夏の蔵王・雁戸山

7月22日
台風の影響もなくなり、久しぶりに蔵王の地図調査に出かけてきました。

足元に咲いているツアリドウシの小さな花を見ながら、

ただただ登るだけ。

今回は、北蔵王・雁戸山へ通じる笹雁新道から北雁戸山へ登り旧笹谷街道を下ってきました。

ブナの実がたくさんついていたので今年の秋はツキノワグマは安心できるだろうなと想いながら・・・。

あいにくのガスで視界不良、八丁平周辺は今冬の大雪の影響で倒木が折り重なるようにあちこちで登山道をふさいでいました。

台風6号に感謝！！

7月19日から、富士登山ガイドの予定でしたが、
台風6号の接近で中止となり、7月2日から16日まで、移動・登山を繰り返してきたけどしばらくお休みとなりました。
台風の接近のせいか、山形はめっきり涼しくなりました。

今度は、5日間連登です～！

7月11日
10日夜に帰宅、11日は久しぶりの避難小屋泊の朝日連峰縦走の食材買出しや装備の準備です。自宅には“扇風機もエアコンもね～！”とにかく暑い、暑い。

7月12日～14日　朝日連峰縦走

朝日に輝く大朝日岳

東北地方の梅雨明け宣言が出されたのですが、相当量の降雨だったので大気が不安定な朝日連峰エリアです。

静かな古寺鉱泉

月山遠望

雷雨を用心して本日も早朝出発です。今日は、古寺鉱泉から大朝日小屋まで、途中ヒメサユリはじめ多くの花が咲き乱れていましたが、

ヒメサユリ

サラサドウタン

ミヤマコゴメグサ

震災の影響なのでしょうか登山者の姿をほとんど見かけません。水量が戻った銀玉水でたっぷりと水分補給と自炊用の水５リッターほどを背負い小屋と向かいました。

13日　大朝日岳から朝日を眺め、

影朝日に感動。

今年も大発生するのでしょうか？ウエツキブナハムシ殿

今日は狐穴小屋まで快適な花稜線の山歩き、わたくしは戦国時代末期に活躍した上杉景勝家臣の直江兼続の指示でつくられた朝日軍道に思いを馳せながら、花や景色を楽しみ、唄を口ずさむお客様をつかずはなれづ見守りながらのガイドです。

アカモノ

チシマギキョウ

ハクサンフウロウ

ミヤマリンドウ

オノエラン

14日　あっという間に縦走最終日。どっしりとした以東岳を越え、

神秘の大鳥池を俯瞰しながら、

白く真っ直ぐ伸びやかに育っているぶなの森を抜け

ぶなの森から湧き出る清水でノドを潤し

泡滝ダムへとたどり着きました。

大朝日岳から大鳥池まで2日間歩いて、出会った登山者は一人だけ、とても静かな縦走でした。

7月15日　鳥海山

朝日縦走を終え、鉾立から鳥海山を往復です。あいにく終日ガスが漂い、下山近くになりようやく山が姿をあらわしました。

本日は、縦走の疲れもあり、11時間行動となりました◎

７月１６日

好天が続き順調に予定も消化し予備日が残り、

朝一番6時30分のバスに乗り、秋田駒ケ岳から乳頭山を歩いてみました。

ちょっと花の盛りを過ぎた感じの秋田駒ケ岳周辺でしたが、

ニッコウキスゲがとてもきれいでした。

湯森、笊森、千沼ヶ原を越え

乳頭山へ、

そしてブナの森が広がる

孫六尾根を下り、長いようで短くもあった五日間の山登りが終わりました。

リフレッシュできましたか？　お疲れ様でした！！

四国のみなさんと 北東北の山歩き！！

７月８日～10日
６日まで、北アルプスの山歩きを終え、800キロほど北上八幡平・岩手山・早池峰山と久しぶりの花めぐりの山旅です。今回は四国の小さな旅行社㈱旅八様からの初仕事、宿は安比高原にあるペンションあるぺじおです。
８日は、梅雨前線が北上風雨の八幡平。

シラネアオイ

９日は、雨にはあたらなかったけれど、諦めかけた人もいましたがみんなで励ましあって、11時間近くかけて、ガスの立ち込める岩手山頂上を踏み、

焼走りのコマクサの群落に癒されてきました。

コマクサ

焼走りのコマクサ群落

10日は、ハヤチネウスユキソウはじめ多くの貴重な花に誘われるように

ハヤチネウスユキソウ

アズマギク

ホソバツメクサ

ミヤマシオガマ

ミヤマオダマキ

早池峰山の頂上へ。

3日間、三つの山に登れ、ホントに良かったですね！

お疲れ様でした◎です。