6月30日
今日は、秋田駒ケ岳八合目から通称“ムーミン谷”を通って岩手県・国見温泉までミニ縦走。
“秋田駒ヶ岳”どんな山と問われれば“花の山”と自信を持って即答できる山。だからなのでしょうか、平日のこんな梅雨空の中でも雨に打たれながら多く登山者の姿が。
わたしたちも、心ワクワクさせながら雨具を着、ザックカバー、スパッツと雨音を聞きながら準備を進める。花だけでなく四季を通じ魅力尽きない山でもある。
八合目から歩きはじめ、ベニバナイチゴ、ハクサンチドリ、キバナノコノツメの花が続き、ミヤマダイコンソウの群落が現れる、レッドデータブックに登録されているというオノエランがそここに点在、こんなに多く咲いてるのはここぐらいでは。阿弥陀池周辺はヒナザクラ、ムシトリスミレ、ミヤマキンバイなどの群落が続く、頂上を踏み“ムーミン谷”と呼ばれている馬場小路へ急坂を慎重に下る、振り替えればシラネアオイの群落、谷底の木道両脇は残雪と見間違うようなチングルマの群落、
大焼砂の斜面にはコマクサの群落と続く、
昨日の早池峰山には様々な花が咲き乱れ花のモザイク模様で楽しませてくれた。今日の秋田駒ケ岳は花が一種ごと見事な群落で出迎え、その豊かさを誇示するかのように出迎えてくれた。
今回は、同じ会のガイド仲間が開いている、安比高原・"ペンションあるぺじお"をベースに北東北の山々を楽しむことができた。
朝食はこのような様子、夕食はご想像にお任せ。
ぜひ、山の宿としてご利用を、満足度100%間違いなし。