年恒例の鳥海山山スキー!

北海道、栃木、茨城、富山、岐阜、山形と各地から集まっていただき鳥海山を楽しんでいただきした。

わたくしは、今シーズン初滑り、板納め!

天候にも恵まれ、3時間あまりで七高山山頂に着いて、雄大な景色の中思い思いにもシュプールを描いていただきました!

いい山・鳥海山!

 

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雪の早池峰山・リベンジ編

2017年03月22日 | 東北の山登り

3月19~20日

4年前、強風のため山頂をあきらめたことがありました。

その時参加された方と雪の早池峰山を再度目指してみました!!

 1日目

岳集落から

灯油6リッター、食材、アルコールを背負い

避難小屋・うすゆき山荘に前泊。

このストーブのおかげで快適に燃料も節約でき過ごすことができました!

2日目

小屋から山頂まで標高差1000m

河原坊登山口から樹林帯を抜けると

圧倒するような岩と雪、氷のミックス帯が

迫ってきます。

山頂を目指す登山者の姿は他に二人だけ、

標高こそ2000mに満たない山ですが、

避難小屋に泊まり、

ルートを開き登る醍醐味は

八ヶ岳などでは味わえないと思います。

体力、技量、天候に恵まれないと

登れない山です!

小屋から山頂を往復して登山口まで約9時間近く

雪の早池峰山と対峙できた会心の登山だったのではないでしょうか!!

おつかれさまでした!


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初冬の山 

2016年11月14日 | 東北の山登り

11月12~13日

当初”只見”の山を予定していたのですが、

11月に入って、寒波の影響で一気に冬へと変わってしまい

初冬の安達太良山と磐梯山を楽しんでいただきました。

安達太良山

雪積もっているとはいえ、気温が高く途中まで川のように流れ出した

雪解け水のなかを四苦八苦しながら、、、、

この辺りから、ようやく歩きやすくなってきました。

山頂が近くなるにつれ”風が強く”なり、冬の安達太良山らしくなってきました!

ゴンドラが臨時運行していたおかげで、

登山口から歩くことなく初冬の安達太良山を楽しんでいたようです。

磐梯山

久しぶりにアイゼンが雪に刺さる音を楽しみながら

好天の磐梯山を楽しんでいただきました。

山頂からは雪を纏った”飯豊連峰”

冬の日差しに輝く”猪苗代湖”

弘法清水の小屋も”小屋終い”

のんびりと楽しめたのも

冬季閉鎖中と思い込んでいたゴールドラインがまだ開通

八方台から磐梯山を往復することができたおかげです。

実は前夜お客様がネットで検索していただいて気づいいたおかげ様です。

感謝、感謝!!

 


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磐梯山 西吾妻山

2016年11月03日 | 東北の山登り

10月18日~19日

ツアー会社のお仕事で

磐梯山

西吾妻山

一寸、下山時間が遅くなり

富山に着いたのが夜中になりました、、、、



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東北漂流・山旅

2016年05月07日 | 東北の山登り

4月29日~5月5日

東北は広いですから、

季節も様々に変化、

天気も変化します。

自然に、天気にあわせるように

宮城、岩手、青森、秋田の山を

旅してみました。

徳千丈山(771m)

つつじの山で有名ですが、まだ蕾みはかたく早春の様子でした。

スミレ、ヒトリシズカと三陸の景色もきれいでした。

 マムシグサ(テンナンショウ)

ヒトリシズカ

スミレだと思うのですが、、、、?

スミレだと思うのですが、、、、?

 三陸沿岸

スミレだと思うのですが、、、、?


五葉山(1341m)

ハクサンシャクナゲやツツジが群生する花の山ですが、

山頂はまだ冬の様相でした。

季節を問わず人気の山のようで、赤坂峠の駐車場はクルマでいっぱいでした。

岩手の沿岸

 立つのもやっとくらいの強風のなか山頂に向かう登山者

時折、日差しが、、、

稜線上は、前夜の降雨が霧氷になってました。

前日、山開きがあったようで管理人の方が薪ストーブに火を入れていただいてました。

登山口近くは春でしたが、、、、


岩木山(1625m)

Iwakisan 01.jpg

弘前まで移動したのですが、降雪のためリフト運休、他の山岳道路も通行止めで断念。

弘前、”アップルパイの街”というの

はじめて知りました、リンゴの産地なのでごくごく当たり前のことですね。

(同じ産地でも、地元東根市はそこまでこだわりがないような気がします)


森吉山(1465m)

5月3日が山開き

広大なブナの森に囲まれた山、こめつが山荘から往復してみました。

キクザキイチゲにフキノトウ

キクザキイチゲ

森吉山神社 この神社も蝦夷征伐・田村将軍が開基という伝えがあります。

山頂は雪が解けてましたが、もう少し滑れそうです。


太平山(1170m)

秋田の山は、天然杉とブナの森が混在する

不思議な風景が魅力的です。

一度、新緑の候に登ってみたいと思っていた山です。

新緑、秋田杉の緑が絶妙なコントラストが飽きさせませんでした。

 

 

男鹿半島・寒風山(335m)

午後からの好天を期待したのですが、、、、

風雨の中寒風山に登り、

寒風山

(イメージ画像)

国の名勝・奈曽の白滝、

”近くには、平安時代からの文化財が

数多く収蔵されている

金峰神社と鳥海山の名の由来の一つ

チョウクライロ舞が演じられる土舞台があります。”

酒田・山居倉庫を訪ね宮城県へと移動です。


鬼首カルデラ・荒雄岳(984m)

宮城県大崎市、栗原市、秋田県湯沢市、山形県最上町に

またがる直径13キロのカルデラの中央火口丘の山です。

ここも、ブナの森に覆われた山です。

豊かなブナの森は、ツキノワグマの好生息地でもあります。

大きな熊棚。

冬眠から覚めたばかりの熊の排泄物はやや硬めなようです。

最後まで、低気圧、寒気、強風に悩まされ

漂流するように”登れる山”を探しながらの山旅となりました。

各地で山岳事故が報道される中、

無事が何よりと感謝!!

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紅葉の那須岳、磐梯山 那須湯元温泉宿泊

2015年11月08日 | 東北の山登り

10月9~11日

前日、ツアーのお客様を成田空港でお見送りして、そのまま成田空港近くの会社指定の宿(部屋は広いのですが周りは何もありまあせん)に滞在、洗濯、

翌日の準備を終え、千葉県お酒をいただきました。

10日 成田空港第3ターミナルでお客様と合流、裏磐梯エリアへと

向いました。

一日目は、裏磐梯・温泉民宿”こはん” 茹でたての甘いとうもろこし、

手づくりの郷土料理と温泉が心地よい宿です。

10日 天気が心配でしたが、磐梯山無事登頂。

下山後、那須湯元温泉”山快”小さな宿ですが、

おもてなしが心地よい宿です。

温泉も食事も◎!

11日 もしかしたら、午前中は山に登れるかと祈ったのですが

予報通りの強風雨。

風速20m以上でロープウェイの運休予告、飛行機のフライトスケジュールが気になり、風速18mのなか少し歩いて、、、

引き返してきました。

「わたしたち、初心者ですから無理なさらないでください、、、」

そんなやさしい言葉に救われた風雨の那須岳でした。

ありがとうございました!

 

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アキアカネ群舞 栗駒山

2015年07月21日 | 東北の山登り

7月18日(土)

台風の影響で、3日間の仕事がキャンセル。

一週間ほど、山へも出かけないで”のんびり”過ごせるかと思ったのですが、それなりに溜まった事務仕事がありまして。

息抜きに、「須川温泉へでも入って山でも眺めようか」、「序でに栗駒山へでもと」思いたち出かけて見ました。

 あいにくの曇り空でしたが、栗駒山頂上には、虫を追いかけて”アキアカネ”が群舞していました。このトンボが里へ降りるころには山は紅葉を向える時期です。

【栗駒山山頂】

 

 ススキでしょうか?

 【糊空木:ノリウツギ】

 【???】

 四葉ひよどり:ヨツバヒヨドリ】 キク科 渡蝶で有名なアサギマダラ蝶が好きな花です。

 白花唐打草:シロバナトウチソウ】バラ科

 【赤物:アカモノ】ツツジ科 実になっていました。

 須川名物”ゆげ穴”蒸気が吹いていました!

 【金光花:キンコウカ】ユリ科 この花が咲き出すと山は盛夏です。

 【綿菅:ワタスゲ】カヤツリグサ科 

 【鳥足升麻:トリアシショウマ】ユキノシタ科

 【鬼薊:オニアザミ】 キク科 日本海側の山地に群生します。

 【サンカヨウの実】

 【顎裏白瓔珞:ガクウラジロヨウラク】 ツツジ科 ウラジロヨウラクの変種,顎が長いのが特徴で東北地方に多いようです。

  【裏白瓔珞:ウラジロヨウラク】 ツツジ科

【白山石楠花:ハクサンシャクナゲ】 ツツジ科

 【赤実の犬黄楊:アカミノイヌツゲ】モチノキ科

 【深山竜胆:ミヤマリンドウ】 リンドウ科

 【白山紗参:ハクサンシャジン】キキョウ科

 【山井:ヤマイ】 カヤツリグサ科

 【昭和湖】

【名残ヶ原:キンコウカ群落】

須川登山口から、頂上を周回して温泉で汗を流してさっぱり!

明日は、月山です。

 

 

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きままな山旅

2014年12月18日 | 東北の山登り

11月23日~26日

キャンプしみながら、地図読みと晩秋の東北の山を楽しんでいただきました。


1日目 阿武隈山系の鎌倉岳(967m) 往復2時間の山で、地図と地形、現在地の確認などしていたら??

あっという間に、4時間過ぎてました。

地形がちょっと複雑すぎたようです??

2日目 今日は、わかりやすい地形の山「蓬田岳」 で

昨日の復習。おかげさまでスムーズに地形、

地図を理解していただいたようです?

午前中に、蓬田岳を登り終えたので、

夏井川渓谷"新緑とヤシオツツジの咲くころ"、

"紅葉"の時期、一度訪ねてみてください!

 夏井川渓谷経由で

きれいな渓谷「背戸蛾廊」

震災で一時入渓禁止になっていましたが、

トッカケの滝まで楽しめるようになりました。

当面全コースを楽しむことは出来そうに無いようです。

3日目

快晴、こんな天気に地図読みもないだろうと、

ゴンドラを利用して安達太良山へ

5日前の様子とは大違いです、

うららかな日差しの中頂上からの展望を楽しむことが出来ました!

明日から、大荒れの天気予報がうそのようです?

4日目

雨の中山に登るのもということで、

岩手県遠野市 ”遠野三山”のひとつ「六角牛山」へ

山頂まで2キロ足らずの山ですが、

「熊に注意!」の看板に偽りなし

熊のウンチが十数個登山道脇に落ちていました!!

お疲れささまでした。


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