山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

岩手の山 鞍掛山(897m)

2015年02月18日 | 東北の山

2月15日

今日は、"岩手山"展望の山として知られている、

滝沢市にある”鞍掛山”へ登ってみました。

前日の降雪と

登山者の少ない東側コースから登ったので

楽しい、膝下までのラッセルもおまけにつきました。

期待していた、岩手山の展望は望めませんでしたが、

人気な山だけあって、登山者も多く、

沿岸の山とは違い、にぎやかな山登りになりました。

 

 

参加いただきありがとうございました。

 

冬型の気圧配置、強風に悩まされ、

 

予定通りとは行きませんでしたが、

 

”岩手県沿岸の雪山”も楽しんでいただき、ありがとうございました。

個人的には、

沿岸の山をお客さまと歩け良かったなと思いました。

一日でも早く、

”復興”という文字が消えることを祈念しております。

 

追伸

 

2月16日

 

夏油高原スキー場で、スキーを楽しもうともう一泊したのですが、、、

 

盛岡市内からは、岩手山がくっきりと姿を現しましたが、

 

風が強いようで雪煙があがっていました。

 

案の定、スキー場は、風が強くゴンドラは運休となりました。


 

 

 

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湯治

2015年02月18日 | 東北の山

2月14日

今日も、山は大荒れの様子です、

というわけで、

鉛温泉・藤三旅館湯治部で”湯治”です。

平野部は、時折日が差すような天気なのですが、、、

昨日から、冬型が強まりはじめ、山はあきらめ、、、

それにしても、東北の山登りには、

リーズナブルな、

湯治宿は欠かせませんね!!

 

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 岩手の山 霞露岳(514m) 本州最東端の山

2015年02月18日 | 東北の山

2月13日

今日は、五葉山を登る予定でしたが、、、

朝から、岩手県沿岸にも”暴風雪”警報が発令、

五葉山の山頂付近からは雪煙があがり、

いつの間にか、雲に覆われてしまいました。

予定を変更して、”霞露岳”へ向う途中、

大槌町の”蓬莱島”に立ち寄ったのですが、

強風と波しぶきで島がかすんでいました。

”霞露岳”は、

山田町にある東北百名山の一つで、

登山道のある山では本州最東端の山です。

登山口は、2箇所ありますが、

 今日は、海抜0m・漉磯(すくいそ)海岸から

登るコースから登ることに、

波しぶきが岸壁のぶつかる

「ドッドーン!」という低い音を聞きながら、

赤松とブナの巨木の急坂を一気に登りつめ、

そこから、船越半島を横断するように小ピークを5つほど

越えると山頂があります。(約2時間)

山頂からは、陸中海岸・船越半島に囲まれた、

山田湾がきれいに見える山です。

山田湾沿岸には、山田町の市街地がありました。

かつての町の跡は、赤茶けて見えます。

山田湾から見える、

霞露岳の山名の由来は、

夏の三陸沿岸特有の濃霧に包まれ、

「霞」のようにはかなく消え、

朝の「露」のように海上からその姿を現すことから、

生きとし生きるものの

命の儚さを

この二文字にたとえられたとも

言われています。

また、”カロ”は

アイヌ語の”乳房状”のという意味を持ち

この名がついたともいわれています、

宮城と福島にまたがる

”鹿狼山”(かろうさん)も同じ意味から

転じた山名の山のようです。

命の儚さの名を持つ山とリアス式海岸の美しさから、

自然の無慈悲、無常さを教えていただいた一日に、

今日は、東日本大震災から3年11ヶ月と2日目になりました。




 

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岩手の山 氷上山(875m)

2015年02月18日 | 東北の山

2月12日

今日は、岩手県陸前高田市にある

”氷上山”に登ってみました。

麓にはかつて金山があり

千年以上も前の歴史に出てくる山で、

山頂からは、広田湾、大船渡湾が

俯瞰できます。

頂上近くの祈祷が原には、

りっぱな避難小屋もあります。

東日本大震災以前に出版された

「東北百名山地図帳」(山と渓谷社刊)には、

『日本百景にも数えられている

”高田の松原”の背後にそびえる山』と、、、

書かれているのを読むと悲しいです。

今、頂上から見える景色は、

かつての陸前高田市街の中心地、

日本百景の一つ高田の松原のあった場所

そこは”茶色の跡地”になっています。

その方向からは、

「ダダダッ!」

「ガンガン!」と乾いた建設機械の音が

響いてくるだけです。

山から下りて、

”かもめの玉子”を

翌日の行動食にと買いもとめ、

震災前に何度か泊まったことがある

大船渡市碁石海岸にある

温泉民宿”海楽荘”に向いました。

幸いにも津波にあわず

もとのままで営業を再開していました。

漁師民宿だけあって、新鮮な魚料理に、

名物”マグロの兜煮”と

以前と変わらぬメニューに、

安堵した一日でした。

因みに

"海楽荘” 1泊2食6500円(温泉付)です!

機会がありましたら、

観光かねて

一度、訪ねてみてください!

 

 


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夏油高原スキー場

2015年02月18日 | スキー

2月10日~11日

予定がキャンセルになり、

ちょっと、

”夏油高原スキー場”へと出かけて見ました。

この日の、スキー場トップの積雪深4m50cm。

10日は、猛吹雪でしたが、、、

深雪を楽しむことができました。

夜は、夏油高原スキー場に併設されている

宿泊施設、温泉付スキーヤーズベット

1泊2食付5000円 お得なリフト券パックもあります。

11日は、休日と重なり

朝からゴンドラ乗り場前には

パウダースキー狙いの

スキーヤー、スノーボーダーの

長蛇の列です!

山スキー、BCスキーをはじめようと言う方には、

近くには、兎森山という小ピークもあり、

”ちょっとシールでハイクも楽しめ(要:登山届)”、

”サイドピステの深雪も楽しめ”てと

調度よいゲレンデです。

 

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