昨日、11月の連休にプレオープンした蔵王スキー場・熊野岳周辺で、現在登山ガイドを目指してるメンバーI君とサポート役Aさんの3人で積雪期ルートガイディングの練習を行なった。 ガイド試験は、1年を通じ様々な角度から試される。今春,筆記試験に合格。夏に無積雪期ルートガイディング検定、秋にレスキュー検定、12月に積雪期ルートガイディング検定、1月に雪崩技術対策検定、2月にスキーガイドの検定と筆記・実技検定を1年かけクリアーしてゆく、来年の4月には合否がわかる。
心配されていた、天候も安定。熊野岳頂上付近の岩場でゲスト役のAさんがI君とロープを結び合い登ったり、下ったり、時々ゲスト役がわざとスリップ、滑落、滑落者の引き上げと縦横無尽に斜面を歩き回った。
わたくしとサポート役のAさん、会設立第一号の合格者となるか?ついつい練習にも熱が・・・!。
山岳ガイドって、資格を手にした後のほうが大変なこと、わたくしもAさんもよく知っている。
ガイド資格取得はスタートラインに立つためのもの、資格取得後も3年毎の日本山岳ガイド協会資格更新研修履修や地方所属団体の年数回のガイド研修、各々感性を磨く山登りと、生涯山との関わりが続く。
I君、来年は『ガイドって、何?』と自問自答しながら、自然、山、ゲストのみなさんから喜怒哀楽をいただき、終わりのないガイドの道のりを歩むことでしょう!