山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

九州の山々

2016年11月23日 | 登山 山歩き

11月14~21日

フェリーの九州復興割を支援するやフェリー舟遊プラン、復興支援宿泊クーポンなどを利用させていただき

総走行距離3000キロ、クルマで九州の山々を訪ねてみました。

15日

800㌔17時間かけて大阪南港到着、ここからフェリーで鹿児島県志布志湾へ渡ります。

16日 志布志湾から霧島連山・韓国岳(1700m)

えびの高原から霧島山最高峰”韓国岳”名前の由来となった

韓の国(朝鮮半島)まで見渡せる山から来たそうです。

あいにく、海までは見えませんでした。

霧や霧氷の多い山から由来している”霧島山”にしてはいい天気に恵まれました。

大浪池

神話の世界にも出てくる”高千穂の峰々”

ミヤマキリシマにも偶然出会うことができました。

”えびの”高原の名の由来

このエリアに多いススキが噴気ガスによってエビ色(葡萄色)に見えるところからきたそうです。

普通の色合いのススキが光っているだけです。

 早々に下山して、薩摩指宿市へ移動

17日 九州最南端の山 開聞岳(924m)

常緑樹の森の中、

飽きるような登りが続く山ですが、

山頂からの眺めは最高です!!

その秀麗な円錐形の山はいつまでも眺めても

どの方角から眺めても飽きない山です!!

 下山後、神話の町宮崎県高千穂町まで400㌔移動

18日 神武天皇の祖母・豊玉姫を祀る信仰と展望の山・祖母山(1756m)

林道も長く、地味なイメージの山ですが、とても登りやすい山でした。

登山口から山頂まで丁寧に距離を10等分した標識が続きます。

気圧の他の接近で展望は臨めませんでしたが、

雨にも逢わず無事登ることができました!!

早めに、下山できたので、神話、古事記の世界にに出てくる

超古代の神社・高千穂神社

天岩戸神社を参拝して

 大分県湯布院へ300㌔移動

19日 「豊後風土記」、「万葉集」にもでてくる”久住山”(1787m)

未明から激しい雨、雷鳴が轟き停電になったりと登山できるか

不安でしたが予報通り10時頃には前線も通過

『古事記』

「筑紫の日向の高千穂の久士布流多気・・・・・」

など「クシフル」から「くじゅう」と名がついたともいわれいる山。

濃霧の中、牧野と峠から山頂を目指してみました。

最終日も、雨具着なくて済みそうだと思っていら

山頂を後にした途端、風が強まり雷鳴が轟き

雷雨の洗礼を受けましたが、無事下山。

100座目の阿蘇山いつか登れる日が来ると思います!!

下山してはじめてその山容を見ることができました。

帰路は、別府湾から瀬戸内海を航行して

瀬戸大橋を越え

明石海峡大橋を越え

大阪南港へ無事到着

九州の山々、

古から歴史を重ねてきた山がたくさんあり、

道標や登山道も整備されていて地元の人々に愛されていて

気持ちよく登ることができました。

おつかれさまでした、ありがとうございました!!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする