たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「船頭小唄」

2023年07月01日 18時48分04秒 | 懐かしいあの曲

昭和30年代前半、北陸の山村の、1学年1クラスの小さな中学校を卒業したが、卒業時の「謝恩会」で、同級生が歌った「船頭小唄」を、ふっと思い出してしまった。
70年近くも前の話であり、ほとんど記憶曖昧になっていて、どこまでが事実だったかも不明だが、当時、その学校では、毎年、卒業時には、家庭科?教室(畳敷きだった気がするが)で、担任教師と卒業生全員が集まって、「謝恩会」なるものが行われる慣例が有ったのだと思う。
「仰げば尊し」の歌詞ではないが、「我が師の恩」という雰囲気有り有りだが、だいそれた催しではなく、簡単な駄菓子、飲み物程度を用意、教師、生徒、夫々、思い出等を語り合う場だったと思う。アトラクションとして、担任教師や生徒の何人かが、歌を披露したりもしたような気がする。
手を上げて、すすんで歌った者もいれば、指名されて否応なく歌わされた者もいたはずだが、S男という、普段大人しく真面目な優等生?が、およそ、イガグリ頭の中学生が歌う歌ではなく、ほとんどの生徒にはまったく馴染みの無かった、森繁久彌風の「船頭小唄」を歌い、皆 びっくり、どよめいた記憶が脳裏に焼き付いている。どこでどうやって覚えたものやら、中学生にしたら 渋過ぎ?な歌、髭面で朴訥とした風貌の担任I先生への、彼なりに考えた謝恩歌だったのかも知れない。
とにかくど田舎の中学生のこと、当時は、森繁久彌?という名さえも、よく知らずだったような気がするし、まして、「船頭小唄」等、知る由もなかったのだと思う。後年になって、映画「社長シリーズ」?等で、有名な大スターとしての森繁久彌を知るようになったのだったが、中学の卒業時の断片的な記憶が炙り出され、森繁久彌の名を見聞きするたび、「船頭小唄」を連想してしまう類になっているのだ。

今更になってネットで調べてみると
「船頭小唄」は、元々、1921年(大正10年)に、野口雨情 作詞中山晋平 作曲、で作られた、民謡 「枯れすすき」だったのだそうだが、1923年(大正12年)に、女優の中山歌子が、初めて、「船頭小唄」としてレコードに吹き込み、以後、次々と多くの歌手が歌い、大流行した、大正後期から昭和初期の流行歌だった。
それが、戦後になって、1957年(昭和32年)に、映画「雨情物語」の主題歌として、森繁久彌が歌い、「枯れすすき」が「人生の哀愁」と重なる歌として共感を呼びヒット、大正から昭和に繋がった流行歌(歌謡曲)だと言える。

「船頭小唄」 森繁久彌  (YouTubeから共有)


植物の生命力・・・、

2023年07月01日 10時31分45秒 | 暮らしの記録

足の踏み場も無いような我が家の猫額庭の通路で、どんどん育ってしまっていた「ダチュラ、チョウセンアサガオ」が、開花しているのに気が付いた。
元々は、妻が、散歩・ウオーキングの途中に拾ってきた種をプランタに蒔いて、育て、毎年花を咲かせて楽しんでいたものだが、昨年、そのプランタは移動し、片付けたのだという。
にも拘わらず、その根っこが地面に残っていたようで?、あるいは、種がこぼれて発芽したのか?通路で再生、今年も大きく育っている。
「あんた、図体デカくて、邪魔なんですけど・・・」
咲いてしまっては、咲き終わるまでは、無下にも出来ず・・・・、
我慢するしかなし・・・、
「ダチュラ、チョウセンアサガオ」は、数年前に初めて、散歩・ウオーキングの途中で見掛け、初めて花名を知り、以後、毎年、カシャ、カシャ、撮っているが、今年は、猫額庭の「ダチュラ、チョウセンアサガオ」が、先行・・・・、


振り返り記事「咲いてるー!」
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読めない書けない難漢字 No.60

2023年07月01日 06時52分52秒 | つぶやき・うんちく・小ネタ・暇つぶし・脳トレ

普段、会話や文章で、あるいはテレビやラジオ、新聞等で、ごく普通に使われている言葉で、誰でも知っている言葉の中にも、いざ、咄嗟に漢字で書けと言われると、「???」となってしまう言葉が、結構有るものだ。
もちろん、漢字検定何級、漢字クイズ王なる人達にとっては、御茶の子さいさいなのかも知れないが、一度や二度、聞いても、教えてもらっても直ぐそのそばから忘れてしまう類の爺さんは、たまたまそんな漢字に出会うと、「へー!、そうなんだ・・」、その都度、目から鱗・・・・、になってしまう。
今は、有難い世の中、漢字不勉強で語彙力の無い爺さんでも、PCやスマホの漢字変換ソフトのおかげで、ブログ等には、読めない、書けない難漢字であっても、平気で、知ったかぶりして書ける時代だが、「じゃ、実際、自分で読んでみろ、書いてみろ」と、問題に出されたら、降参してしまうこと多しである。


昨日読み終えた、平岩弓枝著の時代小説の表題は、「日光例幣使道の殺人」だったが、物語の筋書き上、終始、「例幣使」の文字が使われている。特別、難漢字でもなく、フリガナ等無くても、読める漢字ではあるが、老眼、視力減退の爺さん、「幣」の字がどうもはっきり見えず、拡大鏡を使って確かめた。「貨幣」の「幣」である。子供の頃から、目にしている漢字であり、日頃、ブログ等には、漢字変換ソフトのおかげで、さらっと書き込んでしまっているが、じゃ、その「幣」、自分で書いてみろ!、と 突然言われると、大体の漢字のかっこうは思い浮かぶものの、エーっと?、エーっと?、どうだったかなあ・・である。しっかり、覚えた記憶も無く、どうも、これまで、自分の手で書いたことが無かったような気がしている。












(漢字)

(意味)

(1)神前に供える、絹、ぬさ、しで、   
(2)通貨、お金(貨幣、紙幣、造幣、幣制)

(書き順)
(ネットから拝借)

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